2011年12月31日土曜日

2011年最後はスノーシューで赤面山雪山登山

【山域】那須連峰
【登山方法】雪山スノーシュー
【天気】晴れ後雪(西郷村4/-3度)
【距離】6.7km
【コースタイム】
県道290号路肩(09:00)-下部リフトトップ(10:00)-上部リフトトップ:赤面山登山口(10:50)-赤面山(12:00)-上部リフトトップ(13:00)-県道290号(13:30)

 予定していた旧白河高原スキー場(赤面山スキー場)の駐車場が防風雪柵ですっぽりと覆われていて車を停めることができなかった。仕方が無いのでちょっと広い路肩に車を停めることにした。
 身支度を整えスノーシューで足元を固め登り始める。幸い先行者のしっかりとしたトラックがあったので楽できた。リフトに沿ってジグが荒れたピステに伸びている。吹き溜まりでは先行者のトラックがあっても結構足が沈み込む。今回も喘息の症状が出てしまった。「ゼィゼィ」と喘鳴が出てペースを上げることができない。辛いなぁー。
 喘息に苦しみながら、潰れたゲレンデを登っていく。結構景色が良くて気持ちいい。麓の街並みがよく見える。なんかキラキラしてきれいだな。
 上部リフトトップに着くと、反対側のピステから単独行者が登ってきた。ひざまでのラッセルを続けてここまで3時間掛かったとのこと。いい目印のこのリフトもいずれ撤去されるんだろうな。
 こっちは先行者のトラックがあってよかった。単独行なんで、ラッセルに苦しまずに済んだ(笑 先に進むとボードを背負った3人パーティがいた。彼らがトラックをつけてくれたようだ。感謝感謝。
 ここから先はトラックはなく、自力でラッセルしなければいけない。天気もいつのまにか崩れてきて雪が降ってきた。少しでも登山道を外れるとヒザまでもぐってしまう。木々の間隔でアタリをつけたり、赤テープを探したり夏道をできるだけ外れないように進む。一本尾根なので迷うことはないが、登山道を外れると雪に隠れた潅木に足を取られ難儀する。
 森林限界を過ぎると風が一層強くなった。避けるものがないので那須連峰からの吹き下ろしの風をまともに受ける。雪も飛ばされるので石畳のような登山道になった。久しぶりにバラクラバとゴーグルをつけてフードをかぶる。スノーシューも脱ぎパックに括りつけた。風はかなり強く雪が真横に舞う。トレッキングポールでバランスを取らないと風で倒されそうになるくらいだ。頑張れ自分!
 山頂は強烈な風が吹き荒れていた。登頂写真を撮って樹林帯まで急いで戻ることにする。こんなところ1分でも早く逃げたい。帰りは自分のトラックをトレースするだけのはずだったが、激しい風と雪でトラックがかき消されていた。結局行きも帰りも歩く道を探す羽目になってしまった。
 樹林帯に逃げこむとようやく風も穏やかになり、行動に余裕が出てきた。パックを下ろし熱いミルクティーを飲んで一息入れる。温かい飲み物で体を中から温める。ここまで来るとバラクラバもゴーグルもいらない。この先からはしっかりとトラックが残っていた。最後は、トラックを忠実にトレースし車まで戻った。
県道290号路肩 2~3台分 (トイレ無し)
温泉 ちゃぽランド西郷 600円
ちょっと高いけど温泉プール併設料金だった。
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