2017年6月15日木曜日

なかなかいい中国・四国地方にはBackcountry skiの遊び場がないな

 高知に引っ越してから、雪があるときにこの本とネットの情報参考にして、8座登ってみた。先週は、三瓶山と扇ノ山を下見した。しかし、残念ながら山スキーにちょっと向いていなかった。今のところ、恐羅漢山と塔ノ丸が遊べるフィールドだったな。
四国地方
 伊予富士、三嶺、塔ノ丸
中国地方
 氷ノ山、扇ノ山、三瓶山、比婆山・御陵、恐羅漢山
 次は、吾妻山深入山に期待するか。霧の中登ることになって日本海を見ることができなかった三瓶山とペアにして秋にまた行こう。夏の車中泊地獄だし(笑い
 福井・岐阜まで行けばフィールド豊富なんだけど。山陰地方の山は、雪が足りないというより、斜度と木の密集度がいまいちなんだよな。スノーシュー登山なら全然いいフィールドなんだけど。

2017年6月11日日曜日

3度目の正直 観光リフトで登る三瓶山

【山域】三瓶山独立峰
【登山方法】登山
【天気】雨のち晴れ(大田市23/17℃)
【距離】4.3km
【コースタイム】
観光リフト(12:45)-女三瓶山(13:00)-男三瓶山(14:00/14:30)-女三瓶山(15:00)-リフト(15:15) 

 雨だ。現地が近づいてきたのに雨が降ってきた。中止にしようかなと思いつつ、解析雨量・降水短時間予報を確認すると12時すぎると晴れるらしい。周遊コースをあきらめて、男三瓶山往復にしよう。少し早いが名物割子そばを食べて時間をすごそう。
 駐車場に車を停めて、テレビを見て12時を過ぎを待つ。よし予報通り雨があがった。さて行くぞ。これで3度目の挑戦だ。まずは往復670円のチケットを券売機で購入して、リフトに乗り込む。
 雨は止んだものの、まだまだお山は霧の中だ。よく整備された遊歩道を女三瓶山目指して登り始める。よく整備されているんだが、切り株はすっかり磨き込まれて濡れるとスリップしやすい。
 リフトを降りて10分もしないで、周遊コースにでた。右に進めば女三瓶山、左に行けば孫三瓶山に向かう。天気がよければ一周したかったな。今からじゃ、ちょっと時間的にムリだろうな。最終リフトは、16:30だからな、一周したら間に合わないだろうな。
 登山道は石畳の道が作られており、女三瓶山までよく整備されていた。周りの草も刈り込んであって歩きやすい。これで天気がよくて展望があれば言うことなしだけど、雨があがっただけ良しとしないと。
 女三瓶は、周遊コースから少し外れている。とは言えわずか2分の寄り道だ。もちろんお約束的に登ってみるが、まったく展望はない。すべて霧に包まれている。展望台が設置されているくらいだから、本当はかなり展望がいいんだろうな。
 女三瓶山から先は、本格的な登山道になった。雨に濡れた下草でパンツが濡れる。でもレインウェアを着るのは暑苦しい。これからどんどん天気が回復していくはずだ。そしたら暑くなるだろう。
 ちょっとした岩場があったり、ロープが張ってある箇所があったりして、結構充実なコースなのね。思ったよりアップダウンあるな。もしかして冬登るならクランポンが必要になるかな。
 兜山というポストが建てられている。兜山は今いるピークなんだろうけど、ユートピアってなんだろう。ガイドにものってなかった。ただ単にユートピアみたいにきれいなところ??
 このちょっと細い尾根道が犬戻しかな?しかし馬戻しは聞いたことがあるけど、犬戻って初めて聞いた。それほど細尾根ってとは思えないし、そもそも犬を何のために連れてきたんだろうか。なぞだ。
 すこし霧が晴れてきて、先が見渡せるよになってきた。お、あれが男三瓶山の頂上だな。展望台らしき構造物が見えた。火口側は結構急勾配で落ち込んでいるな。スキーでドロップできるかギリな角度だな。
 男三瓶山頂上は、わりと広い山頂だった。展望台に立ってみても展望はまったくない。晴れていれば目の前に日本海が広がる予定だったけど仕方ない。30分ほど粘ってみたけどダメだ。雲がどかない。もうこれは雨が上がっただけよかったとするしかない。
 頂上には避難小屋もあって冬に登ったときには助かるだろうな。このあたりがどのくらい積もるのか分からないが、2月に来たときから想像すると頂上で1.5mくらいか。小屋は中もきれいだったが、残念ながらトイレはついてなかった。山頂ということもあって水場もない。
 30分経ったけどやっぱり雲はどかない。あきらめて帰ろう。周遊するかどうか、それが問題だ。ガイドでは周遊3.5~6時間と書いてあった。うーん、時計を見れば14:30、やっぱムリか。
 少し雲に切れ目ができてきた。やった火口跡が見えた。でも、びっしりと木が生えていて、スキーで滑り込むことができそうもないな。やっぱり1万年以上前の火口じゃ、森になるか。
 子三瓶山と男三瓶山の間のサドル部分なら途中まで滑れそうだな。しかし、今まで歩いてきたコースは山スキーに向いてなかったな。でも、スノーシュー使った雪山登山ならご機嫌なコースだな。
 山スキーの下見が目的の一つだったので、雲の切れ間に、それなりに山の状況を把握できてよかったな。なんて思っていたら、また霧がかってきた。ギリギリのタイミングで女三瓶山山頂のアンテナが見えてきた。
 帰りは、女三瓶山には行かず、アンテナ群の全体像だけ写してリフトに戻る。このアンテナがあって、電柱が立っているから、積雪期でもメンテナンスの人が登ることあるのかな。
 リフトに乗って降り始めると、パーッと霧が晴れてきた。いやもうこれはタイミングの問題で霧が晴れるのはわかっていたけど、いつ晴れるのかはわからなかったからな。もう後ろ髪ひかれまくるりでリフトに座ってる。
 紅葉の時期に周遊したいな。もう一度来て日本海と紅葉を楽しもうかな。あ、小屋に泊まれば日本海に沈む夕日を楽しめるか。でも水を担がないといけないのも辛いか。

