NEMO ZOR SHORTを使い始めておよそ1年経った。1年間使用してみて、冬場も特にTHERMAREST ProLite スモールより寒いということもなかったし、寝心地が劣るということもなかった。コンパクトにまとまる分、THERMAREST ProLite スモールよりいい。しかもTHERMARESTより安かったし。コストパフォーマンス的にも満足できる買い物だった。
ただ一点難点を挙げれば、裏側の滑り止めがとれてしまった点だ。どうも滑り止めと本体との接着が弱いみたいで、滑り止め以上の力がかかると、めくれるように剥がれてしまう。ここはメーカーにもっと接着を強くしてくれよと言いたい。
もし、全部剥がれてしまったら、ホームセンターで売っている滑り止めテープでも張って対処するか。
体力ないゆる~い山登りの日々、麓から山頂まで山をまるごと楽しむのが好き。そんな山旅の記録や山道具の徒然なんかを綴っています。 GPSデータは右クリックしてダウンロードできますので自己責任でご自由にお使い下さい。最近は、YMAPにもダイジェスト版を投稿しています。
2012年10月9日火曜日
2012年10月8日月曜日
秋が近づいた 武尊山 川場谷 沢登り 二日目 10/08
【山域】武尊山(独立系)
【登山方法】沢登り
【山行日】2012/10/7-8
【天気】10/8 晴れ(みなかみ20/9℃)
【コースタイム】
宿泊地点(7:00)-登山道(10:15)-武尊山(11:15)-家の串山(12:30)-剣ヶ峰岩峰(13:00)-前武尊山(13:20)-川場谷野営場(15:15)
朝食は昨夜炊いたご飯の残りに、カレーをかけて食べた。テントを撤収して身支度を終えて、予定通り7時に登り出す。朝一の遡行の水は冷たい。できるだけ濡らさないようにと、飛び石の上を慎重に歩く。
高度を上げて分岐を過ぎるたびに、沢は少しづつ水流が細くなってくる。分岐を左、左へと進路をとり登る。登り始めて一時間ほどで、沢は源頭の様相になってきた。
日が高くなってくると、気温も上がってきた。お日様の恵みは、やはりありがたい。見上げると澄みきった秋空が広がっていて気持ちいい。絶好の登山日和だ。SO GOOD!
源頭も終わり、ついに藪に突入する。ササをかき分け登っていく先にゴールの稜線が見える。ササ藪の藪漕ぎはネマガリダケの藪漕ぎと比べればキツくはないが、それでもやっぱり藪漕ぎは疲れる。特に普段使わない腕と肩が痛くなる~。
ササをかき分け行き詰まると、次の沢を目指してトラバースする。何度か同じ事を繰り返しては、稜線を目指して藪を漕ぐ。藪漕ぎを2時間続けて、ようやく待ち望んだ登山道に出た。
登山道から武尊山頂上まで、高度差300mほど登らないといけない。藪漕ぎで疲れた体には、この登りは結構こたえる。それでも痛い体に鞭打って稜線を登っていく。山の紅葉と稜線に伸びる登山道が織りなす景色が、とてもきれいでうれしくなる。
1時間登ってようやく着いた山頂は、多くの登山者でにぎわっていた。さすが近場の百名山、人気があるね~。360度の展望が広がり、山座同定に花を咲かせる。遠くに至仏山と燧ヶ岳が見える。ほんと昨日とは打って変わって、いい天気にめぐまれたな。
山頂での昼休みが終わると、長い下山路が待っている。家の串山、剣ヶ峰岩峰、前武尊山と登り降りを繰り返す。登り返しのたびに、歩く速度がみるみる落ちていく。足が筋肉痛で痛いぜ。
前武尊山には、大和武尊の像が下界に睨みをきかせいた。ここからは下降の一路となり、ようやく登り返しから開放される。助かったー、ゆっくり下山しよう。
