2018年4月1日日曜日

口白髪谷の登山道は、地形図にはのってたけど廃道だったな 本山町 白髪山

【山域】四国山地
【登山方法】登山
【天気】晴れ(本山町21/6℃)
【距離】11.1km
【コースタイム】
七戸 口白髪谷林道ゲート(7:10)-830m地点(8:50)-林道へ500m(10:20)-行川林道分岐(11:20)-奥白髪林道分岐(12:10)-白髪山(12:30/13:00)-林道へ500m(14:00)-林道合流(14:30)-ゲート(15:50)

 今日は、鷲尾山岳会の仲間と山登り。道の駅南国で待ち合わせして、1台にまとまって現地に行く。奥白髪谷の林道一つ手前の口白髪谷の林道を車で登っていく。少し道は荒れていて、地上高の低い車だと底をこすりそう。地形図で七戸と書かれた辺りで、林道はチェーンで閉じられていた。すこし広めの路肩に車を停めて歩きはじめる。
 地形図上登山道がはじまる地点から、それっぽい尾根を登っていく。ただテープもほとんどなく、指導標にいたってはまったくない。ただGPSとコンパス&マップで確認すると地形図の徒歩道をトレースしているのは間違いない。
 口白髪谷の沢筋を登っていく。一応人が歩いた形跡はあるけど、釣り人か山仕事の人が歩いた跡なのかな。赤テープとかもなく、ぜんぜん登山道っぽくはないな。
 ついに藪を漕ぎ始める。でもまあ薄いスズタケの藪こぎなんで、どうってことない。両手のトレッキングポールがじゃまになるのでバックパックにしまいこむ。サングラスをかけるとちょっと暗い。
 藪こぎをしながら位置確認を行う。GPSを見ると間違いなく登山道をトレースできている。もうこりゃ完全に廃道になっているのか、GPSの誤差で、探せ出せていないのか。いやそんなことないだろうな。何度か破線を横切っているが、道っぽいところないな。
 おお出た。1074m近くの三叉路あったこの小さな案内版がうれしい。同行者の話では、ここまでは来たことがあるとのことで、この先は問題ないみたい。確かにこの案内板より先はよく踏まれている。
 天然の巨木の森が広がる。うひゃー、天然の桧の巨木がいっぱいあるでよ。今まで、ブナや杉の巨木はいっぱい見たけど、桧の巨木は初めてだな。ブナの巨木は優しい印象を受けるけど、桧の巨木は荘厳な印象を受けるな。巨木にはそれぞれ「四天王」「しこを踏む」などいろいろと名前をつけてある。
 巨木の森を抜けて、明瞭な尾根筋の登山道に出た。きちんとした指導標が立てられている。八反奈呂と書いて「はったんなろ」と読むそうだ。地名なんだろうけど地形図にもガイドブックにも載ってない。それとも桧の巨木群があるところが八反奈呂というのかな。
 一休みして、行動食を口に入れる。さきの藪こぎが嘘みたいにしっかりとした登山道が作られている。普通は、さきほどのコースは登らないみたいだな。もう1回トレースしてみたい気がする。
 今度は、1440m合流点についた。ここから150mほど行けば頂上だ。ところどころトラロープが張れている。頂上付近の岩は、磁気を帯びているらしく、コンパスを近づけると南北が逆になる。地表面に近づけない限りコンパスに影響はないみたい。
 もうすぐ山頂だ。おおー、雪が残ってる。日が当たらないところに、ほんのわずかに雪が残っている。もう今年は四国で雪が見れるとは思っていなかった。こうなんだかLuck Dayってやつだな。
 山頂の三叉路の指導標は、いままでの指導標と少しデザインが違う。行川登山口の奥白髪温泉が営業していればいいのにな。2000年発行のガイドブックには、入浴料500円と書かれているので、少なくとも2000年くらいまでは営業してたんだ。うーん、残念だな。
 頂上でお昼ご飯。いつものように頂上で写真を撮る。これで四国百名山&四国百山25座目登頂した。暖かい日だったが、風にさらされる頂上は、すこし肌寒くソフトシェルジャケットを着込む。まだ止まっていると体が冷える時期だな。
 ちょっと少ないが白骨林だ。これは桧なのかな。なんで立ち枯れしたんだろ。空気が澄んでいれば太平洋も見れそうだけど。残念ながら望洋ならず。それでもふもとの町が見えたり、ゆとりすとパークおおとよが見れたり、ゆったりまったり時間を過ごす。
 帰りも巨木の森を通る。この倒木なんて、苔生して、他の木の母体となって、共生と再生の森代表みたいな感じ。最後は、この倒木が朽ち果てて土に還るのだろう。
 帰りは、藪こぎをするのを避けて別の登山道を下りていくことにした。1074mの分岐を西に進む。明瞭な登山道なので、こちらの道を登るのが一般的なんだろうな。家に帰ってからガイドブックを見ても登ってきた道は、登山道として記載されていなかった。
 こちらの道は、きちんと定期的にメンテナンスされているようだ。登山道から林道に出た。地形図には徒歩道として記載されているが、林道になっているようだ。このまま林道を行くと、車まで戻るのに一苦労することになる。藪も薄いし少しばかりショートカットして登ってきた道に戻ることにした。
 500mほど植林帯を抜けて、目的の林道にでた。下生えにコゴミはないな。単一林なんで、ウコギ科の山菜もないな。つまらん。林道の砂利が少し緑がかっていて独特の色合いなのが不思議だな。1時間ほど歩いていくと車に戻れた。
駐車場 林道ゲート前(トイレなし)無料 
登ってきたコースは記載はあるみたい

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