2019年2月24日日曜日

響きの森からぐるっと一泊 氷ノ山 二日目

【山域】中国山地
【登山方法】雪山
【天気】晴れ(智頭町15/-2℃)
【距離】9.1km(全体11.7km)
【コースタイム】
氷ノ山越避難小屋(6:30)-仙谷登山コース合流点(7:20)-氷ノ山山頂(8:00/8:15)-氷ノ山三ノ丸(9:00)-リフトトップ(10:10)-ゲレンデ駐車場(11:00)-駐車場(11:30)

 朝4時に起きた。昨日夜21時には寝た。んで、だいたい6時間寝たんで、自然に目が覚めた。でも、小屋の中も外もシーンとしてる。人が活動している気配がない。2階の人たちは、20時前に寝てたよな。さすがに5時になっても、まったく準備する様子がない。5時過ぎたんで、もういいだろうとご飯を作り出す。朝食は、昨日の鶏肉と人参、ネギを追加して大分名物五木庵だんご汁を作って食べた。
 6時30に出発する。予定より1時間ほど遅くなったけど、こればっかりは仕方ない。団体さんは、自分が出発するころに朝食を作り出していた。頂上までの往復はすると言っていたけど、ガイドさんだけが荷物持って、貴重品のみの空身で往復かな。久しぶりに朝焼けを見た。
 ちょっと雪山らしい尾根を歩けて、うれしくなる。かわいい雪庇があるな。踏み抜く心配もないない。スノーシューがないと沈み込む。山頂小屋が見えてる。歩けば歩くほど、近づいてくるのがわかるのがうれしい。
 一度下りるのか。朝日をバックにした山頂小屋がかっこいい。昨日とうって変わって調子がいい。ゆっくり寝たからかな。普通に歩けている。これならだいたい2km/hくらい出てるだろう。
 こしき岩の下をトラバースする。けっこうスノーシューで、横切るのは面倒くさい。MSRのかっこいいスノーシューじゃないんで、TUBBSの古いスノーシューなんで、スパイクが弱っちい。キックステップでステップを慎重に刻んで進む。
 こしき岩を過ぎると、すぐに山頂に着いた。当然の記念写真を撮る。武奈ヶ岳で壊れかけたデジカメ君は、まだいける。もう次は、スマホオンリーでいいから、限界まで頑張ってもらわないといけない(笑 ちょっと風が強くて、またカメラが飛ばされないかとヒヤヒヤしながらセルフポートレート。
 よっしゃー伯耆大山が見えた!この冬は行くことないけど、お姿見れて嬉しく思います。もうすっかり早春の雪山だ。残雪期だな。小屋の中には、3人ほど人がいるようだ。昨日夜見えた明かりは、きっとこの人たちの明かりだったんだろう。
 小屋の中で一休みして、次の三の丸を目指す。振り返ると小屋からの斜面がかっこいい。スキーに向いてるな。どうやってコースどりするのが一番楽なバックカントリースキーになるか考えようっと。
 広い雪原を登っていく。このあたりは、テープもなく、吹雪いたら、やっかいだな。雪の最盛期なら、この木がスノーモンスターになっているのかな。前回よりも付着した雪が少ないんで、なんとも言えない。なかなか最高の時期に来れていない。
 三の丸に到着した。このあたりは、3年前と積雪量が変わっていないな。稜線は、やっぱり風で雪が飛ばされて、そんなに雪がつかないのか。
 3年前と同じようにここのトイレは使えた。もう急ぐ理由もないので、バルコニーに上がって、コーヒーを淹れてゆっくりする。もう寒くないし、すっかり春だな。暖かくなるのは嬉しいが、雪がなくなるのは寂しい。
トイレOK
 きれいな斜面が広がっている。こりゃ、やっぱりスキーで来るべきだな。I Shall return Mt.Hyounosen. 来年か来週か、どうしようかな。深入山、吾妻山、大山と行かないといけない宿題が残っている。
 と思っていたらバックカントリースキーヤーが、クライミングスキンをつけて登ってくる。うらやましい~。家帰ったらクライミングスキン修理しないとな。GWに東北に行くつもり。
 細尾根の急登になってきた。道が集約されてきた。どんどん登ってくる人とすれ違う。なんだか大量の人が来るな。前に来たときは、誰もいなかったのにな。すげー来るぞ。この前の武奈ヶ岳なみに人がいる。
 予定通りお昼前には下山できるな。下山したら何食べようかな。帰りは、たつの市方面に行くからな。少なくともお好み焼き以外にしよう。振り返り振り返り、後ろ髪ひかれながら下山していく。
 どんどん人が登ってくる、なぞが解けた。どうもこのわかさ氷ノ山スキー場のリフトは、登山者を乗せてくれるらしい。3年前に来たときには、スキー場が休業中だったから、人がいなかったのか。なっとく。じゃ、バックカントリースキーヤーでも大丈夫かな。
 今日は、スキーヤーやボーダーでにぎわうゲレンデの隅を歩かせていただく。誰も歩いていないけど、いまさら後には引けないし、下りだけリフトに乗る方法を知らない。できるだけ迷惑をかけないように植林帯とゲレンデの際を下っていく。
 コースとしてあっているけど、このまま行くとゲレンデを横断する。しかし、行くしかない。幸いなことに、激混みスキー場ではないんで、上を見ながら注意深くゲレンデを横断する。
 リフト下をくぐる。ここは道だし、いいんだろう。でも、色んな人が滑り降りていく連絡通路なんで、隅っこをこっそりと歩いていく。すいません、すいません...太宰治的な小心。
 国道482号の舗装路を歩いて車まで戻る。この1km30分の道のりが地味に辛い。ゲレンデを下り終わって、着いた感を得てからの歩きだからな。もう気分はゴールしたのに、延長線に入る的な。
 響の森に下山届を出して、荷物を整理して温泉へGO。いやー、楽しかった。天気も良かったし、新雪にも出会えたし、言うことなし。

氷ノ山自然ふれあい館 響の森 20台くらい(館内にトイレあり)無料
若桜ゆはら温泉ふれあいの湯 400円
堰堤芸術
服装メモ
EXPアンダーウェア+薄手フリース+アウタージャケット
EXPアンダーウェア+アウターパンツ
アンダーグローブ+フリースグローブ+アウターグローブ
スノーシュー

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