ゴールの川場野営場に仲間から少し遅れて到着した。Iさんが帰ろうとしている人と話している。どうも同乗させてくれないか交渉してくれたようだ。これで川場谷野営場-桐の木平キャンプ場間最後の7kmを歩かなくてすんだ。ラッキー。
ロングリープの上にラクビージャージでちょうど良かった。
桐の木平キャンプ場 無料 トイレあり
川場谷野営場 無料 トイレなし
湯郷 小住温泉 600円
GPSの電池が詰める前に切れてしまって残念
【登山方法】沢登り
【山行日】2012/10/7-8
【天気】10/8 晴れ(みなかみ20/9℃)
【コースタイム】
宿泊地点(7:00)-登山道(10:15)-武尊山(11:15)-家の串山(12:30)-剣ヶ峰岩峰(13:00)-前武尊山(13:20)-川場谷野営場(15:15)
朝食は昨夜炊いたご飯の残りに、カレーをかけて食べた。テントを撤収して身支度を終えて、予定通り7時に登り出す。朝一の遡行の水は冷たい。できるだけ濡らさないようにと、飛び石の上を慎重に歩く。
高度を上げて分岐を過ぎるたびに、沢は少しづつ水流が細くなってくる。分岐を左、左へと進路をとり登る。登り始めて一時間ほどで、沢は源頭の様相になってきた。
日が高くなってくると、気温も上がってきた。お日様の恵みは、やはりありがたい。見上げると澄みきった秋空が広がっていて気持ちいい。絶好の登山日和だ。SO GOOD!
源頭も終わり、ついに藪に突入する。ササをかき分け登っていく先にゴールの稜線が見える。ササ藪の藪漕ぎはネマガリダケの藪漕ぎと比べればキツくはないが、それでもやっぱり藪漕ぎは疲れる。特に普段使わない腕と肩が痛くなる~。
ササをかき分け行き詰まると、次の沢を目指してトラバースする。何度か同じ事を繰り返しては、稜線を目指して藪を漕ぐ。藪漕ぎを2時間続けて、ようやく待ち望んだ登山道に出た。
登山道から武尊山頂上まで、高度差300mほど登らないといけない。藪漕ぎで疲れた体には、この登りは結構こたえる。それでも痛い体に鞭打って稜線を登っていく。山の紅葉と稜線に伸びる登山道が織りなす景色が、とてもきれいでうれしくなる。
1時間登ってようやく着いた山頂は、多くの登山者でにぎわっていた。さすが近場の百名山、人気があるね~。360度の展望が広がり、山座同定に花を咲かせる。遠くに至仏山と燧ヶ岳が見える。ほんと昨日とは打って変わって、いい天気にめぐまれたな。
ゴールの川場野営場に仲間から少し遅れて到着した。Iさんが帰ろうとしている人と話している。どうも同乗させてくれないか交渉してくれたようだ。これで川場谷野営場-桐の木平キャンプ場間最後の7kmを歩かなくてすんだ。ラッキー。
ロングリープの上にラクビージャージでちょうど良かった。
桐の木平キャンプ場 無料 トイレあり
川場谷野営場 無料 トイレなし
湯郷 小住温泉 600円
| 消費エネルギーまで載っている案内板を初めて見た |
2012年10月7日日曜日
秋が近づいた 武尊山 川場谷 沢登り 初日 10/07
【山域】武尊山(独立系)
【登山方法】沢登り
【山行日】2012/10/7-8
【天気】10/7 曇後一時雨(みなかみ 19/12℃)
【コースタイム】
桐の木平キャンプ場(7:30)-入渓点(7:45)-獅子の牢(8:45)-大滝(12:00)-宿泊地点(14:30)
桐の木平キャンプ場の奥から沢沿いにつけられた道を歩き出す。どうも杣道を歩きすぎたみたいで、ウナギの寝床を通りすぎてしまったらしい。ちょっと見ることが出来ずに残念!正解の入渓地点は、一つ目の堰堤を越えてすぐらしい。
