2021年5月3日月曜日

三ッ足山・カガマシ山周回

【山域】四国山地
【登山方法】登山
【天気】晴れ(高知市 22/7℃)
【距離】9.5km
【コースタイム】
林道路肩駐車点(9:00)-主尾根()-三ッ足山(11:50)-休止地点(13:15/14:50)-カガマシ山(15:10)-北の尾根経由-林道(16:30)-林道路肩(17:30)

 いつもの道の駅で待ち合わせ、Sさんの車が林道を行く。古い登山道を辿る予定だけど、初っ端からどこにも登山道の痕跡はない。テープの一つもなかった。もってるGPSには、登山道が載ってるんだけどね。
 作業道を何度か横断したが、でも登山道は、もう完全になくなっている。今歩いている踏み跡は、林業関係者の踏み跡だな。地形図には載っているんだけどな。大豊から瀬戸内までのむかし道かな。
 きれいな植林。管理はされているようで、きちんと間引きされていたし、切った木も処理されている。伐採された木は、建築材として使われているのな。かなりの疑問。ウッドチップにして燃やしているだけか?
 きれな木だな。やっぱり天然の森のほうが歩いていて気分がいい。暑くもなく寒くもなくいい春の日だ。本当は、残雪の奥会津の山に行くはずだったけど、コロナのせいで中止にした。
 少し平らになってきた。なんとなく踏まれた跡があるけど、注意しないとわからないくらいかな。明瞭な尾根なので、あちこち歩いていた跡が集まってくるのかな。
 お、道案内があった。古そうだな。記録を見たら、Sさんの言う通りここ通っていた。いやー、山のことなんにも覚えていないよ。覚えているのは、Sさんの車にご迷惑をかけたことと雪が積もっていたことだけだな。
 ロープも設置されていた。嶺北ネイチャーハントが盛り上がっているときに整備したのかな。あれもその時だけで、その後整備した気配がないな。登山者相手じゃ、予算がつかないか。泊まるわけでもないし、日帰り登山者のために整備しても元が採れないもんな。
 アケボノツツジがよく咲いていた。Yさんが「かわいい」を連発している。まるで、初めて原宿に来た中学生みたい。「かわいい」万能説あります。しかし、なぜ花がみんな同じ向きになんだろう。風のせいか、太陽の方角か、まったくわかりません。
 アケボノツツジが咲くなか歩いていく。紫色の花の名前は忘れました...あれほど呼ばれていたのにねぇ。雨の週末にでも図鑑を眺めよう。せっかく「ハイキングで出会う花ポケット図鑑」を買ってあるんだし、確認してみればよかった。
 信用できないくらい古いロープが設置している。わずかに踏み跡も残っている。ほとんど歩かれていないんだろうな。さすがSさんとYさんペア、コース取りが普通じゃない。でも今日は藪山ではないだけましらしい(笑
 以前、TさんとSさんと来たときにつけた山名板は、まだあった。あのときは雪が積もっていたっけ。「三ッ足山」とは真ん中がひらがなという点が違った。しかし、Yさんはどこでこの名前知ったんだ。
 めちゃくちゃ巨木の枯れ木があった。写真を撮るときに、対比のためにYさんに立ってもらった。Yさんと対比するとその大きさがわかるだろう。周囲3m以上はありそうだ。生きているときは、かなり立派な気だったんだろう。
 きれいな山並みだな。やっぱり地味に高度上げてんだな。の振り返るの一枚。天気がよくてよかったな。ヤブもないし、ミヤマクマザサでいいのか、スズタケが正しいのかよくわからないが、背の低い笹があるだけで歩きやすい。
 登ったり降りたり。地形図で見るとわずかな下りでも実際に来てみると降りたくなくる。降りると登るんだよね。足腰の鍛錬になる。きっと老後にいいことがあるだろうと信じて歩こう(笑
