ふと気がつくとG3 TARGA T/9のヒールプレートが割れていた。かるくクラックが入っているではないか、問題は小さいうちに解決するのがいい。でも高知では、部品が手に入らない。GWに帰省する予定だったので都会に注文しておく(笑
知り合いのお店で部品を注文して、里帰りのときに受け取ってきた。1個税込1,361円だった。知り合いのお店は、nice edgeという船橋市 大神宮下駅のそばにある。Nice Guyが経営されているので、ぜひお近くのかたは買いに行ってあげてね。
まあ部品が手に入れば、シーズンオフだし、交換するのはいつでもいいやだったが、ようやく重い腰を上げて交換した。まずは、ネジを回してクラックの入ったプレートを外す。特に台座に問題はないようだ。
新しいプレートをつけて、ネジをくるくる締める。ただそれだけ。がたがたしないように締め付ければ、完全に作業終了です。
理由はわからないが、横から見るとネジの頭が出ている。でもこれでいいみたい。もしかして、よこの出っ張りとネジの頭をブーツで踏みつけるようになっているのかも。
かんたんに元通り。作業時間は10分もかからなかった。自分メモ用に、型番がわかる写真をのせておく。次回はこの型番で注文できる。でもいつまで在庫あるかな。
体力ないゆる~い山登りの日々、麓から山頂まで山をまるごと楽しむのが好き。そんな山旅の記録や山道具の徒然なんかを綴っています。 GPSデータは右クリックしてダウンロードできますので自己責任でご自由にお使い下さい。最近は、YMAPにもダイジェスト版を投稿しています。
2017年5月29日月曜日
2017年5月20日土曜日
わざわざ食べに行く 永野いやしの里の田舎そば 素朴
釣りを終えて、お昼に向かう。その店は、わざわざ食べに行くというのにふさわしい場所にある。国道440号の地芳トンネル入口近く。トンネル整備にあわせて道をきれいにしたんだろうな。それ以前は、これでもかっていうくらい山奥の集落だったろう。
永野いやしの里の店舗もきれい。新しいんだろうなと思ってネットで見ると2014年開設とあった。そりゃ新しい。営業は、土日祝日のみ。営業時間はわからない。店のどこにも書いてなかった...たぶん。その上冬はやっていないとの噂がネットに書かれていた。
限定販売赤花そば(高嶺ルビー) ラッキーにもラスト1杯にありつけた。550円なり。でてきたお蕎麦はこんな感じ。四国にしては色が濃い。立川そばに近いと思う。具もかなりシンプル。ま、550円なんで、具材には凝れないだろうし、これが似合ってる。基本メニューは、そば、うどん、そば大盛り、うどん大盛りとこれ以上ないシンプル構成だった。
かなり太い、そして短い。これも祖谷そばや立川そばと一緒だ。四国山地のそばは、一般的な細いそばとそばがきの中間的な食べ物なのかもしれない。なんとなく、そばがき→四国のそば→山形あたりの田舎そば→山陰の黒いそば→信州の白いそばと洗練されてったのかなと勝手な想像をしてしまう。
意外にも七味唐辛子は善光寺で有名な八幡屋礒五郎 七味唐辛子だったりする。やっぱり全国的にもこの七味唐辛子は無敵ブランドか。ばしばしかけたのは言うまでもない。
もちろん大満足して、おつゆも全部飲んじゃった。あっということは、都内の立ち食いそばに、やっぱり味はおだやか。でもこのくらいだと全然文句なく美味しくいただけたな。ただし、量は若干少なめだったかな。あとで行動食を食べて満腹感をごまかした。
永野いやしの里の店舗もきれい。新しいんだろうなと思ってネットで見ると2014年開設とあった。そりゃ新しい。営業は、土日祝日のみ。営業時間はわからない。店のどこにも書いてなかった...たぶん。その上冬はやっていないとの噂がネットに書かれていた。
限定販売赤花そば(高嶺ルビー) ラッキーにもラスト1杯にありつけた。550円なり。でてきたお蕎麦はこんな感じ。四国にしては色が濃い。立川そばに近いと思う。具もかなりシンプル。ま、550円なんで、具材には凝れないだろうし、これが似合ってる。基本メニューは、そば、うどん、そば大盛り、うどん大盛りとこれ以上ないシンプル構成だった。
