【登山方法】登山
【天気】曇り後晴れ(仁淀川町25/15℃)
【距離】12.8km
【コースタイム】
林道終点駐車場(8:00)-登山口(9:10)-1500m地点(11:30)-手箱超え(12:40/13:40)-登山口(15:50)-駐車場(17:00)
最近週末ごとに雨が降ることが多かった。今日は台風が通り過ぎての好天に恵まれた。あまり記録のないコースだったので、どこまで車で行けるのかわからなかった。地形図を見ると、1150m地点くらいまで行けそうだったけど、大滝神社のあたりで車はお終いだった。
さて、登山口までは、林道歩きだ。こんな状態の道じゃ、先に進んでいたら大変なことになっていた。途中崩落して、完全に車が通れない所が数箇所あった。普通のAWDクラスじゃ、とても太刀打ちできるない道じゃない。
1時間ほど歩いて、ようやく登山口に着いた。案内板も朽ち果てかけている。再整備されることはなさそう。普通は、筒上山には土小屋から行くだろうしね。あっちは、立派な駐車場も整備されているし、登山口まで舗装路で行けるから。
破棄された林業小屋跡があった。滝見風呂まであったようだ。なんかもったいないな。よくこの景色を見かけるけど、林業に関わる人が、山にゴミを捨てているように感じるが。どうなんだろう。コストを考えると仕方ないんだろうけど。
橋ももうほったらかしだ。朽ち果てるの待ってるだけの状態だ。まあ、沢に下りても水が少ないんで石伝いに渡れる。あと何年持つかな。渡るときに、ちょっとどきどきしたぞ。
崩落していた箇所は、一度沢床に下りた。変に滑って落ちるほうが被害が大きそうだったので、一旦下りて、再び登山道に登ることにした。幸い沢の流れも穏やかで、水量も少なく、沢を横切りながら歩きやすいところをゆく。
巨岩の下で寝た跡があった。ツワモノがいるな。この下に寝るのは、絶対危険じゃないか。水や岩の下から少なくとも100mは、離れろと習ったもんだ。できるだけ森の中、ブッシュのなかで寝ろってね。
土砂崩れの崩落箇所を通り過ぎてから、大休止を取る。ここから落ちた土砂は、下の砂防ダムで止まったかな。ここで登山道は沢を渡って、手箱越えに向かって登っていく。増水時に渡渉するのは、ちょっと嫌な感じの場所だ。渡ってる最中に、土砂が来たら...ガクガクブルブル。
かわいいヒイロチャワンタケ。でも食べられないやつ。ヒイロって緋色のことで、緋色って、スカーレットカラーのことか。なるほど。漢字って意味が推測しやすいよな。まあ、英語も語源のラテン語を覚えると、初めての言葉でも意味をけっこう想像できるようになる。
上に行くとさすがに天然の木々の森になった。でも、あんまりキノコが生えていないや。下の杉林もスギヒラタケを見なかったな。フクロタケは見かけたな。食べごろのやつもあったけど、今日は何も採らずに登ろう。
笹薮の中を行くOさん。一応まだ笹の根本に道の痕跡がある。踏み跡もギリ残ってるだけだ。わりとテープがあるのでなんとかなるけど、テープがないとアウトな道。がさがさと登っていく。晴れていてよかった。早朝だとびしょ濡れになるよ。
じわじわと目的に近づいて、ついにあの岩の関所が見えてきた。あの切通を抜けると、道場前の広場に出る。やったね。歩いていればいつか着く。それが登山の良さ。ルールが少ないのが自由でいいね。
ゆっくりしよう。この道場で、何するんだろう。仏教の修行って何? お経を読むこと?そう言えば、仏教とか神道とかよく知らないな。子供のころは、教会にしか行っていなかったからな。
いい天気だな。ちょうど山向こうなんで、石鎚山は見ることができないけど。瓶ヶ森とか寒風山方面の山並みが堪能できる。水場もあるし、ここで冬テント泊っていうのもいいな。もちろん土小屋から登る前提で、土小屋の道って冬期閉鎖されるのかな。今度調べておこう。
Oさん以外に帰りは早かった。本人いわくかなりがんばったそうだ。18時までに登山口に着ければ問題ない。そもそもヘッドランプもあるし、天気もいいし、暗くなっても大丈夫だろう。
行きも帰りも、この明るい崩落地で大休止。もちろんちょっとずれて上から土砂が来ないところで休みました。これは写真を撮っただけ。しかし、きれに川底がさらわれて、岩が露出したな。
今日は、思いのほか、よく歩いたな。これで、筒上山の山頂に行っていたら、この林道歩きは、ヘッドランプつけて歩くことになったな。手箱越えの広場でのんびりして、折り返して帰ってきたのは正解だった。
林道終点広場 2、3台くらい(トイレなし)無料
ウメバチソウでいいのかな |
0 件のコメント:
コメントを投稿