遡行開始して、しばらく行くと右岸に電源関係ぽい建屋があった。こんなところに、なんための建物だろう。場所から推測すると、取水関係の電源施設か何かか。
両岸の上部が狭く、真ん中が広い、特徴的なゴルジェに出会う。まるで壺を縦に切ったような川岸だ。ゴルジェの中には、日が差し込まず薄暗い。増水時には絶対に居たくない場所だ。この特徴的なゴルジェは、獅子の牢と名付けられているらしい。
獅子の牢を抜けると、巨岩帯に入った。大きな岩が積み重なり、なかなか乗り越すのが大変だ。岩の隙間を見つけたり、水の中を進んだり、弱点を見つけては乗り越していく。巨岩帯を越えるのも、なかなか体力を消耗するもんだ。
巨岩帯を抜けると、沢は一転穏やかな渓相になった。滑床も混じるようになり、歩きやすい渓相が続く。いくつかの滝を越えて登っていく。時おり釜を構えた滝もでてきたが、その度に右岸・左岸にと巻いて越える。
休憩時にGPSで現在地を確認しようと見てみたら、バッテリー弱のメッセージが表示されていた。予備電池に交換してみたが、予備電池が使いふるしものだった。ぜんぜん、予備になっていなかった... 出掛けに、きちんと確認すればよかったと後悔しきり。ツメのコースをきっちりと確認したかったが、あきらめるしかない。
今回の遡行で核心となる大滝8mは、Tさんがトップで登り、ロープを出してくれた。順番に確保してもらい、登っていく。ロープがあると安心して登れる。なくても登れるレベルだったが、ロープで確保してもらうと安心が違う。リーダTさんに感謝。
大滝を越えてからも、次々に滝が現れる。どの滝も歩くように登れる。遡行図を見てると、なるほど滝が連続している。しかし、これだけ滝がでてくるのに、きちんと遡行図に書き留めた人はえらい。
高度を上げて、両岸が狭くなってきても、まだまだ滝がでてくる。飽きさせない沢だ。濡れることもなく、どの滝も簡単に登れて、秋口の遡行に向いたいい沢だ。
14時を過ぎると、今宵のお宿を探しながらの遡行となる。右岸・左岸の高台をチェックしながら登っていく。麓より早く秋色に染まった木々が、季節の移り変わりを感じさせてくれる。
家の串下の沢を過ぎて、右岸にキャンプサイトを見つけた。焚き火の跡もあり、いい感じに整地されていた。この先によいキャンプサイトがあるかどうかわからないので、今宵の宿は、ここに決定する。テントを張り、薪に火をつけていい感じになった頃、雨が降り始めてしまった。結局4人さみしくテントの中での夕食となってしまった。
食事を終えて、外をふと見ると、いつのまにか雨がやんでいる。早速、濡れた柴を積み上げ、意地で焚きつける。煙でいぶされて柴が乾き、少しずつ火床ができてきた。くべる薪を徐々に太くしていき、きっちりと燃やしていく。みんなは、19時ごろに就寝してしまった。朝5時起きとは言え、さすがに寝るのにはまだ早い。しばらく独りきりで、ゆらめく炎を眺めて楽しんだ。
【登山方法】沢登り
【山行日】2012/10/7-8
【天気】10/7 曇後一時雨(みなかみ 19/12℃)
【コースタイム】
桐の木平キャンプ場(7:30)-入渓点(7:45)-獅子の牢(8:45)-大滝(12:00)-宿泊地点(14:30)
桐の木平キャンプ場の奥から沢沿いにつけられた道を歩き出す。どうも杣道を歩きすぎたみたいで、ウナギの寝床を通りすぎてしまったらしい。ちょっと見ることが出来ずに残念!正解の入渓地点は、一つ目の堰堤を越えてすぐらしい。
遡行開始して、しばらく行くと右岸に電源関係ぽい建屋があった。こんなところに、なんための建物だろう。場所から推測すると、取水関係の電源施設か何かか。
