2018年10月28日日曜日

四万十源流の碑を見た 不入山

【山域】不入山系
【登山方法】登山
【天気】晴れ(津野町20/9℃)
【距離】4.2km(途中から:参考値)
【コースタイム】
駐車場(8:00)-四万十川源流点(8:20)‐林道分岐(8:40)-不入山山頂(10:30)-林道分岐(11:00)-四万十川源流点(11:20/11:50)-駐車場(12:00)

 今日は会のお仲間と日帰りの山登り。一度登ったことはあるけど、あのときはGPSを持っていくの忘れてトラックを記録できず、リベンジ再びで行ってきた。登山口には、宮沢喜一総理の書「四万十川 源流之碑」が待っている。
 この日は、龍馬脱藩トレイルレースが開催されていて、ランナーが時々下山してくる。だいたい100人くらいの参加者だそうだ。こっちは先を急ぐわけでもなく、下り優先でのんびり登っていく。
 案内通りの時間で、源流点についた。この標識を立てたときには、”渡川(四万十川)”という表記だったんだ。しかし、源流点って何をもって、そう判断するだろうな。一番長い支流なのかな。
 4年前と同じで標識はきれい。ただ道の整備はいまいちのよう気がする。せっかくの四万十源流の山なのに、なぜほったらかしなんだろう。観光資源じゃないのかな。
 あいかわらず笹がうるさい。踏み跡はそれなりにわかるが、笹は伸び放題でガサガサと進む。計画書にもきちんとゴーグルとグローブを持ってきなと書かれていた。もちろん前回の反省を踏まえて、沢用グローブとランニング用クリアレンズのゴーグルを持っていった。
 藪をぬけると、苔むした原生の森のなかを歩いていく。きれいだな。やっぱり森はこうじゃなくちゃ。実に日本的な山の光景だ。湿度が高く、温暖な気候が作り出す優しい自然だ。
 不入山全体が色づくような紅葉ではないが、ワンポイントの紅葉もいいもんだ。写真がうまいと、もっといい景色を切り取れるんだろうけど。まっ、記録より記憶ということで。
 前回と同じ幽谷コースで登った。今回は、最後まできちんと登山道で行けた。なんで前回は、トレースできなかったんだろうな。今日改めて登ってきても、特に迷うような場所もなかったな。
 椎茸みたいなツキヨタケ。倒木に生えるとますます椎茸みたい。とりあえず3個ほど持って帰った。家で図鑑とネットで調べたら残念ながらツキヨタケと判明。軸を縦に切ると、例の黒ずみがあった。あと軸に輪があって、ツキヨタケの特徴を備えていた。あーあー、残念。後はスギヒラタケ:食用不可?があったくらいだったな。
 頂上からの景色は、なかなかいい。やっぱりきれいに見えている須崎の海は、写真には映らず(;_;) でも、一眼レフ買うほどお金持ちでもないし、体力もないし、途中で雨にぬれてもやだし。一眼レフって、山に使うにはなかなかハードル高い。
 反対側には、まるで雪山のような鳥形山が見える。モノキュラーを借りて見ると、ダンプとパワーシャベルとか見えた! Hさんの話によると無人の自動運転ダンプらしい。おお、そいつを近くで見てみたい。それにしてもきれいに白い面がでてるな。
 なんだけ団体さんが登ってきた。10人くらいはいそうな、大パーティだ。狭い頂上だし、先にお暇しようと下山を始める。レースのおかげで、コースになっている登山道は、笹がきれいに刈られていた。歩きやすい。
 レースのコースを示すテープが貼られていた。標識は笹に埋もれてる(;_;)、ここも登山道は、きれいに笹が刈られている。レースさまさまです。やっぱりうるさい笹がないと歩きやすくていい。
 源流点に戻ると、コーヒーブレイクタイムとする。コンビニで買ったおにぎりを食べる。Tさんからコーヒーを頂く。ブラックコーヒーは大人の味だ(笑 やっぱりコーヒーは、スタバのように甘くないと。
 ちょっと長い休憩のあと、10分ほどで車まで戻った。あの団体さんは愛媛からだったのか。今日は、なかなか賑やかな不入山だった。

