2016年11月26日土曜日

紅葉には遅かった寒峰 プチ馬蹄型縦走登山

【山域】四国山地 
【登山方法】登山 
【天気】晴れ(三好市14/3℃)
【距離】9.1km
【コースタイム】
住吉神社駐車場(9:45)-寒峰登山道入口(10:10)-福寿草群生地(10:30)-西寒峰(11:50)-寒峰山頂(12:30)-落合峠分岐(12:50)-モノレールレール(13:20)-林道(14:30)-駐車場(14:50)

 登山口が少しわかりにくいらしい。竜宮トンネルを抜けて、下関トンネルが近づくと、注意深く寒峰登山口の看板を探す。案内板が出てきた。この細い旧道を右折する。東祖谷奥ノ井集落の八幡神社を通り過ぎ、さらに上の住吉神社まで向かう。
 神社をちょっと通り過ぎると路肩に駐車スペースが用意されていた。なんだか少し荒んででいるけど。相変わらずだーれーもいないおやま。今日も完全なる単独行か。前向きに言えば、この山独り占め!
 住吉神社の境内を通って、登山道が向かう。まずは竹林の中を登っていく。結構人が登ってる感ありで、踏み跡が明瞭だ。福寿草を見に登る人が結構いるんだろうか。というかネットで見つけた記録は、ほとんど福寿草の最盛期に登られていたな。
 小さな谷にを横切ると思いがけず水場があった。すげーちょろちょろと流れている。上の登山口から登るとここには来ない。そして、この水場は、間違いなく冬には枯れるな。
 あれーまー舗装された立派な林道に出ただよ。ここから再スタートになるわけだ。昔の登山道を横断するように林道が新設されたんだ。まあ残念な感じはするが、仕方ないな。遊ぶ人より働く人の作業環境が優先されるのは当然のことだろうし。
 新しく作られた登山口からリスタートで登る。相変わらずの植林された杉林の中、テープと踏み跡に導かれていく。そう言えば、このテープって誰が整備してくれてんだろう。有志の方なのかな。ありがたやありがたや。
 福寿草の群生地に着いた。りっぱな説明の案内板が立ってる。3月くらいに花が咲くそうだ。ちなみに図鑑を見ると、福寿草は食べられないそうだ。というより食べたらヤバイらしい。若葉がヨモギに似てるらしい。
 福寿草群生地からトラバースして尾根に向かう。りっぱな案内板が出て来て、尾根に向かうよう導かれる。植林なんで、作業用の杣道に迷い込まないようにと、ここに建てられたんだろう。
 明るい杉林の尾根を登る。いい陽気のひだまりハイキングだな。のんびりマイペースで登ってく。だいたい2㎞/hくらいが、いつものペースです的な。平地でも山でも歩くの遅いな。
 四等三角点1415.2m地点。正確な現在地を確認できた。まあGPSも持ってるんだけど(笑 でも、山ノボラーとしては、地形図とコンパスで現在地を確認するのが基本だからね。
 巻道の分岐から片道300mなんで、西寒峰に登ってみる。こちら側にもテープがつけられていた。西祖谷の集落に下りる道があるようだ。地図には載っていないが、きっとあの集落へ続く道だろう。西寒峰を山頂を踏むと来た道を分岐まで戻る。
 振り返ると三峰がよく見える。いい天気だな。残念ながら紅葉の盛りは過ぎてしまったな。先週末くらいがピークだったろうな。冬枯れと紅葉の端境期で、少し中途半端なときに来たかな。
 ちょっと広い平らな場所に出た。地図で確認すると西寒峰と寒峰の鞍部だな。なぜか木がないな。防火帯で伐採したって言うわけでもなさそうだし。自然にこうなったのかな。
