【登山方法】沢登り
【山行日】2012/10/7-8
【天気】10/7 曇後一時雨(みなかみ 19/12℃)
【コースタイム】
桐の木平キャンプ場(7:30)-入渓点(7:45)-獅子の牢(8:45)-大滝(12:00)-宿泊地点(14:30)
桐の木平キャンプ場の奥から沢沿いにつけられた道を歩き出す。どうも杣道を歩きすぎたみたいで、ウナギの寝床を通りすぎてしまったらしい。ちょっと見ることが出来ずに残念!正解の入渓地点は、一つ目の堰堤を越えてすぐらしい。
遡行開始して、しばらく行くと右岸に電源関係ぽい建屋があった。こんなところに、なんための建物だろう。場所から推測すると、取水関係の電源施設か何かか。
両岸の上部が狭く、真ん中が広い、特徴的なゴルジェに出会う。まるで壺を縦に切ったような川岸だ。ゴルジェの中には、日が差し込まず薄暗い。増水時には絶対に居たくない場所だ。この特徴的なゴルジェは、獅子の牢と名付けられているらしい。
獅子の牢を抜けると、巨岩帯に入った。大きな岩が積み重なり、なかなか乗り越すのが大変だ。岩の隙間を見つけたり、水の中を進んだり、弱点を見つけては乗り越していく。巨岩帯を越えるのも、なかなか体力を消耗するもんだ。
今回の遡行で核心となる大滝8mは、Tさんがトップで登り、ロープを出してくれた。順番に確保してもらい、登っていく。ロープがあると安心して登れる。なくても登れるレベルだったが、ロープで確保してもらうと安心が違う。リーダTさんに感謝。
大滝を越えてからも、次々に滝が現れる。どの滝も歩くように登れる。遡行図を見てると、なるほど滝が連続している。しかし、これだけ滝がでてくるのに、きちんと遡行図に書き留めた人はえらい。
滝一本目 |
二段滝 |
妙に落ち口が直線の滝 |
滑滝二段 |
家の串下の沢を過ぎて、右岸にキャンプサイトを見つけた。焚き火の跡もあり、いい感じに整地されていた。この先によいキャンプサイトがあるかどうかわからないので、今宵の宿は、ここに決定する。テントを張り、薪に火をつけていい感じになった頃、雨が降り始めてしまった。結局4人さみしくテントの中での夕食となってしまった。
食事を終えて、外をふと見ると、いつのまにか雨がやんでいる。早速、濡れた柴を積み上げ、意地で焚きつける。煙でいぶされて柴が乾き、少しずつ火床ができてきた。くべる薪を徐々に太くしていき、きっちりと燃やしていく。みんなは、19時ごろに就寝してしまった。朝5時起きとは言え、さすがに寝るのにはまだ早い。しばらく独りきりで、ゆらめく炎を眺めて楽しんだ。
やっぱり沢旅には焚き火は欠かせないよなー。沢屋だけが楽しめる贅沢な遊び。
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