両岸の上部が狭く、真ん中が広い、特徴的なゴルジェに出会う。まるで壺を縦に切ったような川岸だ。ゴルジェの中には、日が差し込まず薄暗い。増水時には絶対に居たくない場所だ。この特徴的なゴルジェは、獅子の牢と名付けられているらしい。
獅子の牢を抜けると、巨岩帯に入った。大きな岩が積み重なり、なかなか乗り越すのが大変だ。岩の隙間を見つけたり、水の中を進んだり、弱点を見つけては乗り越していく。巨岩帯を越えるのも、なかなか体力を消耗するもんだ。
今回の遡行で核心となる大滝8mは、Tさんがトップで登り、ロープを出してくれた。順番に確保してもらい、登っていく。ロープがあると安心して登れる。なくても登れるレベルだったが、ロープで確保してもらうと安心が違う。リーダTさんに感謝。
大滝を越えてからも、次々に滝が現れる。どの滝も歩くように登れる。遡行図を見てると、なるほど滝が連続している。しかし、これだけ滝がでてくるのに、きちんと遡行図に書き留めた人はえらい。
| 滝一本目 |
| 二段滝 |
| 妙に落ち口が直線の滝 |
| 滑滝二段 |
家の串下の沢を過ぎて、右岸にキャンプサイトを見つけた。焚き火の跡もあり、いい感じに整地されていた。この先によいキャンプサイトがあるかどうかわからないので、今宵の宿は、ここに決定する。テントを張り、薪に火をつけていい感じになった頃、雨が降り始めてしまった。結局4人さみしくテントの中での夕食となってしまった。
食事を終えて、外をふと見ると、いつのまにか雨がやんでいる。早速、濡れた柴を積み上げ、意地で焚きつける。煙でいぶされて柴が乾き、少しずつ火床ができてきた。くべる薪を徐々に太くしていき、きっちりと燃やしていく。みんなは、19時ごろに就寝してしまった。朝5時起きとは言え、さすがに寝るのにはまだ早い。しばらく独りきりで、ゆらめく炎を眺めて楽しんだ。
やっぱり沢旅には焚き火は欠かせないよなー。沢屋だけが楽しめる贅沢な遊び。
2012年9月29日土曜日
小さく周遊 尾瀬 中ノ俣沢 北俣沢 沢登り
【山域】尾瀬
【登山方法】沢登り
【天気】晴れ(群馬30/20℃)
【距離】22.3km
【コースタイム】
大清水駐車場(6:50)-入渓点(8:50)‐1580m大滝(9:30)-1640m二俣(10:30)-1770m二俣(11:30)-1890m二俣(12:20)-小松原湿原(12:30)-登山道(13:10)-猿沢下降点(13:30)-猿沢-林道横断点(15:15)-駐車場(17:35)
台風17号が本州に近づいているとニュースが伝えていた。予定では1泊2日の沢登りだったが、どうしたもんか。あれこれ考えて、結局日帰りで行こうと、パックの中から不要な荷を取り出した。身軽になって大清水から奥鬼怒林道を歩き始める。林道の途中に鹿よけの柵がでてきた。日光方面からの鹿の侵入を防ぐものらしい。2時間ほど歩き、林道歩きに飽きたころ、ようやく入渓点に着いた。
沢に降りて北俣沢を見ると、水量は少なく、濡れずに遡行できそうだ。初秋を迎えた沢で、全身を濡らすとさすがに寒い。今日の遡行は、腰より上は濡らしたくないと思っていたが、この水量なら間違いなく「ずぶ濡れ」になることはなさそうだ。
そう思って遡行していると、早々にも深い淵を構えた3m滝に出くわした。腰以上を水に浸かるのはNoとパーティ全員の見解が一致し、早々に巻いて越えることにした。右岸にしっかりとした巻き道があり、濡れずに越すことができた。
淵を越えてからは、ところどころ滑床になる。紅葉を期待するが、周りを見ても、まだ紅葉には早いようで、赤く染まった葉一枚見つけられなかった。尾瀬とはいえ10月の声を聞かないうちは紅葉が始まらないようだ。
