2010年6月27日日曜日

梅雨の荒海山 登山

【山域】帝釈山地
【登山方法】登山
【天気】雨

【距離】9.1km
【コースタイム】
八総鉱山跡(07:10)-渡渉点(08:15)-コル(09:10)-1380m地点(10:20)-南陵小屋(11:10)-頂上(11:55)-コル(13:35)-八総鉱山跡(14:30)

 今日の相棒Sさんと小降りの雨の中の歩き出す。登山ポストを通りすぎると、水流れる堰堤の上を渡る。増水時には、渡ることができなくなりそうだ。まあ沢ノボラーなんで大丈夫だいじょうぶ。

 しばらくは林道跡に伸びる登山道を歩く。林道は、真ん中に伸びる登山道残し、その痕跡を失われてきている。包み込むようなにまわりの瑞々しい新緑が心を癒す。まぶしいほどの緑だ。
 2度ほど渡渉して登山道は右に90度に曲がりコルへ向かう。そこからはコルに突き上げる沢通しの路を登る。雨の中、登山靴を滑らせながら、ロープにつかまり登る。最後は、沢を詰めるような登山となる。これはちょっとハイキングレベルではないかも、要注意なり
ロープがFixされてました
 コルからは尾根の一本道となる。出だしははっきりとしている。尾根に伸びる気持ちの良い登山道だ。要所要所には、きちんと案内板もある。このさきは普通の登山になりそうだ。
 いい立ち木だ。立ち枯れしているようだが、よく見るとそれぞれ先には新芽が吹いている。まだまだ生きている。生命のたくましさ。新緑の季節すべての命が活力を得て新しい季節を迎えている。
 途中笹薮伸び放題となるが、足元を見ると踏み跡はしっかりとしている。足元滑る急登には、必ずロープが設置されている。そこそこ整備はされている。2時間ばかり尾根道を歩き、小屋を目指す。
 南陵小屋は藪の中にあった。藪漕ぎして小屋に入るなんて経験は初めてだ。小屋の戸を開ける。小さな避難小屋は、ベスト2名最大4名の省スペースな小屋だった。それでも中はなかなかきれいで十分使用に耐える。
 小さな小屋だが、小屋に入れば雨に濡れずにくつろぐことができる。レインウェアを脱いで、銀マットを広げくつろぎのダイニングをセットアップする。本日のお昼は、ちょっと贅沢に中華三昧(広東風)・チャーシュ・メンマ・煮玉子・野菜炒め。昼食をすまし、頂上へ向かう。
 頂上は小屋から数メートル、当然視界0。広がる雨雲の雲海?そして「ケイタイがはいります 中三依」という不思議な看板と山頂を示す看板のペアが出迎えてくれた。
 下山は往路をそのまま戻るだけが、天気はずっと雨だった。登山道は当然行きはよいよい帰りは怖いで、とってもマッディ。滑る、ぬかる、濡れるの雨の日の三拍子。それでも森の雨は楽しい。恵みの雨に濡れてみずみずしいブナの森を歩き、ひと気もない静かな山を楽しんだ。梅雨の一日を旧友と過ごせて満足だ。

茎まで白い不思議な花
ギンリョウソウって言うことがわかりました。
登山口駐車場 5台程度(トイレなし)無料

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