2017年4月9日日曜日

今シーズンは四万十川上流で遊ぶ

 2015年は嶺北地域で、2016年は吉野川源流で、今年は四万十川源流にした。まずは不入川に行ってみた。四万十源流の反対側に位置する。
 国道439号を不入渓谷の看板を見つけて、渓谷への林道に入る。すぐにダートトラックになってしまう。上部二股で行ってみて、林道が支流を横断しているところから入渓した。
 支流でも糸を垂らすがあたりなし。本流までとっとと降りる。いい感じの水量がある。昨日まで雨だったにしては濁りも弱い。少し曇りがちだが昨日までの雨を考えれば天気にも恵まれた。
 一発目は岩魚だった。サビが入っていかにもの越冬岩魚だ。まさに渓に春到来だ。でも本当は四国には岩魚はいないはずだが。釣れて、うれしいやら悲しくなるやら複雑な感じがする。
 要所要所でテンポよく釣り上げていくが、すべて岩魚だ。まったくアマゴがいない。そう言えばウグイもいないな。水温が特に冷たいということなさそうだし、理由はわからないが不思議だな。
 本当にきれいだな。釣り人がほとんど入らないので、まったくゴミが落ちていないし、明瞭な巻道もついていない。地元の人はもっと下流で釣るんだろうか。山菜もないし、林業関係者以外は、山に入る人がいないのかな。
 下部二股は本流を行く。まだまだ水量は豊富にあり、魚がいる気配ありあり。このあとも瀬と淵で岩魚と戯れる。人間からしたらキャッチアンドリリースだし、戯れでも岩魚からしたらゲスの極みだろうな(笑
 上流の二股を右に登る。ふとバックパックを見るとトップポケットが開いている...GPSいない、いやーぁー!! Oh My。とりあえずGPSを確認した最後のところまで戻り再び登る。奇跡的もひっそりと枯れ葉に横たわっているのを発見できた。奇跡だ。沢に落ちていたら絶対に発見できなかったろ。
 テープがあり右手を見ると林道の側面が見えた。そこから15分ほど斜面を登り、林道終点にあがってお終い。この先は崩壊が、すごくて林道として機能していない。十分にストレス発散ができて、幸いGPSもなくさずにすんで気分よく車まで戻った。
 今日はアマゴには出会わずじまいだった。次回は他の沢を探索してみよう。

駐車場 林道路肩
蕗の薹あるんだ

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