 おおー雪だー雪だー。初冠雪かな。昨日の雨が、ここでは雪だったんだ。やっぱり雪はいいな。雪国育ちだもん。理屈じゃないんだ。冬は雪、外は白。と言いつつ雪かきしない生活って楽だよね。
 広い鞍部を歩いて、少し左にある尾根に登る。地形図見ると、確かに登山道がちょっぴりと左の尾根に向かっているとおりだ。地形図びっくりするくらい正確だな。
 尾根に出ると下草がうるさい。踏み跡も薄くなった。ただ、ここまで登ってくるとこのさきの山頂が見えているんで、もう道に迷う心配はない。
 きれいに寒峰が見える。空気が澄んでいて、晩秋の空が青くて気持ちいいな。ただ上に出たせいか風が強くなって、少し手が寒く感じる。脱いでいたソフトシェルを着込んで風を防ぐ。
 誰もいない寒峰に到着した。360度遮るものがない展望がひらける。この山頂は、かなり見晴らしがいい。剣山、三峰、腕山、黒滝山四方すべて山並みだ。さすがに瀬戸内海を望むには山が低いか。
 さすがに晩秋の山頂は寒かった。気温も低いが、特に風が強くてまいった。写真を撮って、すぐ下山することにした。予定では昼食を山頂で作って食べるはずだったが、もう少し高度を落として風が避けれるとことまで行ってから食べよう。
 落合峠への道は、あんまり歩かれていないようだ。たぶん福寿草群生地を見て、寒峰頂上に来て、同じ道を下る人が多いんだろうな。きっと大半の人はピストン登山なんだろうな。
 奥ノ井と落合峠の分岐点に着いた。落合峠まで登山道が伸びているとは!ただ、かなり踏み跡が薄くなっていたんで、落合峠に向かうとさらに道は不明瞭になるだろうな。
 薄い踏み跡を追いかけて、下山していく。テープがあるから何とかなるが、時々に踏み跡を探して立ち止まる。慎重に降りていく。万が一迷子になると悲惨だからな。ただ、だいたいスマホが通じる山みたい。下に集落があるからかな。
 下草の背丈が低くなると、踏み跡もトレースしやすくなった。杉林のなか、一気に高度を落としていく。逆コースで行くと急登の連続になるな。道が削られていないので、滑ることなく歩きやすい。
 ネットで参考にさせてもらった記録通り、モノレールのレールが出てきた。杉の植林帯なんで、林業用だろうな。しばらくはレール沿いに尾根道を下りていく。ここからの下山道は、明確な踏み跡があっていい。
 杉林の尾根をぐんぐん下りていく。仕事に使われているだからろう、上の登山道に較べて本当にはっきりとした踏み跡があってトレースするのがらくらく。もう迷子の心配なくなった。
 おにぎりを1個食べただけでは、やっぱりお腹が空いてきた。パックを下ろして、遅いお昼にする。蒙古タンメン中本&鮭おにぎりのかんたん雑炊うますぎー。辛いなかに甘い味があって、コンビニ製品なんで激辛でもなく、いい感じで食べやすい辛さに仕上がってる。さすがセブンイレブン様。次回は、冷凍豚肉とネギを入れてグレードアップしよう(笑 
 食後もどんどん下りていく、最後は舗装された林道に出た。舗装された林道を下って奥ノ井集落まで戻る。途中上の登山口に続くと思われる分岐があった。次回は、上から登ればいいかな。雪で通行止めになるのか不明だな。少なくとも集落までは大丈夫だろうし、年が明けたらスノーシューハイキングに来てみよう。
駐車場 住吉神社 5台くらい(トイレなし)無料
20mくらい下にも駐車スペースと簡易トイレあり
上の寒峰登山口 路肩にも停めることが可能
服装メモ
キャプリーン3、厚手シャツ、ソフトシェル
厚手パンツ
ニットキャップ&薄手のグローブ