かなり太い、そして短い。これも祖谷そばや立川そばと一緒だ。四国山地のそばは、一般的な細いそばとそばがきの中間的な食べ物なのかもしれない。なんとなく、そばがき→四国のそば→山形あたりの田舎そば→山陰の黒いそば→信州の白いそばと洗練されてったのかなと勝手な想像をしてしまう。
意外にも七味唐辛子は善光寺で有名な八幡屋礒五郎 七味唐辛子だったりする。やっぱり全国的にもこの七味唐辛子は無敵ブランドか。ばしばしかけたのは言うまでもない。
もちろん大満足して、おつゆも全部飲んじゃった。あっということは、都内の立ち食いそばに、やっぱり味はおだやか。でもこのくらいだと全然文句なく美味しくいただけたな。ただし、量は若干少なめだったかな。あとで行動食を食べて満腹感をごまかした。
四万十流域 太田戸川の上流で遊ぶ
太田戸川上流部に行ってみた。あわよくば上まで詰めて支流で降りることができるか下見がてら。結論としては上まで詰めて舗装路を歩いて、支流下降はできそうだった。でも舗装路かぁ。かなりイケてないな。いい稜線なんだけどな。
早速入渓して糸を垂らす。今日は少し早めの9時入渓だが、相変わらず誰もいない。いつも通りこの素敵な空間を独占中。しかし、高知の人はどこに釣りに行ってんだろう。沢登りの人にも会ったことないし。不思議だな。
ここの沢も小滝がある程度で、両岸とも迂回可能でロープもいらない。一人だし気楽に巻いて超えていく。濡れてまで登る気合はないなぁー(笑 すこしボルダリングジムとかいって体使わないとヘタレになってしまうな。
淵が水をたくわている。相変わらず透明度が高い。ただアマゴもウグイも小さい。水量が細いと住んでいる魚も小さくなるのか。それとも魚類も暖かいと小さくなるのか。ベルクマンの法則って哺乳類だけだよな。
森を抜けて、急に渓が開けて日が降り注ぐ。明るいといいね。少し肌寒いくらいだったが、日が当たると急に温度が上がったと感じる。暖かいといいね。いい季節だ。暑くもなく濡れても寒くもない。なんていい日だ。
このかわいい花はなんていう名前の植物なんだろうか。小さい黄色花が水に濡れて光っている。しばらく群生地が続く。花の写真だけからどうやったら名前を調べることができるんだろうか。
うぉー、林道が沢を横断してる。たまにこんな林道もあるな。安く整備するためなんだろうな。崩壊してもいいや的な林道かな。強制的にいったん林道に上がることになった。いやいい天気だ。
上流も植林帯が続く。林道もこのさきに伸びている。橋がかかっていないところを見ると、どんなに増水しても大したことはないんだろうな。
でも魚はいなくはない。アマゴもウグイも釣れる。この先からは水量が減って釣りの対象にはならない。地形図では、まだ水線が書かれているので、源頭までは1~2kmまであるだろうな。でも上まで行ってみても下る道がないんだよな。
駐車場 林道路肩
早速入渓して糸を垂らす。今日は少し早めの9時入渓だが、相変わらず誰もいない。いつも通りこの素敵な空間を独占中。しかし、高知の人はどこに釣りに行ってんだろう。沢登りの人にも会ったことないし。不思議だな。
ここの沢も小滝がある程度で、両岸とも迂回可能でロープもいらない。一人だし気楽に巻いて超えていく。濡れてまで登る気合はないなぁー(笑 すこしボルダリングジムとかいって体使わないとヘタレになってしまうな。
淵が水をたくわている。相変わらず透明度が高い。ただアマゴもウグイも小さい。水量が細いと住んでいる魚も小さくなるのか。それとも魚類も暖かいと小さくなるのか。ベルクマンの法則って哺乳類だけだよな。
森を抜けて、急に渓が開けて日が降り注ぐ。明るいといいね。少し肌寒いくらいだったが、日が当たると急に温度が上がったと感じる。暖かいといいね。いい季節だ。暑くもなく濡れても寒くもない。なんていい日だ。
このかわいい花はなんていう名前の植物なんだろうか。小さい黄色花が水に濡れて光っている。しばらく群生地が続く。花の写真だけからどうやったら名前を調べることができるんだろうか。
うぉー、林道が沢を横断してる。たまにこんな林道もあるな。安く整備するためなんだろうな。崩壊してもいいや的な林道かな。強制的にいったん林道に上がることになった。いやいい天気だ。