まるで階段の上を水が流れているような三段滝は、ロープを出すこともなく、右岸から三人続けて登った。見た目通り登りやすい滝で、遡行のちょうどよいアクセントになってくれた。
三段滝を越えると、次は大滝に出会う。大滝は登れないらしい。大滝前で記念撮影をして、少し戻ってから左岸の巻き道をゆく。大滝はゴルジェの中で支流と合流し、さらにもう1段滝をかけていた。地形図を見ているだけでは、想像できない合流の仕方だった。
大滝から先の滝は、すべて簡単に登ることができ、ロープを出すこともなかった。初級者向きとあって、北俣沢の滝は気楽に登れていい。気持よく晴れた秋空の下、爽快な沢登りを続けていく。
りコンスタントに高度を上げていく。二俣が来る度に、地図を確認してから先へ進むことを忘れない。気楽な沢登りといっても、締めるところはきちんと締める。二俣はすべて明瞭で、進むべき沢を迷うことなく判断できる。それでも念のためGPSでも確認して進む。
最後の1,890m二俣を右に進み、忠実に水線をたどると小松原湿原に着いた。湿原には、自分たち以外いないと思っていたが、予想外に一人の登山者がいた。声をかけてみると、登山道から下りてきたそうだ。 パックを下ろして、湿原のほとりで一休み。登山者が登山道に戻っていくのが見える。同じコースをたどればルート・ファインドせずに、登山道に出れるだろう。これはラッキーとパーティ一同ほくそ笑む。
先行者の踏み跡をたどり、地形図からは読み取れない源頭を登る。水が完全に終わってからは、高い方高い方へと登り、藪漕ぎで苦労することもなく登山道に出た。
登山道を鬼怒沼山に向かって登り、2055mピークを越えてから下降に入る。のっぺりとした尾根は降り口を当てるのが難しい。ここでもGPSが活躍した。高い山道具だが、それだけのことがあるツールだ。
下降開始点からは、歩き易く藪が薄いところを探って、低い方へと降りて行く。窪状の地形を捕まえて下っていくと、だんだん源頭らしくなり、時たま水も流れるようになってきた。ところどころに青い網が落ちていた。ゴミが流れたというより、何かの意図を持って設置されたようだった。この網は何のためのものだろう?
下降を続けると猿沢は小滝をかけるようになるが、懸垂下降するような難所もない。少し物足りない感もあるが、調子よく下っていく。こちらの沢も水量が少なく濡れずに行ける。
林道が猿沢を横切る地点で下降を終えて、橋に上がった。猿沢は用水路のようになり、橋の下をくぐっていた。沢装備を解きながら一休み。少し汗ばんだ体に秋風が気持ちいい。
気楽でなかなかいい沢だったが、最後の林道歩きが長った~。林道を7.5kmも歩いて、どうにか日が暮れる前に車まで戻った。1日で全行程22.3kmも歩いたもので、家に帰るとふくらはぎが痛くなっていた。
大清水駐車場 500円(トイレあり)
道の駅白沢 望郷の湯 550円
※入浴者に対して、洗い場が少なく混んでいた
二俣ごとによく整地されたテントサイトがあり、紅葉時にのんびりと遊びに来るのもいいな。ちょっと林道歩きが長いけど。 GPSデータダウンロード
【登山方法】沢登り
【天気】晴れ(群馬30/20℃)
【距離】22.3km
【コースタイム】
大清水駐車場(6:50)-入渓点(8:50)‐1580m大滝(9:30)-1640m二俣(10:30)-1770m二俣(11:30)-1890m二俣(12:20)-小松原湿原(12:30)-登山道(13:10)-猿沢下降点(13:30)-猿沢-林道横断点(15:15)-駐車場(17:35)
