2012年7月21日土曜日

栗子山 烏川 滑谷沢 沢登り 残念途中撤退

【山域】奥羽山脈
【登山方法】沢登り
【天気】曇(福島市20℃/16℃)
【距離】7.5km
【コースタイム】
東栗子トンネル福島側入り口脇駐車点(06:50)-二ツ小屋隧道(07:30)-下降点(08:00)-駐車点(09:15)

 前夜は山仲間の知り合いが福島市内在住ということで泊めてもらった。おかげで布団でぐっすり寝れることができた。朝コンビニで行動食と朝食を仕入れ現地に向かう。
 東栗子トンネル福島側入り口に車を停めて、林道を歩き始める。林道(旧13号?)の両側に工事の印か何かだろうか、真新しいテープでの囲みや幾つか支柱が立てられていた。30分ほど歩くと「万世大路の二ツ小屋隧道」入り口に着いた。廃道の隧道に外灯なんてものはなく、反対側に光が見えるだけの真っ暗闇だ。2006年に訪れた時よりもトンネル内部の破損が広がっていた。もう4WD車でも山形県側に通り抜けるのは難しいだろう。
 隧道から30分ほど歩き、烏川に架かる橋に着いた。欄干のコンクリートがぼろぼろになり鉄筋がむき出しになっている。二ツ小屋隧道が昭和9年頃に作らたので、この橋も同じ頃に作られたとしたら70年以上は経っているはずだ。そのうち床版も朽ち果てて、渡れなくなるだろう。
 橋の脇から踏み跡を辿り、川床に降りて行く。烏川は水量も少なく穏やかな渓相だった。ここから川を下って滑谷沢出合を目指す。少し空も明るくなってきていい具合になってきた。
 しばらく歩くと仲間の一人Kさんが「手が痛い」と言う。見ると手首あたりから内出血して腫れている。どうもバランスを崩して手を着いた時に、手首に衝撃がかかったみたいだ。Tさんが幸いなことにSAM SPLINTなる副木を持っていた。Kさんの痛めた手首に湿布を貼りSAM SPLINTを使って固定した。
 Kさんの左手が使えなくなってしまった。この状態で沢登りを続けるのは無理だろう。残念ながらここで遡行中止とし、パーティ5人仲良く来た道を歩き車に戻った。

駐車場 東栗子トンネル福島側入り口 5台程度 トイレなし

秋には再チャレンジして栗子山山頂に立ちたいものだ。

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