2019年7月14日日曜日

いの町 本川 第29回 氷室祭に行ってきた

 今日は、高知鷲尾山岳会の一員として、ボランティアに行ってきた。山から氷を下ろすボランティアだ。氷室祭という名前の通り、山のなかに作った氷室から、取り出した氷を担ぎ下ろす。旧本川村のときに、初めたお祭りだそうだ。
 名野川にかかる立派な吊り橋を渡って、GO。総勢20人ちょい。背負子を持参してきた人いた。確かに、氷を背負うにはベストな方式だな。でも、このために買うのものちょっとねぇ。役場で揃えてくれないかな。
 今年は、まだ梅雨が開けていないため、残念ながら雨が降ってる。でも、がんがんに暑いなか、氷を背負って降りるのは辛いよな。もう気温も高いし、濡れても風邪を引くことはないだろう。
 なかなかいい道じゃないか、植林されてないんだ。御留山とあったから、尾根筋には天然林が残っているのか。この手箱山山頂もいずれは行かないとな。できれば手箱沢を詰め上がって行きたいな。
 3時間ほど歩いて、氷室に着いた。思っていたより遠かった(泣 氷室は、木の支柱にブルシートをかけてある、タープ的なものだった。WiKiで、見たものよりは簡素化されていた。
 1t近い氷がこれか。あとで測ったら、167kgと新聞に載っていた。氷は、おがくずに包まれていた。なるほど、こうやって断熱性を高めてるんだな。南国土佐に雪室や万年雪はないからな。いろんな知恵で、氷を手に入れていたんだな。
 人生はじめて、氷室を見たし、氷の格納を見た。ほー、土に埋めておくのか。掘るのは大変そう。この作業は、やっぱり若者に任せたい。四国電力のボランティアのみなさんに感謝じゃ。
 背負子は持っていないので、40Lのバックパックに入れて担ぎおろしてきた。背負った感覚から10~15kgだと思うけど、せっかくだから測っておけばよかった。ばねばかりがあって、人の背負う氷は測ったのにな(笑 
 氷が溶けないように、一気に駆け下りる。雨が降ってるいるので、気温が上がらず氷には良さそうだ。濡れると、氷が溶けそうだと思い、レインカバーをして降りてきた。お祭り会場について見ると、思ってた以上に人がいる。なんだか小さな集落のひっそりとして、イベントだと思ってた。
 尾崎県知事に、氷を運んできたことへの感謝の言葉をいただく。いやー、知事こそ、日曜に、こんな山の中に来て、すんばらしいですよ。しかも、会場をこまめに歩き回る姿に頭が下がる。
 BBQを食べて、猪鍋を頂いて、ありがたやありがたや。ただ、やっぱり関東もんには、鍋の味噌味が薄かったなぁ。それが、ちょっぴり残念。地元高校生の太鼓や神楽があったりして、地元総活躍!
 来年は、氷を切り出し作業参加してみようかな。冬の手箱の様子もわかるし。もしかして、スノーシューで遊べるかも。

大瀧の滝展望台駐車場 4台ほど(トイレあり)無料
※トイレが使用できるか不明

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