上流も植林帯が続く。林道もこのさきに伸びている。橋がかかっていないところを見ると、どんなに増水しても大したことはないんだろうな。
でも魚はいなくはない。アマゴもウグイも釣れる。この先からは水量が減って釣りの対象にはならない。地形図では、まだ水線が書かれているので、源頭までは1~2kmまであるだろうな。でも上まで行ってみても下る道がないんだよな。
駐車場 林道路肩
タラの芽発見 |
2017年5月4日木曜日
山から見た会津若松で伝統会津ソースカツ丼を食べる
もう前から食べるものは決めていた。それは伝統会津ソースカツ丼である。やっぱり山のあとはガッツリと食べたい。喜多方ラーメンは、高知にもチェーン店がある。カレー焼きそばは、自分的にはいまいちだった。じゃ、ということでB級グルメ伝統会津ソースカツ丼にした。カツ丼がB級かは議論があるかも。トンカツって安くはないが、高くもない絶妙な価格設定の食べ物だよな。
カウンターが空いていたので、さくっと入ることができた。テーブル席は待ち行列ができていた。とは言え、店内が大きいので割りと回転していくみたい。注文は、もちろんソースかつ丼1,000円(税込み)。このお店の表記はソースかつ丼、協会のサイトでは伝統会津ソースカツ丼で、どっちが正しいの?ま、うまければいいっか。
伝統会津ソースカツ丼は、キャベツの上にソースに浸ったカツがのっていた。カツの切り方はこの店独特なのか不均等なカットはちょっと斬新だ。前もっとカットされているが、結局はかじりつくことになる。肉食ってる感があっていい感じ。
かかっているソースは、福井のウスターベースでもなく、駒ヶ根のソースカツ丼よりこってりとしている。照りと甘みがウマー。東北らしいどっしりとした味で感激じゃー。やっぱり下山後はがっつり食いたい。というわけで大満足満足。
カウンターが空いていたので、さくっと入ることができた。テーブル席は待ち行列ができていた。とは言え、店内が大きいので割りと回転していくみたい。注文は、もちろんソースかつ丼1,000円(税込み)。このお店の表記はソースかつ丼、協会のサイトでは伝統会津ソースカツ丼で、どっちが正しいの?ま、うまければいいっか。
伝統会津ソースカツ丼は、キャベツの上にソースに浸ったカツがのっていた。カツの切り方はこの店独特なのか不均等なカットはちょっと斬新だ。前もっとカットされているが、結局はかじりつくことになる。肉食ってる感があっていい感じ。
かかっているソースは、福井のウスターベースでもなく、駒ヶ根のソースカツ丼よりこってりとしている。照りと甘みがウマー。東北らしいどっしりとした味で感激じゃー。やっぱり下山後はがっつり食いたい。というわけで大満足満足。
GW 雪たっぷり 展望ばっちり 会津磐梯山
【山域】磐梯山
【登山方法】雪山
【天気】晴れ(猪苗代町20/11℃)
【距離】7.7km
【コースタイム】
駐車場(7:10)-中の湯跡(7:50)-磐梯山(10:10/11:10)-弘法清水(11:30)-お花畑分岐(11:45)-中の湯跡(12:30)-駐車場(13:00)
新潟経由でゴールドラインにやってきた。事前情報では、夜間通行止めとなっていたけど、現実には八方台まで通れた。もしかしたら凍結状況によって違うのかもしれない。GW中の百名山だから早めに駐車場を確保しておくことが大事。朝出発の時間になってみて、自分の判断は正しかったことがわかった。
今年は残雪が多いみたい。ラッキー。帰省するさいに、久しぶりに東北の山に登ろうと計画したのが成功したな。登山道は完全に雪の下にある。でもGW中の百名山なので、大丈夫。先行者のトラックだらけ。ただ本当の登山コースであるかはわからない。
中の湯跡に着いた。温泉宿の廃墟が残っていた。残っていれば、那須岳の三斗小屋温泉や九重連山の法華院温泉山荘になったのにな。まっ、潰れたんだから温泉がだめになったのか、お客さんが少なくて経営がなりたたなかったんだろう。ネットを見ると強引に入浴する強者もいるようだ。ただ、どうも温度はかなり低いようだ。
中の湯から正規のコースに戻るべく木道階段を登ることにした。独りてくてく登っていく。このコースは、だれも登っていない。この時期は、正規のコースより直線的に尾根を登って行っているみたいだな。でも銅沼経由で登ろうと思っていたんで、正規コースを登っていく。
