2018年5月27日日曜日

土小屋から登った 筒上山

【山域】四国山地
【登山方法】登山
【天気】晴れ(松山市26/15℃)
【距離】8km
【コースタイム】
土小屋駐車場(8:00)-手箱越(10:00)-筒上山(11:00)-駐車場(13:30)

 今日は、鷲尾山岳会の例会山行で筒上山を登りに来た。土小屋の駐車場は、あっち側の石鎚山へ行く登山者の車であふれている。さすが百名山、全国から人が集まってきている。でも今日は反対側の山に登る。

 巨木が、まさに根こそぎに倒れてる。去年の台風のせいらしいが、すげーな。そういえば若い木が倒れているのは見たことないな。やっぱり年老いて寿命として倒れて、若い木と世代交代していくのか。
 この湧き水は、「ぜったいうまい水やつやん」的な。沢ではなく、この刺さっているパイプから水が出てきている。伏流水で、これぞまさに森の天然水だ。でも残念ながら、汲む容器を持ってきていない。
 やっぱり天然の森はいい。適当に木漏れ日が入り込み、森の中が明るいのがいい。キノコ採りには、下生えのササがないほうがいいけど(笑 ウラジロモミの木が多いとの説明があったな。ダケカンバの木もあったり、ブナもあったり、やっぱり天然の森は、植生が豊かでいいな。
 ピラミダルな石槌山が見える。あっちはすごい人なんだろう。まだ石鎚山へは、ロープウェイを使った表参道コースからしか登っていないな。今度は、土小屋コースから登ってみよう。
 崖に足場が設置されている。昔は、尾根筋を登っていったらしいが、今は高度差がないように整備されている。橋は、びみょうに錆びて抜けている箇所もあったりして、なんだか妙なスリルがあったりする。
 手箱越と筒上山の分岐に来た。ここには案内の標識はなかった。行きは手箱越への左に行って、帰りは右の道から降りてくる。
 どうみてもきちんと整備された道を登っていく。この登山道は、もう石畳の参道といっていいよな。修験道の路だったらこんなに整備はしないだろうし、山寺のために道を切り開いたに違いない。
 切通を抜けていく。いつ頃整備したんだろう。これだけの石を切るとなると、かなり大変だろう。どう考えても登山者のために岩を切らないよな。この先にある道場の信者のために整備したんだろう。
 突然眼の前に、巨大な石垣が飛び込んできた。すげー立派だ。お寺の道場らしいが、それにしても立派な石垣を作って開拓したもんだ。石垣には、だんだん畑の跡もあって、山ごもりでもしたのかな。
  一休み後は、すぐに岩場を登ることになる。修験道らしく鉄輪の鎖が設置されていました。他にも登山者用のトラロープやクライミングロープの設置もあって、よく整備されている。雨が降っているとちょっと嫌な感じくらいのレベル。
 岩場を越えると気持ちいいササの嶺が広がる。その中を青空めがけて登っていく。ご機嫌なコースだ。ただ、これが夏の暑い日だとまったく隠れる場所がない。でも今日はここちよい暑さで、登ると軽く汗がでるくらい。
 筒上山というだけあって、小さいながらテーブルマウンテンの山頂で一休み。お約束の一枚を撮ってもらう。これで、四国百山&四国百名山29/125座目になる。まだまだ先は長い。
 帰り道は、ややヤブっぽい。道を覆うササの底には、明瞭な踏み跡がある。ただ夏場は、さらにササがうるさそうだ。ちょうどいま時分くらいの季節が登るのにいい感じ。
 いままで撮ったことなかった巨木とペアショットを撮ってもらう(笑 確かに、この構図は、木の太さはわかりやすい。ただ若干の気恥ずかしがあるのは否めない。
 今日のお山は、車でかなり登ってきたので、高低差もあんまりない。最後は、のんびりと車まで戻った。

土小屋駐車場 50台くらい(トイレあり)無料

吾北むささび温泉 600円(JAF優待で500円)
 手箱沢を詰める手箱山頭頂は、チャレンジせねばならない宿題。

2018年5月20日日曜日

仙吉で祖谷そば食べた

 予定通りいやしの温泉郷に入って、次は、いつも気になっているあそこに寄ろう。西祖谷45号線を走っていると、かならず目に飛び込んでくるヤツだ。店の壁に、忍者が登っているアイキャッチーなヤツ。
 今日は、思い切って入ってみるんだと駐車場に車を停めると、バイクの集団と警察官がいらっしゃる。うわー、せっかくのツーリングで来たのに、事故かぁ...。気をつけて帰ろう。さて入り口に、こう一押しを書いてある。
 祖谷そばは、基本的に温かいそばを食べるのが、一般的なのでそれに従う。このぶちぶちときれる太い短いそばは、ざるそばにして食べるのは向かないだろう。今回は、山かけそばを頼んだ。
 この辺りは、そばに油揚げとちくわを入れるのが普通なのかな。たしか他の店でも入っていたような記憶がある。関西の人は、油揚げ好きだよな。こうなんか肉の代わりに食べているイメージがある。
 もみじ亭、祖谷美人、仙吉どこが一番おいいしのか、正直自分にはよくわからなかった。ただ、もみじ亭は、Free WiFiがあるんだよな。もう一巡してみようかな。
妙にいい音を奏でいた

