2011年12月4日日曜日

スキー板のブラッシング

 立山に雪がなければ、スキー場にも雪がない!それでもこれから始まるスキーシーズンに向けて板の手入れは欠かせない。去年も同じような時期に板の手入れを行った。夕食のあとテレビを見ながらゲレンデ用板のホットワックス後の工程を仕上げた。ベースワックスは完了し、トップワックス(赤1:黄1)までワキシングしてあった。今日はその続きから始めることになる。
 使った道具は下の写真を参考に左からスクレイパー、ナイロンブラシ、馬毛ブラシ、ポリッシュブラシ、サーモパッドとなる。使う順番もこのとおり。
 まず最初にスクレーパーで余分なワックスをはがしていく。スキートップからエンドに向けてスクレイピングする。板の進む方向に抵抗がないようにトップからエンドに向けてスクレイピングやブラッシングを行う。反対方向に行うと顕微鏡で見ないとわからない板のケバが逆向きとなってしまい滑るとき抵抗となってしまう。
ワックスを板から削り落とす
 次にナイロンブラシで余分なワックスを掻き出していく。この作業もスキートップからエンドに向けてブラッシングしていく。ブラッシングしていくと段々ワックスカスが出なくなってくる。ワックスカスはクイックルワイパーで掃除する。ワックスカスがあまり出て来なくなったら次の工程へ進む。板をさわってワックスの塊やブラッシング時に妙な抵抗を感じなくなればOK
前から後ろに向かってゴシゴシ No1
 三番目に馬毛ブラシでさらに余分なワックスを掻き出していく。ナイロンブラシでワックスカスが出なくっても、馬毛ブラシでブラッシングすれば、このとおりまだまだ余計なワックスが残っている。ワックスカスがナイロンブラシの時より粒子が細かくなっている。当然この作業もスキートップからエンドに向かってブラッシングを行う。
前から後ろに向かってゴシゴシNo2
 四番目にポリッシュブラシでさらにさらに余分なワックスを掻き出していく。ワックスカスは馬毛ブラシによるブラッシングよりさらに粒子が細かくなっていく。この工程で新しいクイックルワイパーを使ってワックスカスを掃除する。ブラッシングを続けてもワックスカスがほとんど出てこなくなったらブラッシング終了。最後の清掃のみファイバーテックスを使用している。
ワックスが残っていてパターンが白く見える
 仕上げにサーモパッドで板を磨き込む。この作業は方向をあまり気にせずOK。写真じゃわかりにくいけど艶がある黒色になればOK。板が白っぽくなるほどブラッシングするのはワックスのはがしすぎ。なんとなくだけどパターンが見えるようなる。
よく見るとうっすらパターンが見える
 静電気対策に水拭きしてから仕上げに乾拭きして終わり。静電防止のフィニッシュクロスは使わずに濡らしたキッチンペーパーと乾いたキッチンペーパーで静電気対策を安く上げてる。まあ、1/1000秒争っているわけでもないのでクイックルワイパーでワックスカス掃除したり、キッチンペーパーで仕上げてもOK! good job

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