駐車場路肩 3台くらい

赤ビコ水

2018年10月21日日曜日

祖谷の郷土料理 そば雑炊を食べた

 BSテレ東で知った祖谷の郷土料理 そば雑炊を食べたくて、企画した三嶺の小屋泊り。帰りにもちろん寄っていく。番組で紹介されたお店は、祖谷美人だった。人気店じゃないか。でも大丈夫、今日は一人じゃないのでテーブル席でも遠慮はいらない(笑
 幸いお昼を少し回っていたので、混雑が一段落していた。メニューを見ると、えーっとどこにもない。”そば雑炊”の文字がない。まさか、冬季限定メニューなのか、まさか9月に見たんだぞ。店員さんに聞いてみると、「ありますよ」とのこと。なんだ?その不思議なメニューは。お約束の一品でこまわし350円)とそば雑炊(850円)を注文する。
 待っていたものが来たー。おー、徳島だけあって、スダチを入れるのか。具が全て沈んでいてどんなものかわからない。でも、だし汁のいい香りが立ち込める。これは、もう現代の料理に改善されてるな。
 レンゲでアップする。一粒一粒がそばの実か。なるほど米っぽいな。一口食べると、美味しい。小さな豆腐も入っていた。量が少ないのがちょっと残念だ。しかし、その昔食べられていたそば雑炊は、こんなに美味しくなかったろうな。そもそも出汁のイリコがすごく貴重だったろうし、この山奥では塩も醤油も貴重だったろう。とすると本来は、薄い塩味の湯に蕎麦の実が浮かぶような粥だったんだろうな。
 帰り道”道の駅にしいや”立ち寄って、フリーズドライの”そば米ぞうすい”を買って帰る。こちらは1個350円なり。いい自分土産ができた。

三嶺 いやしの温泉郷から往復 二日目

【山域】四国山地:剣山地
【登山方法】登山
【山行日】2018/10/20-21
【天気】10/21 晴れ(三好市21/13℃)
【距離】6.6km(全体11.7km)
【コースタイム】
三嶺ヒュッテ(8:20)-龍神の池:おう地(10:00)-造林小屋廃屋(11:30)-いやしの温泉郷(12:45)

 珍しく早起きしたので、朝日を見てみた。おお、きれいじゃやないか。”ご来光”と”Sun Rise”は、ちょっと違うよな。朝日とご来光もちょっと違う。ご来光と言ったときには、神が宿ってるんだろう。
 朝ごはんはベーコンエッグがメインで、フォカッチャを添える。この前高松で買ったMSRFOLDING UTENSILS フォークとALPINE スパチュラを使う。お、やっぱり便利だ。ALPINE スパチュラ君は我が社のエースだ。
 朝食を食べたら、腹ごなしに三嶺山頂に行ってくる。そう言えば、三嶺って、最後に山とか岳がつかない珍しい名前なんだな。日帰りの人もいて、なかなか賑わっていた。名頃から剣まで縦走するグループがいた。そうかタクシーで帰るのありか。
 小屋に戻って、バッグパックを背負って地形図の”おう地”に向かう。”おう地”って、言葉を今日はじめて知りました。地形図の世界奥が深いぜ。矢印”←”があればそこが”おう地”です。
 目標とするおう地は、菅生コースから直線500m、高度1500mにある。座標で記せば、”N33 50.956 E133 59.859”にある。笹原が広がる景色だ。植林のコースじゃ見れない景色だ。今日は、いい天気だし、こりゃラッキーディだ。
 菅生コースの尾根を外れて、どんどん降りていく。1,500mを目指して降りていく。ぷち冒険だけど経験者とその時のログがあるので、実際は、たいしたことないんだけど(笑
 いい森をワンダリングする。コースと違って、天然の樹々が残っていて、キレイな森だ。うーん、心洗われる風景だ。紅葉もいい。とにかく広葉樹の森が残ってる。日本の森はこれだよ。
 これが”おう地”にできた沼か。沼の底だから”おう地”なのか?誰が調べたんだ。国土地理院の測量院なのか。本当に地形図の世界は奥が深い。最初にこのおう地に気がついた人すごいな。
 これは、天然の椎茸だよね。家に帰って調べたら、秋の椎茸は、軸と傘が冬子(どんこ)化しないと書かれていた。しかも、Sさんの知り合いが、同じ木から採っていて食べたそうだ。もう、完全に間違いない。
 戻りもコースではないので、鹿さんの跡やら踏み跡やらを使って歩きやすいところを登っていく。ピンポイントで、テープがあった。ここから方向変えて降りるよという印かな。
 もうちょいだな。このまま水平移動していけば、降りてくる登山道に合流するはずだ。ここ数年山をさまようようなことをしていなかったので、ちょっとうれしい寄り道だ。しかも藪こぎもないし、楽々だぁ。
 尾根道の正規コースに戻った。登山道とはいえ、ただの斜面に比べれば歩きやすい。やっぱり道は道だ。登山道を整備してくれる人に感謝。
 さすが正規コース、きちんと他の登山者がいる。あれ、昨日、小屋で一緒だった高知大ワンゲル部の人達じゃないか。けっこうゆっくりとした山行なんだな。しかし、さすがバックパックはデカイな。
 ほぼほぼ、登山口に到着した。案内板の”休暇村”とか”菅生”とか”いやしの温泉郷”とかいろいろの表記を統一してほしいだよ。菅生って、下の住所名称なのか。
 捨てられた民家の周りのススキが刈られて、そのススキがまとめられていて、なかなかいい感じのオブジェクトになっていた。まるで噴火している山みたい。もしくはアバンギャルドなおばあさまの後ろ姿のようでもある。
 計画通りのちょうどいい時間に下山できた。さて、祖谷蕎麦を食べに行こう。