なんか変だな。銅沼の分岐を見逃したかな。でも分岐の案内板はなかったよな。念のためGPSを見るとやっぱり分岐を通り過ぎている...正規のコースにはいるんだけど、どこに分岐が合ったのかな。もっと前に分岐していたのかな。仕方ない下山時に回ろう。
尾根筋になると雪がなくなった。雪がなくなると普段の人気がよくわかる。やっぱり土のえぐれがすごいな。完全にオーバーユースなんだろうな。深田久弥も罪なことしたもんだ。と言いつつやっぱり選ばれた山は、いい山が多いのも事実だ。
グランデコスノーリゾートのゲレンデが8の字に見える。吾妻山も途中ま登って帰ってきたんだよな。いづれ山スキーで登りたいな。となるとなかなか機会に恵まれないな。さすがに高知からは遠い。
桧原湖が一望できる。子供が小さい頃よく行ったな。あのそばにクロスカントリースキーのコースがあって、家族で遊んだな。奥様と一緒に遊んだ唯一のアウトドアスポーツだったな。
日当たりがいいところは雪がなくなっていた。雪がないと間違いなく正規のコースをたどっているのがわかる。誰もいない静かな山もいいもんだ。でも静かな山なら地元で味わえる。登山者いっぱいというのも楽しみたい。
飯豊連峰が見える。さすが名だたる豪雪地帯の名山だけのことはあるな。磐梯山は、残雪って感じだけど、あっちはまだ冬真っただ中という感じ。飯豊の山容の白さは、ひと味違う。
正規コースを登っているから、誰にも会わないとは、なんか不思議なことになっている。他の登山者は、先行者のトラックをトレースして地図上のコースの少し下を登っているようだ。
なんとなく正規コースをトレースしていくと、みんなのトラックに合流した。こっちはすごい踏み跡がある。まさにGWの百名山だな。前後に登山者が必ずいるようになった。残雪の上に土色の跡が明瞭に残っている。
森を抜けると視界が広がり、頂きが見えた。あれが磐梯山の山頂だろうか。むかし登ったときに見たはずだけどまったく憶えていない。あれだとすればもう少しで頂上に着くな。
残雪の吾妻山が見える。もう少し左に安達太良も見えている。山頂が近づくとますます展望が開けてくる。山頂に着いたら絶対に360°の展望が待っているはず。この天気は、当分もつだろうからたっぷりと楽しもう。
思った通り山頂は、360°の展望が広がっている。正面に猪苗代湖を見下ろす絶景だ。今までは湖岸からしか見たことなかった湖が、まるごと見渡せる。子供の頃登ったはずだけど、まったく記憶がないな。だからこそ再登しに来たんだ。
頂上で、いつものように記念撮影する。人は多いけど、盛夏ほどではないので、タイミングよく誰もいないすきを狙ってセルフポートレート。バックの空が広い。いい天気。まさに五月晴れ。
猫魔岳のスキー場も雪たっぷり。今年は、猫魔スキー場もGW最終日までオープンしているってサイトに書いてあったな。やっぱり雪が多かったんだな。いやー、つくづくラッキーだった。
会津磐梯山1816mの看板は、ちょっと下の頂上岡部小屋のそばに立っていた。まだ開いていないだけなのか、もうやっていないのかわからない。でも、きれいな建物なんで夏場は営業してるんだろうな。
櫛ヶ峰は、噴火口の迫力を感じさせるな。ざれざれだな。山と高原地図磐梯・吾妻にはコースが載っていないけど、登れるのかな。家に帰って調べてみるとどうも登れるらしい。
弘法清水小屋が営業開始していてた。たぶんGWから営業開始なんだろう。隣の小屋も掘り起こしていた。宿泊はできないが、軽食とおみやげが買えるようだ。やっぱ百名山だけあって、お客さんが多いんだろうな。
案内板を確認して、八方台・裏磐梯コースへ下山していく。下山時に銅沼経由で戻ることにする。今度こそ銅沼への分岐の案内板を見逃さないようにしないといけない。
お花畑コースは、他の登山者は誰もいない。みんな山頂と八方台登山口の最短コースを往復しているようだ。寄り道しているのは自分だけ。登山道の雪は、すっかり消えている。もともと山頂は積雪が少ないし、日当たりはいいし雪が消えるのも早いからな。