100台ほど(トイレあり)無料
三瓶観光リフト 大人 往復670円
 営業時間8:30-16:30 休 火曜日(12月~3月は休業)
志学薬師 鶴の湯 300円

自分メモ
尾道 19:30発-高知 22:30着

やっぱり山スキーより雪山登山が向いている山だった。

2017年6月10日土曜日

青下から登って上山高原経由して扇ノ山へ

【山域】中国山地
【登山方法】登山
【天気】晴れのち雨(新温泉町24/17℃)
【距離】20.9km
【コースタイム】
青下駐車場(8:45)-海上・石橋分岐(9:50)-上山高原(10:30)-小ゾッコ小屋(11:45/12:15)-大ゾッコ(12:50)-扇ノ山(13:30/14:00)-水とのふれあい広場(15:00)-小ゾッコ小屋(15:15)-上山高原(15:45)-駐車場(16:50) 

 梅雨の晴れ間を利用して、扇ノ山と三瓶山に山スキー下見に出かけた。氷ノ山は行ってみたが、雪山ではあったけど、いまいち山スキーには向いていなかった。今度はどうだろうかと期待したながら車を運転する。今日はいつもより早く出発したので、瀬戸内海に沈む夕日を見ることができた。
 上山高原ふるさと館を通り過ぎ、青下天満宮(白山神社)に向かう。神社前の駐車場に車を停めて歩きだす。青下集落の奥に進むと古ぼけた案内版があった。ここからどう見ても人の家に向かって登っていく。家の脇に道が設けられていた。
 民家を過ぎると、杉林の裏山に入るような山道になった。道は石畳になっていたり、周りには石垣の名残があったりと古い道をそのまま登山道に設定したようだ。
 今日は少し長丁場だ。本来は青下集落から登らなくても扇ノ山に登れるが、山スキーのための下見なので、間違いなく除雪されるであろう青下集落から登ることにした。夏季シーズンは、車で行ける上山高原までの山道は、もうきちんと整備されることはなさそうだ。
 ふもとで見たエコミュージアムを立ち上げたときに、登山道を整備したんだろうな。この渡り廊下も一部壊れていたが、特に壊れた旨の看板や直すような様子はなかった。
 渡って大丈夫かなと思うぼろぼろの丸太橋がでてきた。もうすっかり廃道寸前の雰囲気だ。ただ丸太を縛っている針金がわりときれいだったんで、最低限のメンテナンスは行われているみたい。
 丸太橋を渡って、登っていくと道が少し開けてきた。さきほどより、よく踏まれているようだ。周りは太いりっぱな松が生えている。誰にも合わない静かなコースだ。
 左馬殿道との合流点に来た。海上・石橋からここまで来ると3.1kmあるのか。海上も除雪されると思われるが、距離が長いので青下を選んだ。尾根筋を登ってくるという点では、もしかしてスキーに向いているかなと思ったんだけど、ちょっと登る距離が長いのと、出発点に駐車場があるかどうかわからなかったのでやめた。
 合流点を過ぎると、いきなり伐採地にでた。なんだろう。なんのために伐採してるのんだろう。もしかして太陽光発電のためかなと想像しながら歩いていくと、放牧地の拡張のためということがわかった。この辺りは、かの有名な黒毛和種但馬牛の産地だったんだ。
 放牧地の中を歩いていくと、山菜採りにいそしむ人がいる。あ、舗装路にでた。ここはふもとから車で来れる場所になったんだ。みなさん伐採地後に生えてくるわらびを摘んでいる。
 上山高原の避難小屋に着いた。小屋にはトイレもあり、中もきれいでいい小屋だ。車で来れる場所にあるということは、積雪期がメインなんだろうと思うが、来る人がいるのかな。
 放牧地からは、ずっと舗装路を歩いて小ゾッコに向かう。地形図を見ると、ショーブ池の近くから登山道があるはずだけど、探せど見つからず。一度通り過ぎて戻って探してようやく見つけたが、完全に廃道と化していた。