おかめ避難小屋から西山登山口へ 天狗塚 二日目

【山域】四国山地
【登山方法】登山
【山行日】2018/05/19-20
【天気】晴れ(三好市21/9℃)
【距離】3.8km(全体8.6km)
【コースタイム】
おかめ岩避難小屋(7:30)-天狗峠(8:30)-西山登山口(9:30)

 目を覚ますとすっかり明るくなっていて、日はもう高くなっていた。いつものながらご来光を眺めたことなんて、数えるほどしかないな...大体山に来ても、ついいつもどおりの生活時間を保ってしまう。
 あんまり早く下山しても温泉が開いていていないので、10時頃温泉着を逆算して行動を開始する。おお、もう小屋に着いて朝食を食べている方がいる。朝はっや、ヤマノボリストとしては見習えわければ。
 昨日よりさらにいい天気で、雲がまったくない。ササの稜線の向こうに天狗峠がある。いやー、なんだよこの景色は「ちくしょー」と思わず叫びたくなるみたいな。積雪期に意地担ぎ上げてテレマークスキーってありかも。小屋にも泊まれるんで、計画しやすいな。
 てくてくと歩いて、綱附森への分岐に来た。ここの標識は古いままだな。メンテナンスしてくれないのかな。綱附森へは、いつ登ろうかな。
 めっちゃ天狗塚がよく見える。四国の山は全体的に穏やかな山容が多いので、あれでもピラミダルなんだろうな。で、天狗塚と名付けたかな。おじさんには、登りやすいいい山が多いのがいい。
 分岐まで来た。さてもう1回天狗塚に登るか、どうしようか。まあ時計を見ると、ちょうど計画通りの時間で行動している。このまま下山すれば、車でひとっ走りしてちょうど10時頃に、いやしの温泉郷に着くな。
 巨木がいいな。この写真は、偶然にいい感じに木漏れ日が写ってる。昨日は、流れる雲で山腹が覆われていたんで、日があまり差し込まなかった。今日は、本当にいい天気だ。風も弱くなってよかった。
 標識まで戻ってきた。そう言えば、この立派な標識は、1476mと1520mの2箇所だけだったな。分岐路とかは、また違うデザインで新しくなっていたな。難しい大人の事情でもあるのか。
 昨日と時間が違うからだろうか、それとも日曜日だからだろうか、次から次への人が登ってくるる。車がまで戻ってきた。うぉー、あの大人数のパーティは、神戸から来たのか。

駐車場 5台くらい(トイレなし)無料
登山口からいやしの温泉郷へ20m先 20台くらいの駐車スペースあり
いやしの温泉郷 500円
水枯れていた
西山から登ってきたおかめ岩下の水場は、水がなかった。
小屋から、南に100mほど下りたところにも水場がある。
ただ大腸菌が確認されたそうで、そのまま飲まないほうがよいかな。

2018年5月19日土曜日

西山登山口から天狗塚へ おかめ避難小屋で一泊 初日

【山域】四国山地
【登山方法】登山
【山行日】2018/05/19-20
【天気】5/19 晴れ(三好市23/16℃)
【距離】4.8km(全体8.6km)
【コースタイム】
西山登山口駐車場(14:15)-天狗峠(16:00)-天狗塚(16:35)-天狗峠(17:00)-おかめ岩避難小屋(17:30)