お花畑コースからメインコースに戻ってきた。あれー、分岐がなかった...というか分岐がわからなかったのが正しいのか。どうも弘法清水から分岐があるような感じなんだけど。わからなかったな。あのときに渋谷登山口に向かうのが正しかったのかな。もう仕方ない。登り返してまで行く気はしないし。あきらめよう。
お花畑コースの周遊からメインコースに合流した。すごい踏み跡だらけだ。地図を取り出し見直すと、やっぱりお花畑コースに分岐した後に、さらに分岐があるはずだったのにな。もうメインコースをトレースして帰ろう。
下山はあっというま。1時間もかからずに中の湯跡まで戻ってきた。最初の予定では、銅沼経由で頂上に行くつもりだったし、本当はもう少し歩きたかったけど仕方ない。けっきょくコースの分岐が分からずじまいだったな。後ろ髪惹かれる思いだ。
磐梯山ゴールドライン 八方台登山口(トイレあり)無料
ラピスパ裏磐梯 520円(JAF優待で10%OFF480円)
服装メモ
服装は悩んだけど、けっきょくは冬の低山ハイキングと同じ服と、アゾロのトレッキングブーツで登った。雪がしまっていたんで、トレッキングブーツで特に問題はなかったな。
他の人は、クランポンを使っていたが、自分にはいらなかった。
もちろんバックパックには、簡易クランポンを持参していたけど。
【登山方法】雪山
【天気】晴れ(猪苗代町20/11℃)
【距離】7.7km
【コースタイム】
駐車場(7:10)-中の湯跡(7:50)-磐梯山(10:10/11:10)-弘法清水(11:30)-お花畑分岐(11:45)-中の湯跡(12:30)-駐車場(13:00)
新潟経由でゴールドラインにやってきた。事前情報では、夜間通行止めとなっていたけど、現実には八方台まで通れた。もしかしたら凍結状況によって違うのかもしれない。GW中の百名山だから早めに駐車場を確保しておくことが大事。朝出発の時間になってみて、自分の判断は正しかったことがわかった。
今年は残雪が多いみたい。ラッキー。帰省するさいに、久しぶりに東北の山に登ろうと計画したのが成功したな。登山道は完全に雪の下にある。でもGW中の百名山なので、大丈夫。先行者のトラックだらけ。ただ本当の登山コースであるかはわからない。
中の湯跡に着いた。温泉宿の廃墟が残っていた。残っていれば、那須岳の三斗小屋温泉や九重連山の法華院温泉山荘になったのにな。まっ、潰れたんだから温泉がだめになったのか、お客さんが少なくて経営がなりたたなかったんだろう。ネットを見ると強引に入浴する強者もいるようだ。ただ、どうも温度はかなり低いようだ。
中の湯から正規のコースに戻るべく木道階段を登ることにした。独りてくてく登っていく。このコースは、だれも登っていない。この時期は、正規のコースより直線的に尾根を登って行っているみたいだな。でも銅沼経由で登ろうと思っていたんで、正規コースを登っていく。
なんか変だな。銅沼の分岐を見逃したかな。でも分岐の案内板はなかったよな。念のためGPSを見るとやっぱり分岐を通り過ぎている...正規のコースにはいるんだけど、どこに分岐が合ったのかな。もっと前に分岐していたのかな。仕方ない下山時に回ろう。
尾根筋になると雪がなくなった。雪がなくなると普段の人気がよくわかる。やっぱり土のえぐれがすごいな。完全にオーバーユースなんだろうな。深田久弥も罪なことしたもんだ。と言いつつやっぱり選ばれた山は、いい山が多いのも事実だ。
グランデコスノーリゾートのゲレンデが8の字に見える。吾妻山も途中ま登って帰ってきたんだよな。いづれ山スキーで登りたいな。となるとなかなか機会に恵まれないな。さすがに高知からは遠い。
桧原湖が一望できる。子供が小さい頃よく行ったな。あのそばにクロスカントリースキーのコースがあって、家族で遊んだな。奥様と一緒に遊んだ唯一のアウトドアスポーツだったな。
日当たりがいいところは雪がなくなっていた。雪がないと間違いなく正規のコースをたどっているのがわかる。誰もいない静かな山もいいもんだ。でも静かな山なら地元で味わえる。登山者いっぱいというのも楽しみたい。
飯豊連峰が見える。さすが名だたる豪雪地帯の名山だけのことはあるな。磐梯山は、残雪って感じだけど、あっちはまだ冬真っただ中という感じ。飯豊の山容の白さは、ひと味違う。
