2017年4月16日日曜日

どこまでも人が住んでいる 四国の背骨 中の川川

 今年は、四万十川上流部がテーマで沢遊び。今回は、四国の背骨から流れ出ている流域として中の川川に行ってみた。しかし四国の山奥は、どこまでも人が住んでいるな。
 県道304号を走っていくと、でっかい堰堤があったんで、その上流から入ってみることにした。堰堤のバックウォーターは、まるで里を流れる小川のようになっていた。
 前回はイワナだったが、今回はウグイだった。ウグイは、ここにいてもおかしくはないけど、イワナより好きではない。なんていうかコイ科の魚ってなんかこう地味でツヤツヤ感がないんだよな。
 いい感じの小滝が続く。でもやっぱり上がるのはウグイばかり。水温が高いせいだろうか。四国の沢は、かなり上までウグイがいるな。ウグイも食べれるんだよな。なんか売っているのを見た記憶があるな。
 苔むしていい渓相だな。陽射しも通って明るい。いつものとおり危ない箇所もないし、のんびり春満喫だ。濡れても寒くないし、さすが南国高知のぬくもり。解禁当初ならウェーダー欲しくなるかな。
 ようやくアマゴを拝むことができた。やっぱりこのピカピカした感が、いいよな。なんていうかこう泳ぐ宝石と言っていいと思う。イワナもいいけど、少し荒々しいというかワイルド感が強いんだよな。アマゴとかヤマメは、本当にきれいだよな。
 この上部からはアマゴだけになった。何が違うのか、特に水温が急に冷えるということもない。滝が増えるということもないけど、不思議に住み分けができているんだな。
 小さいのが多いな。もちろん放流する。本流域だと大きいのが釣れるのかな。でも下はもっとウグイだらけだろうな。北日本だと上流域はヤマメで、源流域がイワナだったけど、ここはかなり源流域までウグイが泳いでいる。
 流木がすごい。杉を間伐してそのまま捨ててるのかな。準備をしているとバッシと針が刺さった。がっつりと刺さって抜けない。とりあえずこの場でどうこうできないので、テープで固定して移動する。
 上部二俣がでてきた。もう針が刺さったままだし、時間だし、林道にでるために左側の沢を登っていく。右側が本流だが、このまま詰めても県道383号に出て、戻ってこれない。残念だな。どこも妙に上流域に道があって、登山道で周遊できないんだよな。
 本流を登っていき、林道の側壁が見えたので、さくっと登って林道に出た。この沢も人気がなかったな。誰も来ないのかな。でもイタドリはしっかりと刈り取られていたので、道沿いには人が入っているようだ。
 入渓した堰堤のそばに桜がまだ残っていた。公共設備には桜がつきものだな。これで今年の見納めできてよかった。やっぱり日本人ならこの淡い色とはかない散り方が心に響くんだよな。
駐車場 路肩(トイレなし)

追記
針が刺さって抜けず、当番病院まで行って抜いてもらった。
まあ、やっぱりキシロカイン2mgと少し切開がいるよな。
バーブレスにしておくことは大切だ。

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