2012年7月8日日曜日

奥多摩 海沢谷 泳いでへつって沢登り

【山域】秩父山地
【登山方法】沢登り
【天気】小雨交じり後晴れ(奥多摩23℃/18℃)
【コースタイム】
駐車地点(09:00)-入渓点450m(9:30)-三つ釜の滝(12:10)-ねじれ滝(12:45)-大滝(13:10)-駐車地点(14:00)

 今日は会のトレーニング山行で「泳ぎの沢」に出かけた。奥多摩海沢谷遡行でばんばん泳ぐ!でも自分は泳ぐのが苦手だったりする。なのでバックパックにライフベストをこっそりと忍ばし浮力アップで挑みました(笑)
 入渓早々に泳ぐ淵がお出まし。ベテランリーダーが空身で泳ぎ、後続をロープで引っ張り上げてくれた。一発目で全身ずぶ濡れ。気温が微妙で晴天ばっちりでないのが残念。
 一発目が終わるとすぐに次の淵が現れる。ここは若手に交代してロープを引いていってもらう。後続はザックピストンでも自力で泳いでもOK。なんと言っても総勢14の大パーティだ。全員をロープで引き上がるとさすがに時間がかかる(^^)
 またまたトロ場の淵が現れる。ここは右岸をへつりつつ泳ぎつつ取り付き、小滝を越えた。もう身も心もずぶ濡れ...それでも奥多摩の沢らしく水温は高めなので、ガタガタ震えるような事態にはならないのがうれしい。これが東北の沢だったら、こんな気楽にずぶ濡れになるようなことはできない。
 大きい釜を持った小滝を右岸から泳いで取り付くリーダー。自分は左岸を半身水の中でへつり取り付いて小滝を越えた。後続者は右でも左でもお好きなコースをどうぞ状態。左岸をへつるほうが簡単だと思う。
 あんまりにも水の中を行くのでポイントごとに写真を撮っていたが幾つか撮り忘れてしまった。丸太を伝っての釜を越える。順番待ちが長いので別コースで先回りしてしまった。こんな小滝も練習ついでにへつって登る。
 堰堤があり左岸から巻いて林道に一度出てしまう。そのまま林道歩きを続けると東屋とトイレがある遊歩道入口に着いた。ここで大休止。それなりに冷えていた体が暖まる。
 遊歩道とは別れて遡行を再開する。すぐに三つ釜の滝に着いた。遊歩道には散策する登山者もいる。滝を登る我々の様子をじっと見ていた。一般登山者には滝を登っていく姿は物珍しかったのだろうか。一段目、二段目は右岸を登り、三段目は左岸を登りすべての滝をクリアーする。
 何度か小滝を越えてネジレ滝に着く。登る人は一段目を登り、二段目は巻くそうだ。我々は遊歩道を使って一気に高巻いてまったく手をつけなかった。
 遊歩道から再び沢に戻るとそろそろ終盤が近づいてきた。それでも幾つかの小滝を登り大滝に着く最後まで沢登りを満喫できる。最後に大滝前で集合写真を撮り、本日の遡行は終了~。
 遊歩道を辿り林道に出て車まで戻る。入渓時には小雨交じりだったが、遡行終了時にはすっかり晴れ渡っていてた。天気みたいにすっきりした泳ぎの沢だった。
駐車は林道の広い場所 4~5台停められそう
奥多摩温泉 もえぎの湯 750円

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