【登山方法】雪山
【天気】晴れ(猪苗代町20/11℃)
【距離】7.7km
【コースタイム】
駐車場(7:10)-中の湯跡(7:50)-磐梯山(10:10/11:10)-弘法清水(11:30)-お花畑分岐(11:45)-中の湯跡(12:30)-駐車場(13:00)
新潟経由でゴールドラインにやってきた。事前情報では、夜間通行止めとなっていたけど、現実には八方台まで通れた。もしかしたら凍結状況によって違うのかもしれない。GW中の百名山だから早めに駐車場を確保しておくことが大事。朝出発の時間になってみて、自分の判断は正しかったことがわかった。
今年は残雪が多いみたい。ラッキー。帰省するさいに、久しぶりに東北の山に登ろうと計画したのが成功したな。登山道は完全に雪の下にある。でもGW中の百名山なので、大丈夫。先行者のトラックだらけ。ただ本当の登山コースであるかはわからない。
中の湯跡に着いた。温泉宿の廃墟が残っていた。残っていれば、那須岳の三斗小屋温泉や九重連山の法華院温泉山荘になったのにな。まっ、潰れたんだから温泉がだめになったのか、お客さんが少なくて経営がなりたたなかったんだろう。ネットを見ると強引に入浴する強者もいるようだ。ただ、どうも温度はかなり低いようだ。
中の湯から正規のコースに戻るべく木道階段を登ることにした。独りてくてく登っていく。このコースは、だれも登っていない。この時期は、正規のコースより直線的に尾根を登って行っているみたいだな。でも銅沼経由で登ろうと思っていたんで、正規コースを登っていく。
なんか変だな。銅沼の分岐を見逃したかな。でも分岐の案内板はなかったよな。念のためGPSを見るとやっぱり分岐を通り過ぎている...正規のコースにはいるんだけど、どこに分岐が合ったのかな。もっと前に分岐していたのかな。仕方ない下山時に回ろう。
尾根筋になると雪がなくなった。雪がなくなると普段の人気がよくわかる。やっぱり土のえぐれがすごいな。完全にオーバーユースなんだろうな。深田久弥も罪なことしたもんだ。と言いつつやっぱり選ばれた山は、いい山が多いのも事実だ。
グランデコスノーリゾートのゲレンデが8の字に見える。吾妻山も途中ま登って帰ってきたんだよな。いづれ山スキーで登りたいな。となるとなかなか機会に恵まれないな。さすがに高知からは遠い。
桧原湖が一望できる。子供が小さい頃よく行ったな。あのそばにクロスカントリースキーのコースがあって、家族で遊んだな。奥様と一緒に遊んだ唯一のアウトドアスポーツだったな。
日当たりがいいところは雪がなくなっていた。雪がないと間違いなく正規のコースをたどっているのがわかる。誰もいない静かな山もいいもんだ。でも静かな山なら地元で味わえる。登山者いっぱいというのも楽しみたい。
飯豊連峰が見える。さすが名だたる豪雪地帯の名山だけのことはあるな。磐梯山は、残雪って感じだけど、あっちはまだ冬真っただ中という感じ。飯豊の山容の白さは、ひと味違う。
正規コースを登っているから、誰にも会わないとは、なんか不思議なことになっている。他の登山者は、先行者のトラックをトレースして地図上のコースの少し下を登っているようだ。
なんとなく正規コースをトレースしていくと、みんなのトラックに合流した。こっちはすごい踏み跡がある。まさにGWの百名山だな。前後に登山者が必ずいるようになった。残雪の上に土色の跡が明瞭に残っている。
森を抜けると視界が広がり、頂きが見えた。あれが磐梯山の山頂だろうか。むかし登ったときに見たはずだけどまったく憶えていない。あれだとすればもう少しで頂上に着くな。
残雪の吾妻山が見える。もう少し左に安達太良も見えている。山頂が近づくとますます展望が開けてくる。山頂に着いたら絶対に360°の展望が待っているはず。この天気は、当分もつだろうからたっぷりと楽しもう。
思った通り山頂は、360°の展望が広がっている。正面に猪苗代湖を見下ろす絶景だ。今までは湖岸からしか見たことなかった湖が、まるごと見渡せる。子供の頃登ったはずだけど、まったく記憶がないな。だからこそ再登しに来たんだ。
頂上で、いつものように記念撮影する。人は多いけど、盛夏ほどではないので、タイミングよく誰もいないすきを狙ってセルフポートレート。バックの空が広い。いい天気。まさに五月晴れ。
猫魔岳のスキー場も雪たっぷり。今年は、猫魔スキー場もGW最終日までオープンしているってサイトに書いてあったな。やっぱり雪が多かったんだな。いやー、つくづくラッキーだった。
会津磐梯山1816mの看板は、ちょっと下の頂上岡部小屋のそばに立っていた。まだ開いていないだけなのか、もうやっていないのかわからない。でも、きれいな建物なんで夏場は営業してるんだろうな。
櫛ヶ峰は、噴火口の迫力を感じさせるな。ざれざれだな。山と高原地図磐梯・吾妻にはコースが載っていないけど、登れるのかな。家に帰って調べてみるとどうも登れるらしい。
弘法清水小屋が営業開始していてた。たぶんGWから営業開始なんだろう。隣の小屋も掘り起こしていた。宿泊はできないが、軽食とおみやげが買えるようだ。やっぱ百名山だけあって、お客さんが多いんだろうな。
案内板を確認して、八方台・裏磐梯コースへ下山していく。下山時に銅沼経由で戻ることにする。今度こそ銅沼への分岐の案内板を見逃さないようにしないといけない。
お花畑コースは、他の登山者は誰もいない。みんな山頂と八方台登山口の最短コースを往復しているようだ。寄り道しているのは自分だけ。登山道の雪は、すっかり消えている。もともと山頂は積雪が少ないし、日当たりはいいし雪が消えるのも早いからな。
お花畑コースからメインコースに戻ってきた。あれー、分岐がなかった...というか分岐がわからなかったのが正しいのか。どうも弘法清水から分岐があるような感じなんだけど。わからなかったな。あのときに渋谷登山口に向かうのが正しかったのかな。もう仕方ない。登り返してまで行く気はしないし。あきらめよう。
お花畑コースの周遊からメインコースに合流した。すごい踏み跡だらけだ。地図を取り出し見直すと、やっぱりお花畑コースに分岐した後に、さらに分岐があるはずだったのにな。もうメインコースをトレースして帰ろう。
下山はあっというま。1時間もかからずに中の湯跡まで戻ってきた。最初の予定では、銅沼経由で頂上に行くつもりだったし、本当はもう少し歩きたかったけど仕方ない。けっきょくコースの分岐が分からずじまいだったな。後ろ髪惹かれる思いだ。
磐梯山ゴールドライン 八方台登山口(トイレあり)無料
ラピスパ裏磐梯 520円(JAF優待で10%OFF480円)
ラビスパに行く途中で見ることができる |
服装は悩んだけど、けっきょくは冬の低山ハイキングと同じ服と、アゾロのトレッキングブーツで登った。雪がしまっていたんで、トレッキングブーツで特に問題はなかったな。
他の人は、クランポンを使っていたが、自分にはいらなかった。
もちろんバックパックには、簡易クランポンを持参していたけど。
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