登山口駐車場 10台くらい(トイレなし)無料

2018年10月20日土曜日

三嶺 いやしの温泉郷から往復 初日

【山域】四国山地:剣山地
【登山方法】登山
【山行日】2018/10/20-21
【天気】10/20 曇のち晴れ(三好市21/13℃)
【距離】5.3km(全体11.7km)
【コースタイム】
いやしの温泉郷(11:00)-造林小屋廃屋(13:00)-三嶺ヒュッテ(15:20)

 会の例会山行として企画した。小屋泊まりなら荷物も少しい、1日コースを2日にすれば距離も短いしと、かろうじて参加してくれた人一名...やっぱり日帰り企画がよかったかな。でも、冬の前に下見したかったんだよな。一度時間切れで帰ったからな。お、新しい標識がたててある。でもなんだか名頃から登ってくれって書いてないかぁ。
 一番不明瞭なのは、最初の民家跡のすすきの原っぱじゃん。伸び放題で、踏み跡が不明瞭でコースを見失いやすい。でも、ここを抜けて植林帯に入れば大丈夫だ。杉林の中に、トラックがはっきりと残ってる。
 こんな経験は、ここでしかできなんじゃないか。モノレールのレールをくぐる。前回も何度かこのレールの下をくぐったな。積雪でも、さすがにこのレールが雪が埋まることはなかった。
 がっつりと植林された人工林を登っていく。教えてもらったところ杉と檜の混成林らしい。間伐した木がほったらかし。搬出するだけコストがかかるからな。見栄えは悪いが、放置プレイは仕方がないんだろう。
 尾根道に出る。しかし、きれいに植えたな。小屋泊まりだから荷物が軽いし、ゆうゆう。余計な水も持っていない。この前来た時に、名頃コースにある水場も確認してあるんで大丈夫。気持ち遠いが、300mくらいなら仕方ない。何より水がないだけで、2kgは軽くなる。
 えー、ここからか(笑 確かに今までは植林だったからな。登山口と書いていないし、自然休養林登り口だからある意味正しいのかもしれない。この案内板は、このまま放置だろうな。
 この新しい標識によると、だいたい中間地点に来たらしい。標識は、やっぱりありがたいね。標高も書かれていて、便利便利。スマホが普及した今より昔に高度書かれた標識があったらよかったのね、しかし、時代だな英語・中国語・ハングルが書かれてるなんて。
 あれこれって植林じゃねぇ?さっき三嶺自然休養林登り口って書いてあったなのにね。もしかして、看板の設置後に、上まで植林したのかな。でも、尾根道は太陽が当たるので、人工林でも割といい感じ。
 秋は、キノコだね~。これは多分ヌメリスギタケだと思われる。食べられるはずだが、キノコは完全に同定できないと、ちょっと怖い。というかキノコによっては死ぬです。でも、今後の参考のために写真は撮っておく。どっかにキノコ先生いないかな。
 この辺りが、前回来た時にコースを見失う可能性が高いと感じた場所だろう。晴れていて、先が見えていればまったく問題ない。でも、吹雪くとちょっと怖い感じ。コンパス振れば大丈夫かな。
 紅葉もきれい。赤い紅葉がきれい。植林が多いので、山全体が色づくことはないけど、それだけにこの1本が鮮やかに感じる。ダケカンバの林もいい。
 完全無欠の秋山を堪能なり。やっぱり晴れていると気持ちいい。きれいな稜線が続いているな。あと少し登れば三嶺ヒュッテに着く。鹿よけの柵に、人影が見えるくらい近づいた。やっぱり小屋に他の人がいるか。
 三嶺ヒュッテは、いい感じに混んでいて、ギュウギュウではないし、寂しくはないしという感じだった。知らない人と二人きりとかが一番緊張するしな。それにしても、やっぱり小屋は温かい。なんとか夏用スリーピングバッグISUKA AIR 280でいけた。今日の夕食は、鍋焼きうどんなり。餅入れました。
 夜外に出て星を見てみたが、そのときはさすがに寒かった。小屋の外に出るには、風を通さない服は必須です。トイレが小屋から10mくらい離れているのが残念だ。でも小屋に併設されていると匂いがあれか。

