Nirvana Proは「1日、または複数日のスキーやスノーボードツアー用の、高性能高機能なツーリング/フリーライダー リュックサック。究極の持ち運びの心地よさ、加工、素材、よくデザインされた機能。スノーボードを前面に取り付けた場合でも、主コンパートメントに楽にアクセスできる完全に開いたバックジッパー。」from MAMMUTサイトより引用。
いままでスノーパックとしてOSPREY SWITCH 36Lを使っていたが、バックパネルアクセスできるパックが欲しくて買い換えることにした。OSPREY CODE 30LとMAMMUT Nirvana Pro 35Lのどちらにしようか悩んだが容量差5LでNirvana Proを買うことにした。どうもパッキングが下手なのか30Lだと少し容量が足りない。CODE 38Lは縦長なデザインなのでちょっと食指が動かず。
ゴーグルポケットは裏地付きでクッション材入り。ゴーグルレンズが傷つかないように工夫されている。
アバランチギアポケットはプローブとシャベルポールを収納するスリーブが真ん中にある。そのためOSPREY SWITCHやCODEより長いものを収納しやすい。反対側にはアバランチギアのチェックリストやヘリコプターへの合図方法等が書いてある。
バックパネルの裏側の上にメッシュポケット(キーリング付き)と下にFIRST AIDポケットがついているが、それほど容量は大きくはないので小物整理に活用。
ハイドレーションシステム対応でプラパティクス本体は中のケースに収容できる。本体収納のケースは取り外し可能。ショルダーハーネス左側には断熱ハイドレーションチューブカバーがついているが、Platypusシャットオフバルブがついているとうまく収まりにくい。グローブした手で収めるのは不可能ではないか...
バックパネルは底まで大きく開く。この機能がほしくて買ったのだらか当たり前だがフロントにスノーシューを収容していてもパックの中に簡単にアクセスできる。バックパネルアクセスのアイデアを最初に考えついた人はエライ。
EVAフォームのスノーシェッド素材の背面でOSPREYと同じ素材で作らている。着雪しにくい素材でスノーパック向き。夏なら熱が逃げなくて暑そうだが、スノーパックなので問題なし。
折りたたみ式のヘルメットホルダーがついている。使わないときにはパック本体に収容できる。
バックルの余ったテープをマジックテープでまとめることができる芸の細かさ。キャリアループもパックの中にしまえてすっきり。
ヒップベルト左側のみポケットがついている。ウィダーインゼリーが入らない。ちょっとした小物しか入れることができない。
当然スキーはサイドスキーホルダー(A型)、対角線スキーホルダー、スノーボードホルダーはついている。ジッパーはすべてグローブのままで大丈夫なように取っ手付き。アックスホルダーも左右2ヶ所ある。サイドのスキーホルダーはOSPREYに比べて作りが若干チープな感じがする。
よかった点
- バックパネルアクセス:OSPREYだとショルダーベルトのバックルを外さないといけない
- ゴーグルポケット:裏地付きでクッション材あり
- アバランチギアを収めるフロントポケット:OSPREYはスリーブが端にあるので収まりが悪い
- ベルトの余った部分をマジックテープでまとめることができる:芸が細かい!
- ポケット収納が2ヶ所:バックパネルにメッシュポケットとFIRST AIDの2つ
- ヒップベルトのポケットが小さい:行動食すら入らない...
- ショルダーハーネスの断熱ハイドレーション チューブカバー:OSPREYのようにストレッチ素材ではないのでバイトがなかなかうまく収まらない
30Lの容量でパッキングできるならOSPREY CODE 30Lに軍配をあげる。CODE 30Lは13,125円、Nirvana Pro 35Lは29,925円で価格差ほどNirvana Proが優れているとは思えない。特にハイドレーションのバイトがしまいにくいチューブカバーが自分的には致命的だった。行動食が入らないポケットも×。買ってから勉強しました(笑。まあ、一度はあのMAMMUT様を使ってみたかったという物欲は十分満たされたのでよしとしよう。
2/14追記
滑ると意外に背中にフットしなかった。どうもフレームがカーブしていないのが原因ぽい。
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