2019年8月18日日曜日

汗見川支流 探渓 名称不詳

【山域】四国山地
【登山方法】沢登り
【天気】晴れ(本山町31/22℃)
【距離】4.5km
【コースタイム】
5時間ほど釣り

 今日は、汗見川支流の桑ノ川上流部に行ってみよう。で、現地県道264号を県境目指して車を走らせていくと、あれ、通行止めだ。っていうか、ぜったい無理な感じ。地図を確認したが、ここから歩いていくと、ざっくり4kmか、けっこう遠いな。あきらめよう。
 この奥白髪谷の分岐路は、携帯電波が幸い通じるので、奥さんに、行き先変更を連絡する。地形図には名前がない谷を行くことにする。谷に入り口は対岸にある。久しぶりに本流を渡る。単独だし、ちょっと緊張するな。少し流されながら、対岸に着く。
 目的の沢の合流点に着いた。おや道があった跡があるじゃないか。林業の作業道跡かな。地形図には、道はないからな。この橋じゃ、車は通れないから、かなり昔の道なのかな。今どきだと、軽トラックかクローラーは通れるよう道を整備するだろうかなら。
 思ったより水が多い。まあ一昨日に台風が来たんだもんな。まだ多いか。でっかい淵を超える。アマゴは、もちろん釣れるが、ハヤが混ざる。やっぱり水温が高い場所はだめだな。アマゴも小さいし、やっぱり沢が小さいと魚も小さいな。
 淵を高巻いているときに、ぐうぜん見つけた。もう誰もお参りに来てなさそう。まわりに酒瓶らしきものが多数放置されていた。林業の安全でも祈ったたのかな。集落があった気配はないし、植林はされているから、たぶん推測はあっているだろう。
 沢床に降りると、なんとこんな杭が打ち込まれていた。もしかして、堰堤でも作る気か。それとも林道でも通すのか。杭は、どうも沢を横切って、尾根に続いていくみたい。ということは、やっぱり林道か。
 これは登るの無理だな。ただメンバーがいて、水量が少なければ行けそうな感じ。でも、今日はびしょ濡れになってまで、登る気はないので、左から高巻く。横から見ると、やっぱり登れそうな感じ。
 巻道は、わずかに人が通った気配がある。ただの獣道かも知れないけど。ただどちらにしても、それほど踏み跡が明瞭ではない。窪を登っていくっていうのは、安心感があるよな。どうせ落ちてもズリズリだし。
 すげー滝に出会う。20mはありそうだ。せっかくなんで近くまで行ってみた。爆風がすごい。ここは、登るのぜったいむり。少し戻って、右から大きく巻いていく。けっこう高い場所まで登った。
 大滝を越えて、沢床に降りて、再び遡行する。けっこう大きく高巻いたな。疲れたよ(笑 でも、ぎりぎりで高巻くのは、時間を節約できても、危ないし。落ちても誰も助けてくらないんで、用心に越したことはない
 のんきに釣って、適当に切り上げる。ふと左を見上げると、なんだか道っぽい感じがする。見えてるくらいの距離なんで、確かめる意味で上がってみた。わぉ~、なんて立派な作業道が作られた。ただ、この感じはクローラー専用だな。
 道を歩いてい行くと、途中でなくなってしまった。もしかして、上から降りてきてる道なのかな。けっきょく、杉の植林帯を適当に戻って沢に降りる羽目になった。お助けひもあってよかった。
 本流に戻って対岸に渡る。行きのときより、少し下流に、もっと渡りやすいところがあった。そういえば、ここ渡渉訓練にいいんじゃない。ただ四国は、山の開発が進んでいて、川が広い場所は、だいたい道路が整備されてるんだよな。年寄りにはいいけど、若者には物足りないかな(笑
 お家で、アマゴ汁を作る。お野菜と昆布のだしでうまー。アマゴは、塩でぬめりをとって、お湯をさらっとかけて、臭みをとる。野菜の甘味と身の甘みが合わさって、プチごちそう。
奥白髪谷合流点の広場に駐車(トイレなし)無料
これは何?

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