登山口駐車場 10台くらい(トイレなし)無料

2018年10月13日土曜日

善通寺 大麻山 大麻山キャンプ場から軽く一周 トレラン

【山域】大麻山独立峰
【登山方法】トレールランニング
【天気】晴れ(高松市22/13℃)
【距離】5.3km
【コースタイム】
大麻山キャンプ場(9:40)-大麻山(10:20)-桜並木分岐(10:35)-竜王社分岐(10:36)-キャンプ場(11:10)

 これが野田院古墳の遺跡みたい。この大麻山キャンプ場がスタート点だ。水場なしという不思議なキャンプ場を整備した善通寺市には何を考えているんだろうとつっこみたい。ランニング・スタイルに着替えて、トレランシューズに履き替えて走りはじめる。
 ストーと地点は、古墳の端っこで、きちんと案内板が会った。しかし、瀬戸内側は、島々が浮かぶ景観がいいね。でっかい松島みたい。最近熱いアートの島々が見える。小豆島にも四国百名山があるんだよな。
 走り始めは竹林の中だった。なんか薄暗いが、暑くなくていい。コースは、大麻山林道の舗装を横切っては、土の道になることを繰り返す。
 林道のゲートは、しまっていた。車は、この先通り抜けできないようだ。チェリーコースは、左に階段があって道は頂上に向かってる。ここまでも意外にコースの針路決めるのめんどくさかった。
 ぼちぼち整備されているが、いい場所にある、割にほったらかし感がある。最初に整備して後は無視って感じかな。人もあんまり歩いてないみたい。踏み跡が弱い。登りは、ほんちょっとしか走れない。
 頂上には展望台があった。下のお祭りの関係か、臨時のパラボラアンテナが設置されて、発電機がまわっていた。放送関係者っぽい人たちが作業をしていた。残念だけど、ちょっと展望台に上がるのは、やめておこう。タイミングわりー。
 あんな立派な展望台があるのに、頂上を示す標識はないみたい(;_;) よくありがちな写真を見習って、三角点にタッチしてみる。ただ標識がないと、どこの三角点かわからないな。じゃあ、子の写真意味ないじゃん。
 桜並木の道を走り抜ける。花見の時期には、お客さんが多いのかな。有料の駐車場もあったし、トイレも設置してあった。もちろん別に公共機関設置の無料のトイレもあった。大麻山林道を通ってぐるっと廻るジョギングコースにはいいだろうな。
 この標識のところで、新工兵道へ降りる。途中にも降りる案内はあったが、道が完全に廃道になっていた。このすぐ手前とここは、まだ人が通っているようだ。ガイドマップと合わせるとここを降りるのが正解だと思う。
 ガイドマップ通りに、竜王社に着いた。水は、かなり濁っていて、竜王って感じはない。どっちかというと亀が泥の中にいそうな感じ。
 社から工兵道中央を目指して、ジグザグに降りていく。ちょっと荒れているけど、テンポよく降りていく。急登だけど、なんとか走ることができる。降りきると十字路に出た。金刀比羅方面には降りていけなくっていた。どっか崩れてしまったんだろう。
 けっこう荒れてる。横滑りして思うように走れない。善通寺市のホームページの紹介からは、想像できないほったらかしぷり。テープもないし、森を通り抜ける時には、ちょっと注意しないといけない。
 森が切れると、瀬戸内海がきれい。瀬戸大橋も見える。讃岐平野らしく、ため池が点在している。山も独特な形をしている。讃岐富士も登らんとな。なんで讃岐の山は、こうボタ山みたいな形が多いんだろう。
 工兵道を抜けると舗装路を走って、キャンプ場まで戻った。走って正解だった。さて、名物讃岐うどんを食べて、ベースキャンプ高松店までお買い物に行こうっと。本当のメインは、好日山荘13%ポイント還元セールに行くことだったりする。
大麻山キャンプ場駐車場 10台くらい(トイレあり)無料

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 雪山に行く時節、ふと準備しているとゴーグルがこんな事態に...フレームのスポンジと上部・下部のスポンジが完全に壊れていた。まあいつ買ったか覚えていない。たぶん10年は使ったかから仕方ない。  いつものように高知じゃ買えないので、いつものamazonでポチリと。いままでより一つ上...