【登山方法】登山
【天気】晴れ
【距離】10.8km
【コースタイム】
清岳荘駐車場(7:45)-登山口(7:55)-下二股(8:45):旧道-上二股(10:15)-斜里岳(11:15/11:45)-上二股(12:30):新道-熊見峠(13:00)-下二股(13:40)-駐車場(14:30)
昨日の羅臼岳に続いて今日は斜里岳を登りに来た。登山届を書いて、デジポッド100円を支払い清岳荘のトイレを使う。駐車場と合わせて200円の協力金は安いか高いか。北の大地のため安いもんだと思おう。
10分も歩かないうちに登山道は階段を使って、林道に降りることになった。清岳荘前でチェーンで通行止めされていた林道だ。結局、林道終点が本当の登山口のようだ。それを示すように大きな駐車場跡と立派な案内板があった。だったら車でここまで入れてもいいと思うんだが、清岳荘までとしている理由がわからない。余計なアルバイトした気分だ。
1時間ほどの間に何度となく渡渉を繰り返し、下二股の分岐に着いた。登りは旧道で、下りは新道を行くことにしていた。旧道はこのまま沢伝いに斜里岳に向かっていく。旧道を行く登山は、ほぼ沢登りと同義になってきた。沢横をヘツリ、滝があるときには巻き道を行く。鉄分が多いのか沢の岩が赤茶がかっている。
幾つかの滝を越えて行くと沢水も段々と水量が細くなり、ついには沢そのものがコースとなった。だた、ソールが浸る程度の水量なので登山靴で歩いても問題はない。とは言っても転ぶとそれなりに濡れることになりそうだ。足を滑らさないよう少し用心深くなって登っていく。
上二股から先はさらに水量が減っていく。この先登山道は最後の二俣を左に入り、よいよツメの様相になる。水がなくなったせいか暑さが増してくる。さっきまでは沢水に冷やされた空気のなかにいたため、一気に気温が上がったように感じる。まさに胸突八丁だ。急登を黙々と登っていく。コルに出ると登山道は左に折れる。
沢終了点のコルから一度登り、神社があるコルへと降りる。コルに建てられた斜里岳神社を一拝する。斜里町は開拓されて130年ほどなのだから、神社は昔からあったはずがないと思う。ここに斜里岳神社を建てた当時の人達は何を祈ったのだろう。
山頂からは斜里の街が手に取るように近く見える。知床や阿寒方面の山並も見える。グルっと360度の大展望だ。広い北海道の大地を見渡している爽快感がたまらない。予定を一日前倒しにして、天気予報を信じて晴れときに登った甲斐がある。
熊見峠とあったがクマは見れず。遭うのは嫌だが遠くから見る分には見てみたかった。新道の最後はぐんぐん高度を下げて下二股で旧道と合流した。新道は意外に長く感じ登り返しも多かった。他の登山者は旧道を使って降りるわけだ。
下二股からは行きと同じように渡渉を何度も繰り返し、最後に林道を歩き車に戻った。
駐車場 清岳荘駐車場有料100円/一日 トイレあり
※車中泊は500円/泊 日中のみは100円
※車は林道終点までは行けず清岳荘まで
温泉 清里町 道の駅パパスランドさっつる 380円 シャンプー、ソープなし