 瀬戸内海が見えた。やっぱり海が見れると気分がいい。四国中央市が見えた。このあたりは携帯の電波が通じる。瀬戸内海沿岸の電波を拾えるようだ。でも残念ながら大王製紙の巨大煙突は見れなかった(T_T)
 尾根に岩と巨木があった。岩は直登しないほうがいいみたい。やっぱり踏み跡には、きちんとわけがあるんだな。そのまま岩を直登したら降りるのが難しかったよ。でもこの区間はそれなりに踏み跡があるんだな。
 自然林と人工林のまだら模様。残っている自然林は、どういう理由でわずかながら残されているんだろう。所有者によるものなのか、それとも地形的なものなか。いつも不思議に思う。
 ハンモックを張って、お昼ごはん。今日はチヂミにチャレンジ。フライパンのテフロンがもうだめで、うまくできなかった。やっぱり新しいいいフライパンを持ってくればよかった。一度いいフライパンで、家で作ってみよう。
 Sさんが、チキンバジルソースとトマトとポテトのチーズ炒めを作ってくれた。やっぱり鉄のフライパンの威力はすごいぜ。重いけど自分も買おうかな。やっぱり炒めものがきれいに作ることができるもんな。ご飯優先のときには持ってきてもいいな。
 久しぶりのハンモックに寝転んだ。ネットタイプしか寝たことなかったけど、寒さはあんまりかわんないなんだ。しかし、視界がまったくなくてテントと同じでなんだか、周りの様子がわかないので、ちょっと怖くなる。
 長い休憩を終えて、古い登山道を行く。カガマシ山でテープがところどころ残っている。たまには人が歩いてるんだろうか。今日出会った他の登山者は、三つ足山であった二人組だけだ。高知の山はだいたい静かで人が少ないな。
 四国百山の山頂1座登頂できた。これで62/125座目登った。しかし、なんでカガマシってカタカナなんだろう。で、どういう意味があるんだ。コロナのせいで高知県内ばっかり登っている。四国内をバランス良く行きたんだけど、仕方ないな。
 山頂からの下山道は、再び登山道を外れていく。それでも踏み跡があって、なんかのポールが設置したあった。市町村境界じゃないし、林業関係の区画境界かな。とりあえず追いかけるものがあるのは楽でいい。
 植林帯の尾根を降りていく。何度も作業道を横断していく。作業道は、もう車は通れない。もともとクローラーしか通らなかったのかな。意外に伐採中に出会ったことがないんだよな。あ、作業は平日で、登るが休日だからか。
 工石山が見えてた。Sさんいわく、奥工石山のゆらぎ岩が見えているから進む方向は間違いないそうだ。工石山も登ったはずだけど、ゆらぎ岩の存在をまったく覚えていない。もちろん頂上に行ったことは、Excelのデータでには残っているんだけど。それだけだ。
 もう尾根を追うのではなく、林道を使って戻っていくことにした。なんだかんだ言っても、やっぱり道を歩くほうが楽だもんね。伐採のごみがいっぱいあって歩くにくかったし。この道は地形図には載っていない。
 Sさんの知り合いの山小屋らしい。プライベートハウスなので、残念ながら立ち入りはできません。立派な小屋だけど、この小屋に続く道にはゲートもあって、ここは完全に私有地ということを示していた。
 車まで戻ってきた。思いのほか遅くなったな。ここじゃ携帯電話も通じないし。あとで奥様には連絡しよう。と思っていたら、やっぱり高速道路が見えるまで携帯電話の電波は通じませんでした。
駐車場 林道路肩(トイレなし)無料
誰かの忘れ物 主尾根のあるところ

uvex スキースノーボードゴーグル ユニセックス ダブルレンズ アジアンフィット に買い替え

 雪山に行く時節、ふと準備しているとゴーグルがこんな事態に...フレームのスポンジと上部・下部のスポンジが完全に壊れていた。まあいつ買ったか覚えていない。たぶん10年は使ったかから仕方ない。  いつものように高知じゃ買えないので、いつものamazonでポチリと。いままでより一つ上...