2015年10月11日日曜日

いやー吹雪いて撤退 木曽駒ケ岳から空木岳 二日目

【山域】木曽山脈
【登山方法】登山
【山行日】2015/10/10-11
【天気】10/11 雨(雪)(伊那市17.2/10.6℃)
【距離】3.7km(全体7.1km)
【コースタイム】
宝剣山荘(7:00)-千畳敷駅(7:40/8:10)-極楽平(8:50)-千畳敷駅(9:40)

 朝5:00朝食開始。今日は長丁場なので、ご飯お代わりしていっぱい食べる。外の天気が気になるが、間違いなく雨だな。雨か、でも、この高度なら雪になっても不思議ではないな。
 6時過ぎても、みなさん誰一人出発しない。コーヒーなんて飲んで、どうしようか悩む。このまま、みんなと同じようまっすぐ帰るか、予定通り空木岳目指すか、それとも将棊頭山を通って下山しようか。
 7時過ぎたな、もう空木岳目指すなら待機する限界だな。一人ドアを開けて歩き始める。やっぱり雨だ。風も結構強い。さすがに宝剣岳の岩場を通るのは嫌なので、千畳敷駅まで戻り、迂回して極楽平経由で空木岳を目指すことにした。時間切れなら、檜尾岳から直接下山してもいいや。
 千畳敷駅では、観光客が悪天候を嘆いている。さて、どうしようか。とりあえず温かい飲みものを160円で買って一休み。しかし、思っていたより風が‎強いな。すっかり雪混じりだし。やっぱ空木岳まで行くのは無理か。
 さて行くか下りるか、うだうだ悩んでたけど、結局稜線まで行ってみて、そこで判断することにしよう。稜線まで行って、ダメなら戻ってこよう。行けそうなら檜尾岳経由で下山しよう。というわけで、うっすら雪が積り始めた道を登っていく。
 稜線に上がると、烈風!! いやー、まっすぐ立ってるのが難しい。呼吸するのも息苦しい。みぞれが顔にあたって痛い痛い。雲と雪が、稜線を駆け抜けていく。ジェットストリームが見えるとこんな感じなんだろう。
 せめてグローブが、こいつじゃなきゃな。トレッキングポールでバランスとりながら進むんだが。こんなグローブでびしょ濡れになって、寒風に吹きさらされたら手が凍傷になっちゃうな。しかたがない戻るとするか。
 稜線から2mも下りると、ぐんと風は弱くなる。稜線は横殴りの烈風だったな。すっかり雪が積もった道を戻ることになる。雪道を思いがけず歩けてうれしい。が、スリップしないようにしないとな。
 なんだかまっすぐ千畳敷までも戻るのなぁ。おお、そうだお茶しよう。ポットでお湯を沸かしてゆっくり一休みしよう。ツェルト広げて中に入れば、そこは快適な空間のできあがり。で、ポットでお湯を沸かし、コーヒーブレイク。
 ゆっくり滑って転ばないように注意して下山する。手を濡らさないようとに、ジャケットのポケットに手を突っ込んだままだ。まあ雪国育ちだし、このくらいの雪で転ぶことはないだけど。小一時間で千畳敷駅まで戻ってきた。往復するつもりなかったロープウェイとバス代2,030円を、追加で払うことになった。ちょっと予定外の出費は痛いな(笑
下山してくる人だけ登る人はいない
菅の台駐車場 (トイレ有り) 1回600円
菅の台バスセンター-ロープウェイしらびそ平 片道 820+1,210=2,030円
往復だと割引あり
羽広温泉 みならしの湯 600円(JAF優待で10%引き)

追記
こまくさの湯は、いつも激混みなので、伊那市まで足を延ばして、ゆったりと温泉を楽しむことにした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

uvex スキースノーボードゴーグル ユニセックス ダブルレンズ アジアンフィット に買い替え

 雪山に行く時節、ふと準備しているとゴーグルがこんな事態に...フレームのスポンジと上部・下部のスポンジが完全に壊れていた。まあいつ買ったか覚えていない。たぶん10年は使ったかから仕方ない。  いつものように高知じゃ買えないので、いつものamazonでポチリと。いままでより一つ上...