正規コースを登っているから、誰にも会わないとは、なんか不思議なことになっている。他の登山者は、先行者のトラックをトレースして地図上のコースの少し下を登っているようだ。
なんとなく正規コースをトレースしていくと、みんなのトラックに合流した。こっちはすごい踏み跡がある。まさにGWの百名山だな。前後に登山者が必ずいるようになった。残雪の上に土色の跡が明瞭に残っている。
森を抜けると視界が広がり、頂きが見えた。あれが磐梯山の山頂だろうか。むかし登ったときに見たはずだけどまったく憶えていない。あれだとすればもう少しで頂上に着くな。
残雪の吾妻山が見える。もう少し左に安達太良も見えている。山頂が近づくとますます展望が開けてくる。山頂に着いたら絶対に360°の展望が待っているはず。この天気は、当分もつだろうからたっぷりと楽しもう。
思った通り山頂は、360°の展望が広がっている。正面に猪苗代湖を見下ろす絶景だ。今までは湖岸からしか見たことなかった湖が、まるごと見渡せる。子供の頃登ったはずだけど、まったく記憶がないな。だからこそ再登しに来たんだ。
頂上で、いつものように記念撮影する。人は多いけど、盛夏ほどではないので、タイミングよく誰もいないすきを狙ってセルフポートレート。バックの空が広い。いい天気。まさに五月晴れ。
猫魔岳のスキー場も雪たっぷり。今年は、猫魔スキー場もGW最終日までオープンしているってサイトに書いてあったな。やっぱり雪が多かったんだな。いやー、つくづくラッキーだった。
会津磐梯山1816mの看板は、ちょっと下の頂上岡部小屋のそばに立っていた。まだ開いていないだけなのか、もうやっていないのかわからない。でも、きれいな建物なんで夏場は営業してるんだろうな。
櫛ヶ峰は、噴火口の迫力を感じさせるな。ざれざれだな。山と高原地図磐梯・吾妻にはコースが載っていないけど、登れるのかな。家に帰って調べてみるとどうも登れるらしい。
弘法清水小屋が営業開始していてた。たぶんGWから営業開始なんだろう。隣の小屋も掘り起こしていた。宿泊はできないが、軽食とおみやげが買えるようだ。やっぱ百名山だけあって、お客さんが多いんだろうな。
案内板を確認して、八方台・裏磐梯コースへ下山していく。下山時に銅沼経由で戻ることにする。今度こそ銅沼への分岐の案内板を見逃さないようにしないといけない。
お花畑コースは、他の登山者は誰もいない。みんな山頂と八方台登山口の最短コースを往復しているようだ。寄り道しているのは自分だけ。登山道の雪は、すっかり消えている。もともと山頂は積雪が少ないし、日当たりはいいし雪が消えるのも早いからな。
お花畑コースからメインコースに戻ってきた。あれー、分岐がなかった...というか分岐がわからなかったのが正しいのか。どうも弘法清水から分岐があるような感じなんだけど。わからなかったな。あのときに渋谷登山口に向かうのが正しかったのかな。もう仕方ない。登り返してまで行く気はしないし。あきらめよう。
お花畑コースの周遊からメインコースに合流した。すごい踏み跡だらけだ。地図を取り出し見直すと、やっぱりお花畑コースに分岐した後に、さらに分岐があるはずだったのにな。もうメインコースをトレースして帰ろう。
下山はあっというま。1時間もかからずに中の湯跡まで戻ってきた。最初の予定では、銅沼経由で頂上に行くつもりだったし、本当はもう少し歩きたかったけど仕方ない。けっきょくコースの分岐が分からずじまいだったな。後ろ髪惹かれる思いだ。
磐梯山ゴールドライン 八方台登山口(トイレあり)無料
ラピスパ裏磐梯 520円(JAF優待で10%OFF480円)
ラビスパに行く途中で見ることができる |
服装は悩んだけど、けっきょくは冬の低山ハイキングと同じ服と、アゾロのトレッキングブーツで登った。雪がしまっていたんで、トレッキングブーツで特に問題はなかったな。
他の人は、クランポンを使っていたが、自分にはいらなかった。
もちろんバックパックには、簡易クランポンを持参していたけど。
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