【登山方法】登山
【天気】晴れ(遠野市:7/-3度)
【距離】8.3km
【コースタイム】
暮坪側登山口(10:00)-山頂まで2,500m案内板(10:50)-山頂まで1,000m案内板(12:00)-六角牛山(12:30/13:00)-中沢側登山口:峠登山口(14:00)-暮坪側登山口(14:25)
六角牛山は柳田国男著「遠野物語」にも出てくる信仰の山だ。2ヶ所の登山口にそれぞれ六角石神社、六角牛神社(どちらも読みは「ろっこうし」)がある。遠野物語を読み、いずれ登りたいと思っていた山だった。ただマイナーな山でもあり、なかなか登る機会に恵まれなかった。今回はリフレッシュ休暇を利用することで六角牛山を登り機会を得た。
まずは、暮坪側登山口の案内板に従い林道を歩いて行く。道路脇にきちんとあんな標識が建っている。まだまだ雪はうっすらと見えるだけ。冬の杉林は薄暗く寒い感じがする。
杉林を抜けるあたりで踏跡が2つに明瞭に別れている。地形図を広げ進むべき方向を確認する。少し登ると正解の証のようにピンクのテープを見つけた。ここからはピンクのテープを追いかけて登っていくことになった。コース案内板通り「ゆるやか」に高度を稼いでいく。
足元の雪は融ける気配はなく、このまま根雪になっていくことだろう。空は天気予報どおり気持よく晴れわたっている。すっかり葉を落とした樹々の中すみずみまで陽光が差し込んでいる。冬枯れの森も美しい。森に降り積もった雪はパウダースノーだった。
登り続けていくと山頂が見え始めた。木々の背丈も低くなってきて、笹が山を覆い始めた。登るに連れて積雪も少しづつ増えてきた。一休みがてらゲーターをつける。それでも11/23に行った守門岳ほどの積雪はないので気は楽だ。あの時はひざまで雪に埋まったが、今日はくるぶしが埋まるくらいですんでいる。
森林限界を抜けると山頂はもうすぐだ。緩やかな道が山頂を前にして急登になっていく。低木に樹氷ができていた。枝の先だけエビの尻尾ができており面白い。急登を登り切ると再びゆるやかな登山道になった。「山頂まで200m」の案内板がもうすぐ山頂ということを知らせてくれる。遠野市街地を一望できる山頂を進むと案内通りすぐに六角牛山頂上に着いた。
すっかり葉を落とし冬になっている森の木が凛とすんだ空気の中に立っている。空がすごくきれいだ。チリひとつない空気の透明感がいい。冬の乾いた空気が好きだ。
1時間ほど降りると中沢側(峠口)に着いた。地形図では中沢川-大滝経由で暮坪側登山口に戻れる道があるようだが、案内板もなく中沢側登山口手前のそれっぽい踏跡分岐があるのみだった。テープも何も無いので無理をせず林道を歩いて車まで戻った。
暮坪側登山口駐車場 無料(トイレなし)
中沢側登山口(峠登山口)駐車場 無料(トイレなし)
道の駅とうわ 500円:震災割引期間中(10:00~22:00)
遠野市内にあった入浴施設が行ってみるとプレハブ造りでラドン温泉...仕方が無いので道の駅とうわまで入浴に行くことにした。
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