2016年11月8日火曜日

防水インナーバッグ 「イスカ(ISUKA) ウェザーテック インナーバッグ 45L」 買い替えました

 バックパックの中に突っ込む防水インナーバッグが、けっこうだめになった。多分5年以上使って、サイズ的に一番出番が多かった分痛みも激しい。マジックテープが、本体とこすれることが原因でだんだんと薄くなってきた。写真のような感じになって、性能的に問題ありそうだし、底のほうの撥水性能がかなり落ちてきたんで、ずぶ濡れになると中身がうっすら濡れるようになってきた。
 仕方ないで、新しい防水インナーバッグを買うことにした。以前は、ショップオリジナルの少し安めの防水インナーバッグを買えたんだが、田舎モンには、基本amazon様しか頼るものがない。で、amazon様で、イスカ(ISUKA)ウェザーテック インナーバッグ45L3,165円でお買上げしただよ。届いいた箱を開けると、これまた立派なパッケージに入ってる。
 新品になったんで、ボロボロになっていた箇所はピカピカだー。マジックテープに引っかかることなくなったんでOKです。心なしか表面もすべすべ感がましたような。入り口付近の防水性能確保できて撥水性能も新品安心ってか。新しいってやっぱりいいね。
 こんな感じでくるくる回して、バックルをしめると水が入ってこない。ということになっているが実際に長時間沢の中で泳いだり、滝でずぶ濡れになっていると中に水が入ってくることもあるので要注意です。が、普通の縦走登山なら中が濡れことはないと思う。沢登りのときは、スリーピングバッグは更にゴミ袋でパッケージングして濡れないようにしてる。
 サイズは、高さ70cm、幅55cm、底のサイズは、縦25cm、横35cmで、容量45L、平均重量180gなり。基本的に、45L以下のバックパックなら普通に使える形状だと思う。というかメーカー品なんで、そのへんは抜かりなく作っていると思う。ちなみにMy オスプレーのケストレル38Lには、ぴったしのサイズです。
 防水性能は、ウェザーテックというゴアテックス的な素材で担保しているらしい。説明書には、「ウェザーテックは、特殊樹脂フィルムを2枚の生地でサンドウィッチ構成した3層構造の高機能素材です。防水性能、防風性能、透湿性能、結露防止性能に非常に優れているために、雨、風、雪のシーンには最適な素材です。」とのこと。最新のゴアテックスファブリlックに比べると厚めの生地だとは思うけど、インナーバッグという性質から厚手のほうが安心感あるよな。ただ防水性能があれば十分なんで、透湿性能とか他の性能はいらないんで、もっと安く作れないのかなと言う疑問というか要望もある。
 この説明を読むと、ぼろぼろになった内部と外側の布の間にフィルムが入ってるのかな。よくわからないな。新品になれば、防水性能も撥水性能も復活じゃー。最近は、バックパックのレインカバーも併用するようになったんで、より濡れない山生活になりました。
 人によっては、ゴミ袋で代用する人もいるけど、贅沢にも買い替えちゃったな。インナーバック専用だけあって、丈夫さはゴミ袋の比ではないことは言うまでもないので、そんなに贅沢でもないか(笑。

2016年11月6日日曜日

SIRIO P.F.46 GRY 内部漏水 ようは濡れるだよ 顛末記

 SIRIO P.F.46 GRYを岡山のアシーズブリッジで買ったんだが、そのときにはフルゴアテックスブーティという説明を受けた。なのに雨の日に使うと、内部漏水した。うーん、変だなと思ったが足首から水が入ったからなと思って修理に出さなかったんだが、この前の常念岳は、シトシト雨で濡れたんで自信をもって上から濡れてないなということで、今回は、メーカー修理に出してみた。
 メーカーからゴアテックスの検査機関に出してみると、特に問題ないとの報告だったそうだ。なんだか変だなんと話していると、メーカーの説明は、「本製品は、フルゴアテックスブーティ構造ではない」とのこと。やっぱりそういうことなのね。この構造のブーティは、底までゴアテックスで覆われていないらしい。
 これは、アプローチやポタリングのときにサロモン X ULTRA 2 GTXだけど同じ仕組み。ただし、この製品の説明には、はっきりとアッパーの防水・透湿と書いてあるから問題ない。うーん、やっぱりあの時店員さんの説明を疑えばよかった。
 シリオのブーツは、イタリア製製品なら完全袋状のフルゴアテックスブーティ構造で、中国製はアッパーのみとのことでした。カタログにはそこまでの記載はないそうだ。えー、改善してほしいな。それともメーカーにきちんと確認してから買ったほうがいいのか。確かにソールを外して見てみると、ブーティは底が白い別素材で作れれている。そしてこの縫い目は、特別シーム処理されていないそうだ。当然全体が水浸しになると、その縫い目から徐々に水が染み込んでくる。というわけで、濡れるのは仕方ないな。
 自分では気が付かなかったが、左ソールが少し剥がれかかってたそうだ。ソール張替えして送り返してくれるそうだ。結局、半月ほどメーカー預かりになったな。戻ってくるとピカピカ。
ピカピカに元通り
 完全防水のソックスでごまかすことも考えたけど、ネットで使用感を読んでみるとどうも履き心地と防水性能はダメポっぽい。これを買ってごまかすのは傷口広げそう。
 あー、袋状のフルゴアテックスブーティのトレッキングブーツ買うしかないのかな...
 やっぱスカルパのカイラッシュかキネシスに買い換えるか。

2016年11月1日火曜日

なんか久しぶりに山関係の本読んだな「山ごはんの基本とレシピ」

 図書館で借りた「山ごはんの基本とレシピ」(ワンダーフォーゲル編集部)を読んだ。 基本構成は、前半は、クッキング道具紹介。後半が、レシピ紹介。基本構成を押さえている。
 当たり前だけど、どれも山で作れる簡単レシピ。前菜から、どんぶり、鍋、デザート約40レシピが掲載されていました。どれも参考になり、そろそろ避難小屋泊りかテント山行でヤマメシ作るか。
 大体の山の食事関係の本には載ってるペミカン。この本にも作り方が載っていました。しかし、山登って30年ほどだけど、人生一度もまだペミカンを食べたことがない!

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