 藪漕ぎして行くくらいならこのまま舗装路を歩こう。小ゾッコまで舗装路を歩くことにした。あー、左手に雪が残っている。すげー、もう6月だぞ。この高度で残雪があるなんて、もしかしてかなり雪が降る。1月の氷ノ山はそれほど積雪なかったけどな。日本海が近い分雪が深いのかな。
 舗装路を歩いて、小ゾッコ小屋に着いた。そう言えばゾッコって、どういう意味の言葉なだろうか。場所的に想像すると頂上っぽいけど、正しい意味かどうかわからない。扇ノ山も「おうぎのせん」って読むので、このへんの人は山を「せん」って言うのか。
 予定では、扇ノ山山頂で食べるはずだったけど、すっかりお腹も空いたのでお昼にすることにした。インスタントのチゲスープのもと2個とおにぎり2個を使った簡易チゲぞうすい。
 小ゾッコ小屋から先は再び立派な登山道に戻った。ほとんどの人はここか、姫路公園とかふるさとの森公園から登ってるみたい。ようやく他の登山者に出会うようになった。やっぱり青下から登るのは、かなりマイナーなコース取りだったな(笑
 天然の山毛欅があらわれる。いい感じの森になったな。先ほどの松林や杉の人工林に比べれると断然いい。天然林って明るくて風通しがいい。
 この登山道は、今もきちんと整備されているようで指導標も新しいものに付け替えられている。やっぱり人気があるときちんと整備されるんだろうな。登山コースの選択も多いし。
 山毛欅の森は、明るくて気持ちいい。この森を残雪期に歩くのもいいだろうな。残雪期になれば、青下から登らなくても近くの登山口から登れることできるだろうし。お気楽スノーシューハイクで来るのもいいな。
 頂上が近づいてくると、階段がでてきて一気に高度を稼ぐ。そう言えば、今日はあんまり高度を上げてる感がない山登りだな。楽でいいけど。高度を上げないということは、山スキーで来ても滑れないってことか...
 展望台があったが、いつのまにか全ては霧の中になっていた。天気予報では晴れだったんだけどな。どんどん天気が悪くなってきた。このまま行くと雨が降りそうだ。予定では日本海を見るはずだったのに、天気のいけず~。
 展望台から5分で、扇ノ山山頂に着いた。白い霧に包まれていて、本来展望があるのかどうなのかわからない。山頂広場は、よく整備されていて、ベンチときれいな小屋があった。ただこの小屋にはトイレはなく、近くに水場もないので、泊まるなら水は担いで来ないといけない。
 展望はないが、せっかくの山頂なんで少しゆっくりとする。距離は長かったけど、あんまり高度を稼がないので、そんなに体は辛くない。往復するので、だいたい10km歩くのか。がんばろう。
 帰りは、水とのふれあい広場を経由にしよう。少しだけ変化をつけて見よう。いくらなんでも舗装路で迷うこともあるまい。河合谷登山口の分岐を左に曲がって下りていく。
 水とのふれあい広場に着いた。うわー、なんかこう税金の無駄遣いの典型的な場所だな。誰がこんなとこで、水とふれあうんだよ。水よどんでるし。こんな設備つくるくらいなら、登山者用公衆トイレでも設置してよ。
 舗装路を歩いて、小ゾッコ小屋まで戻っていく。こんな市道くらすの道路にしては、洒落たものが設置されている。やっぱり鳥取は砂丘か(笑 兵庫県は、なんのイメージかわからないな。
 帰りはずーっと雨の中をもくもくと歩いて、車まで戻った。予定外に雨に祟られたな。天気予報では晴れだったんだけどな。
下駐車場 10台ほど(トイレなし)無料
岩井ゆかむり温泉共同浴場 310円
うーん、この山もいまいち山スキーに向いてなかったな。

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