2012年4月1日日曜日

刈田岳避難小屋から無事帰還

【山域】奥羽山脈
【登山方法】山スキー
【天気】晴後曇一時雪
【距離】11.6km
【コースタイム】
避難小屋(06:15)-刈田岳分岐(06:30)-リフトトップ(07:10)

 昨日の昼過ぎに小屋に逃げ込んだ。あれから17時間以上経過して待ちに待った夜明けの時間がやって来た。5時過ぎてようやく窓の外が明るくなってきた。ドアを開けてみると一面真っ白だった。それでも道標支柱が2本から3本分先まで見えている。ブリザードもすっかり収まっている。太陽がもっと高く登ればこの霧も晴れるだろうと思い、もうしばらく出発を待つことにした。6時過ぎに再びドアを開けると思った通り霧がすっかり晴れている。昨日の荒れた天気が嘘のように青空が広がっている。朝焼けがとても綺麗だ。
 すっかり安心して熊野岳の山頂に行こうかななんてバカのことを思うほど余裕が出てきた。刈田嶺神社も手に届くほどの距離にある。新雪で覆われた山が逆光に輝いている。凛とした美しさに感動する。本当にこのまま下山するには惜しい天気だ。
 入り口に降り積もった雪をスコップではねのける。広げたツェルトやレスキューシートをパックにしまい荷造りする。インナーブーツをアウターにセットし、バラクラバを脱いでグローブを身につけ外に出る。はしごを降りてスキーを取りに行く。一晩嵐の中過ごした板とポールにはエビの尻尾ついていた。
 道標に沿ったトラックは雪ですっかりかき消されておりガリガリの雪面が広がっていた。昨日は全く見えなかった分岐の支柱も今はずっと先までよく見える。分岐を左に曲がりリフト沿いに降り雪原を越えてゲレンデトップまで1時間足らずで戻ることができた。
 一晩待たせた車にもエビの尻尾ができていた。駐車場の木々も霧氷をまとい綺麗だった。

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