【登山方法】登山
【天気】晴れ(三好市14/3℃)
【距離】9.1km
【コースタイム】
住吉神社駐車場(9:45)-寒峰登山道入口(10:10)-福寿草群生地(10:30)-西寒峰(11:50)-寒峰山頂(12:30)-落合峠分岐(12:50)-モノレールレール(13:20)-林道(14:30)-駐車場(14:50)
登山口が少しわかりにくいらしい。竜宮トンネルを抜けて、下関トンネルが近づくと、注意深く寒峰登山口の看板を探す。案内板が出てきた。この細い旧道を右折する。東祖谷奥ノ井集落の八幡神社を通り過ぎ、さらに上の住吉神社まで向かう。
神社をちょっと通り過ぎると路肩に駐車スペースが用意されていた。なんだか少し荒んででいるけど。相変わらずだーれーもいないおやま。今日も完全なる単独行か。前向きに言えば、この山独り占め!
住吉神社の境内を通って、登山道が向かう。まずは竹林の中を登っていく。結構人が登ってる感ありで、踏み跡が明瞭だ。福寿草を見に登る人が結構いるんだろうか。というかネットで見つけた記録は、ほとんど福寿草の最盛期に登られていたな。
小さな谷にを横切ると思いがけず水場があった。すげーちょろちょろと流れている。上の登山口から登るとここには来ない。そして、この水場は、間違いなく冬には枯れるな。
あれーまー舗装された立派な林道に出ただよ。ここから再スタートになるわけだ。昔の登山道を横断するように林道が新設されたんだ。まあ残念な感じはするが、仕方ないな。遊ぶ人より働く人の作業環境が優先されるのは当然のことだろうし。
新しく作られた登山口からリスタートで登る。相変わらずの植林された杉林の中、テープと踏み跡に導かれていく。そう言えば、このテープって誰が整備してくれてんだろう。有志の方なのかな。ありがたやありがたや。
福寿草の群生地に着いた。りっぱな説明の案内板が立ってる。3月くらいに花が咲くそうだ。ちなみに図鑑を見ると、福寿草は食べられないそうだ。というより食べたらヤバイらしい。若葉がヨモギに似てるらしい。
福寿草群生地からトラバースして尾根に向かう。りっぱな案内板が出て来て、尾根に向かうよう導かれる。植林なんで、作業用の杣道に迷い込まないようにと、ここに建てられたんだろう。
明るい杉林の尾根を登る。いい陽気のひだまりハイキングだな。のんびりマイペースで登ってく。だいたい2㎞/hくらいが、いつものペースです的な。平地でも山でも歩くの遅いな。
四等三角点1415.2m地点。正確な現在地を確認できた。まあGPSも持ってるんだけど(笑 でも、山ノボラーとしては、地形図とコンパスで現在地を確認するのが基本だからね。
巻道の分岐から片道300mなんで、西寒峰に登ってみる。こちら側にもテープがつけられていた。西祖谷の集落に下りる道があるようだ。地図には載っていないが、きっとあの集落へ続く道だろう。西寒峰を山頂を踏むと来た道を分岐まで戻る。
振り返ると三峰がよく見える。いい天気だな。残念ながら紅葉の盛りは過ぎてしまったな。先週末くらいがピークだったろうな。冬枯れと紅葉の端境期で、少し中途半端なときに来たかな。
ちょっと広い平らな場所に出た。地図で確認すると西寒峰と寒峰の鞍部だな。なぜか木がないな。防火帯で伐採したって言うわけでもなさそうだし。自然にこうなったのかな。
おおー雪だー雪だー。初冠雪かな。昨日の雨が、ここでは雪だったんだ。やっぱり雪はいいな。雪国育ちだもん。理屈じゃないんだ。冬は雪、外は白。と言いつつ雪かきしない生活って楽だよね。
広い鞍部を歩いて、少し左にある尾根に登る。地形図見ると、確かに登山道がちょっぴりと左の尾根に向かっているとおりだ。地形図びっくりするくらい正確だな。
尾根に出ると下草がうるさい。踏み跡も薄くなった。ただ、ここまで登ってくるとこのさきの山頂が見えているんで、もう道に迷う心配はない。
きれいに寒峰が見える。空気が澄んでいて、晩秋の空が青くて気持ちいいな。ただ上に出たせいか風が強くなって、少し手が寒く感じる。脱いでいたソフトシェルを着込んで風を防ぐ。
誰もいない寒峰に到着した。360度遮るものがない展望がひらける。この山頂は、かなり見晴らしがいい。剣山、三峰、腕山、黒滝山四方すべて山並みだ。さすがに瀬戸内海を望むには山が低いか。
落合峠への道は、あんまり歩かれていないようだ。たぶん福寿草群生地を見て、寒峰頂上に来て、同じ道を下る人が多いんだろうな。きっと大半の人はピストン登山なんだろうな。
奥ノ井と落合峠の分岐点に着いた。落合峠まで登山道が伸びているとは!ただ、かなり踏み跡が薄くなっていたんで、落合峠に向かうとさらに道は不明瞭になるだろうな。
薄い踏み跡を追いかけて、下山していく。テープがあるから何とかなるが、時々に踏み跡を探して立ち止まる。慎重に降りていく。万が一迷子になると悲惨だからな。ただ、だいたいスマホが通じる山みたい。下に集落があるからかな。
下草の背丈が低くなると、踏み跡もトレースしやすくなった。杉林のなか、一気に高度を落としていく。逆コースで行くと急登の連続になるな。道が削られていないので、滑ることなく歩きやすい。
ネットで参考にさせてもらった記録通り、モノレールのレールが出てきた。杉の植林帯なんで、林業用だろうな。しばらくはレール沿いに尾根道を下りていく。ここからの下山道は、明確な踏み跡があっていい。
杉林の尾根をぐんぐん下りていく。仕事に使われているだからろう、上の登山道に較べて本当にはっきりとした踏み跡があってトレースするのがらくらく。もう迷子の心配なくなった。
おにぎりを1個食べただけでは、やっぱりお腹が空いてきた。パックを下ろして、遅いお昼にする。蒙古タンメン中本&鮭おにぎりのかんたん雑炊うますぎー。辛いなかに甘い味があって、コンビニ製品なんで激辛でもなく、いい感じで食べやすい辛さに仕上がってる。さすがセブンイレブン様。次回は、冷凍豚肉とネギを入れてグレードアップしよう(笑
20mくらい下にも駐車スペースと簡易トイレあり
上の寒峰登山口 路肩にも停めることが可能
服装メモ
キャプリーン3、厚手シャツ、ソフトシェル
厚手パンツ
ニットキャップ&薄手のグローブ
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