プリムスの近い製品の比較表
品名 | 出力 | 重量 | ゴトク径(大/小) |
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114ナノストーブ | 2,300kcal/h | 本体51g+点火装置部13g | 120/80mm |
153ウルトラバーナー | 3,600kcal/h | 本体99g+点火装置11g | 148/90mm |
チタンバーナー | 2,800kcal/h | 本体88g+点火装置10g | 148/90mm |
サイズを比較するとチタンバーナーよりウルトラ・バーナーのほうが若干大きい。写真で見るとほとんどわからないがウルトラ・バーナーのほうが縦に少し大きくなっている。ただ収納サイズとしては両製品とも遜色ない大きさだ。
重量は実測値でウルトラ・バーナー113g、チタンバーナー85g:点火装置なしだった。その差は28g程あり、手に持っていみるとウルトラ・バーナーの方が明らかに重く感じる。ウルトラ・バーナーの点火装置は外すのは簡単だったが、元に戻すには結構手ごずった。点火装置がネジ止めされていることからも装着・脱着されることはないという前提なんだろう。
ウルトラ・バーナーはゴトクが3本から4本へ、1本増えているのでクッカーを乗せた時の安定感が増している。1箇所吹き消えるとチタンバーナーは66%の出力になってしまうが、ウルトラ・バーナーでは75%の出力を確保できるようになっている。ウルトラ・バーナーは4本ゴトクで耐風性能が向上しているのがわかる。
ウルトラ・バーナーもエバニュー Tiウルトラライトクッカー深型にガスボンベと一緒にしまうことができる。まあメーカーもその辺りは設計時に組み入れているんだろう。クッカー・ヘッド・ボンベのセットで収納できるのでバックパックに忍ばすのにちょうどよい。
ウルトラ・バーナーの出力は3,600kcal/hもある。チタンバーナーで天ぷらを揚げることができたので、それ以上の出力があるウルトラ・バーナーなら出力の問題はないだろう。次回の山ではラーメンでも作るか。山に行く楽しみがまた一つ増えた。