【登山方法】登山
【山行日】2020/08/01-02
【天気】8/2 晴れ(高知市33/25℃)
【距離】16.9km(全体30.1km)
【コースタイム】
宿泊地1607m(7:00)-次郎笈水場(9:00)-尾根・谷コース分岐(14:15)‐西島リフト乗り場上(10:15)-神社(11:00)-丸笹(12:10)-ラフォーレつるぎ山(13:00)-塔丸(15:00)-名頃(17:15)
久しぶりのテント泊だったが、よく寝れた。夏用シュラフで、暑くもなく寒くもない快適な夜を過ごせた。こんないい天気とこの場所だったら、カバーはいらなかったな。床がふかふかだ。
今朝は、ベーコンとコールスローのサンドウィッチを食べる。チーズも持ってきたけど、昨日の暑さで、溶けかけていたので、食べるのはやめた。テキパキとテントを撤収して、予定通り朝7時に出発した。今日はどのくらい歩くのかな。
次郎笈の巻道で水を汲む。手ですくって飲んでみると、なるほど美味しい。軟水で雑味が少ない。すっきりとした冷たい水は美味しい。暑い日なので余計に美味しく感じる。適当な間隔で、水場があって便利だな。
よくポスターなんかで見かける例のやつ。さすがに圧巻の眺め。百名山ではないが、剣山より次郎笈の尾根のほうが有名なんじゃないか。それにしてもどこまでも続くミヤマクマザサの尾根と登山道を歩く幸せ。
西島のリフト乗り場からコースを外れる。昔は、ここに宿泊施設があったようだ。もう完全に打ち捨てられている。中もぐちゃぐちゃだ。もうこのまま巨大なゴミを捨ててしまうようだな。
森のなかの尾根道に行く。意外に歩かれてるようで、踏み跡がしっかりしている。尾根上を歩いていれば迷うこともないし、耳をすませば左下のメインコースから人の声が聞こえてくる。
こんなところにもまた廃屋があった。ここも宿泊施設だったのかな。しかし、放ったらかしで自然に返すつもりなのか。昔の日本家屋ってすごいな。すべて自然に帰る材料だけで作っていたんだから。
正規コースからは人の話し声が聞こえてくる。こっちのコースもテープと踏み跡はあるので、マイナーコースとしては、それなりに利用されているようだ。ちょっと笹が伸びてるな。
ここでTさんが離脱することになった。名頃行きのバスに乗れるといいね。後で、聞いた話では、ギリギリ乗れずに、名頃まで歩いて戻ったそうだ。ちなみにタクシーは料金1万円って言われたそうだ。そう言えばこの神社の名前を撮っておくのを忘れた。
神社裏の右尾根を登っていく。踏み跡はきちんとある。ここは崩れて細尾根になっているんだな。でもきちんと踏み跡が伸びている。案内は一切ないし、知らないと登れないな。Sさんが一緒でよかったよ。
きれいな森で、こちらのコースもいいな。メインコースは杉林らしい。同じところに着くけど、こちらは人がまったくいない。頂上が近づいてくると人の声がにぎやかに聞こえてきた。
2度めの登頂だ。剣山の展望台として人気があるな。ここも関西や中国からのお客様でいっぱいだ。3年前に登ったことがあるが、貞光川源流以外覚えていないや。徳島弁や香川弁を話す人が多いな。
一度降りて、塔の丸に登り返す。コースがいくつかあるけど、ただSさんの後をついて行く。尾根コースを行くのかなと思っていたら、森の中に入っていく。あ、けっきょく水場に寄るんだ。
貞光川源流で水を汲む。これが今日最後の水場となるので、ハイドレーションのプラティパスを取り出し、満タンにする。トップバリューのスポーツドリンクパウダーを入れて、最後の山場に向かう。
静かな森だな。一旦んラフォーレつるぎ山まで降りて、舗装路を歩く。冬登るときは、ゲレンデから登るから尾根コースを登ったことはないんだよな。いい機会を得た。池の横の尾根を上がっていく。ここも踏み跡がしっかりしている。
雪のない塔ノ丸に登るのは初めてだ。ここも気持ちいい笹原が広がっている。奥に塔ノ丸が見えてきた。塔ノ丸に登れば後は下るだけになる。あの先から下りだけのはず。なんとかここまで来れたな。
結構笹が伸びているんだな。丸笹よりは人気が落ちるようだ。ここまで来るまでに、一人しか登山者に出会わなかった。もう少し早い時間だと登山者はそれなりにいたのかな。急に寂しくなったな。
最後の小さな森を抜けるとすぐに塔ノ丸の頂上に到着できた。時間が遅いせいもあるが、自分たち以外は、誰もいない。軽く一休みしてすぐに頂上を後にする。こっからは下るのみ。
結構きれいに踏まれているな。一応YAMAPを見るとコースがあるらしい。でも標識はまったくなく、1690mの分岐は、まったく気が付かなかったな。まっすぐ降りる人よりさらに少ないんだろう。
森のなかを降りていく。丸笹で聞いたとおり、なかなかの下り。ただ「激下り」っていうほどではないな。雨が降ったら滑るかな。粘土質でもないから、それほどでもないか。事前に聞いていたので、それほど心理的な圧倒はない。
「登山道」の名残があった。この案内板は誰が設置して、誰がここに置いてくれたのか。ただの踏み跡から登山道に格上げされた。でも公共機関が設置したものじゃないな。ボランティアのかたが設置してくれただろうな。
それなりにテープもあって、踏み跡も残っている。そこそこ人が歩いているんだな。Sさんはここを登ったそうだ。逆向きはかなりきつそうだ。しかし、よくあちこち歩かれているもんだ。ヤブがないからあちこち歩けるのか。
高体連コースは右に降りていくが、我々は、このまま尾根をまっすぐ降りていく。右の高体連コースは、名頃からけっこう離れたところに出るそうだ。塔ノ丸下りでの初めての標識で、大会当時、高校生は読図でも行ったのか。
少し踏み跡が薄くなるが、相変わらずテープが我々を導いてくれる。そもそも尾根をまっすぐ降りていくだけなんで迷うこともないし、下生えが薄いのでコースを歩いているみたいなもんだ。
ついに名頃まで戻ってきた。30km以上のコースをなんとか歩ききった。10時間以上歩いた。それでも自分が予想したより少し早く着いた。二日間で30km以上歩いたのは、本当に久しぶりだったな。なんとか迷惑かけずにゴールできてよかった。
名頃登山口駐車場20台くらい(トイレあり) 無料 冬季閉鎖
水浴びて帰ろうかなと思ったけど、もう川まで下りるのが、めんどくさくて、タオルで体を拭いて着替えて終わりにした。
川が透明 |
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