台風17号が本州に近づいているとニュースが伝えていた。予定では1泊2日の沢登りだったが、どうしたもんか。あれこれ考えて、結局日帰りで行こうと、パックの中から不要な荷を取り出した。身軽になって大清水から奥鬼怒林道を歩き始める。林道の途中に鹿よけの柵がでてきた。日光方面からの鹿の侵入を防ぐものらしい。2時間ほど歩き、林道歩きに飽きたころ、ようやく入渓点に着いた。
沢に降りて北俣沢を見ると、水量は少なく、濡れずに遡行できそうだ。初秋を迎えた沢で、全身を濡らすとさすがに寒い。今日の遡行は、腰より上は濡らしたくないと思っていたが、この水量なら間違いなく「ずぶ濡れ」になることはなさそうだ。
そう思って遡行していると、早々にも深い淵を構えた3m滝に出くわした。腰以上を水に浸かるのはNoとパーティ全員の見解が一致し、早々に巻いて越えることにした。右岸にしっかりとした巻き道があり、濡れずに越すことができた。
淵を越えてからは、ところどころ滑床になる。紅葉を期待するが、周りを見ても、まだ紅葉には早いようで、赤く染まった葉一枚見つけられなかった。尾瀬とはいえ10月の声を聞かないうちは紅葉が始まらないようだ。
まるで階段の上を水が流れているような三段滝は、ロープを出すこともなく、右岸から三人続けて登った。見た目通り登りやすい滝で、遡行のちょうどよいアクセントになってくれた。
三段滝を越えると、次は大滝に出会う。大滝は登れないらしい。大滝前で記念撮影をして、少し戻ってから左岸の巻き道をゆく。大滝はゴルジェの中で支流と合流し、さらにもう1段滝をかけていた。地形図を見ているだけでは、想像できない合流の仕方だった。
大滝から先の滝は、すべて簡単に登ることができ、ロープを出すこともなかった。初級者向きとあって、北俣沢の滝は気楽に登れていい。気持よく晴れた秋空の下、爽快な沢登りを続けていく。
最後の1,890m二俣を右に進み、忠実に水線をたどると小松原湿原に着いた。湿原には、自分たち以外いないと思っていたが、予想外に一人の登山者がいた。声をかけてみると、登山道から下りてきたそうだ。 パックを下ろして、湿原のほとりで一休み。登山者が登山道に戻っていくのが見える。同じコースをたどればルート・ファインドせずに、登山道に出れるだろう。これはラッキーとパーティ一同ほくそ笑む。
先行者の踏み跡をたどり、地形図からは読み取れない源頭を登る。水が完全に終わってからは、高い方高い方へと登り、藪漕ぎで苦労することもなく登山道に出た。
下降開始点からは、歩き易く藪が薄いところを探って、低い方へと降りて行く。窪状の地形を捕まえて下っていくと、だんだん源頭らしくなり、時たま水も流れるようになってきた。ところどころに青い網が落ちていた。ゴミが流れたというより、何かの意図を持って設置されたようだった。この網は何のためのものだろう?
| 青い網が何箇所にもあった |
林道が猿沢を横切る地点で下降を終えて、橋に上がった。猿沢は用水路のようになり、橋の下をくぐっていた。沢装備を解きながら一休み。少し汗ばんだ体に秋風が気持ちいい。
気楽でなかなかいい沢だったが、最後の林道歩きが長った~。林道を7.5kmも歩いて、どうにか日が暮れる前に車まで戻った。1日で全行程22.3kmも歩いたもので、家に帰るとふくらはぎが痛くなっていた。
| 秋空のいい天気だった |
道の駅白沢 望郷の湯 550円
※入浴者に対して、洗い場が少なく混んでいた
二俣ごとによく整地されたテントサイトがあり、紅葉時にのんびりと遊びに来るのもいいな。ちょっと林道歩きが長いけど。 GPSデータダウンロード
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