 九鬼のバス停から標識に従い林道へ入る。どんどん高度を上げていく。もう少しで、登山口に着くところで、砂利道になった。それほど荒れた道ではないけど、N-WGNで来たのは失敗だったかな。帰りは、いやしの温泉郷へ下ったが、こちらは完全舗装路だったので、次回はそうしよう。
 西山登山口に着いた。先行に1台停まっていた。出発準備をしていると、鐘の音が聞こえてきた。ご夫婦らしい登山者が下りてきた。お、これで高知県側からの登山者がいなければ小屋を独占できる可能性大だ。
 いつもどおり登り始めは杉林だ。けっこう整備が行き届いていていて気持ちいい。赤テープもポイントポイントにつけてある。頻繁にはないが、ちょっとどっちかなという所には、ありがたい赤テープが打ってあるので安心だ。
 真新しい標識が整備されていた。徳島県が整備しているようだ。後ろの年季の入った標識は撤去されずに、そのまま朽ち果てるようだが。ま、自然に還るということなのかな。植林帯だけど、密度が高くなく植えてあるので、光が入ってきて明るい。
 高度を上げていくと、植林帯は終わり、広葉樹へと変わっていく。なかなかの巨木群があっていい森だ。もしかて秋にはキノコが採れるかも。とりあえず採らずに、見るだけなら問題ないだろう。
 さらに高度を上げると高い木がなくなり、ミヤマクマザサが山を覆うようになってきた。ミヤマクマザサは、なかなか貴重らしい。地形図を見ると、コメツヅジとミヤマクマザサの群生地と書かれている。
 雲が多いが、雨が降る気配はないし、天気予報も晴れだ。強い風に、どんどん雲が流されていく。その切れ間から祖谷の集落が見える。よくまああんな高いところに居を構えているものだといつも感心してしまう。
 もうちょいで天狗峠だ。登山口に案内には、「イザリ峠(天狗峠)」と書かれていたけど、天狗峠は、天狗塚からとったものだろうし、天狗塚は、天狗さまに由来する山名だろう。じゃあイザリ峠は、何に由来しているんだろ。
 上を見上げると飛行機雲がいい感じ。これがミサイルだったら嫌だけど(笑 平和な日本でよかったな。この山に、地雷が埋めれれていることもないし、突然ゲリラに拉致されることもない。
 天狗峠(イザリ峠)に着いた。予定では、このままおかめ避難小屋へいくつもりだったけど、時計を見るとまだ日がくれるまでに2時間はある。うん、このまま天狗塚行っちゃおう。地図を見ると1時間ちょいあれば行って帰ってこれるだろう。
 稜線に出ると、思いのほか風が強い。レインウェアとグローブを身につける。されにフードをかぶって行動するはめになった。ビーニーとフリースのグローブを持ってくればよかったなと、ちょびっと後悔する。天狗塚の看板が落ちていたんで、持ち上げて写真を撮る。
 まるで置かれたようにでかい岩がある。なんでだろう。この岩は固くて侵食をま逃れたのか、それとも噴火で飛んできたのか、まったくわからない。そもそもこの岩が何岩なのかもまったくわからない。そのうち岩についても勉強しよう。
 天狗峠に戻ってきた。行きは、雲の中だったんで、気が付かなかった。なかなか大きいケルンが積んであるんだ。この周りの景色は、もうこうなんていうか、天国の稜線にいるんじゃねぇって感じ。
 綱附森への分岐に着いた。そのうち綱森も登りたいな。いや四国百山&四国百名山に選ばれているんで、綱附森は必ず登らねば山リストに入っているだ。あとはいつ登るかだけの問題だった。
 地図を見て、小屋までどのくらいあるか確認する。たぶんあの赤い箇所の先が小屋の上だと思われる。それにしてもきれいな稜線が伸びている。トレランでこなすっていうのもアリですな。
 小屋お上まで来た。ここはdocomoの電波が届くんだけど、高知側にある小屋は、受信できないんだよな。この場所は、ちょうど東祖谷の久保集落が見えるので、そのための電波を捕まえることができるんだな。
 小屋からは人がいる気配はない。それでも、ちょっとどきどきしながらドアを開ける。やったー誰もいない。これで映画だれけな夜にできる。さてゴロゴロしよう。ロールマットが何枚も置いてあるので、自前のマットを広げずに、ありがたく使わせていただく。
 amazon primeビデオで借りたビデオ見て過ごす。iPadは、ちょっと大きいけど、iPad miniの新しいのがでないので仕方ない。kindle fire 7を買うか。山のためだけに、それもなぁ...
 なんかのんびりしていたら、食事の準備が遅くなってしまってた。ソースカツ丼とフリーズドライの豚汁、漬物で、今日の夕食とする。もうちょっと創意工夫がほしい。せめてもう1品ほど、野菜関係の料理があればいいのにと思う。
 食後にコーヒーを飲んで、再びスリーピングバックに入って映画を見る。風がすごく強い。外に出てみると、天の川が見れた。いつものながら写真に撮れないのが残念だ。実は都会っ子なんで、天空の星より地上の星派だったりする。そうだ夏に、夜の伯耆大山に登りに行こう。

駐車場 5台くらい(トイレなし)無料
登山口からいやしの温泉郷へ20m先 20台くらいの駐車スペースあり

メモ
サンリバー West Westのセブンイレブン三好大歩危店が閉店していた。
薄手のフリースより、インナーダウンのほうがよかった。
もうちょっと寒いようならタイツも持っていたほうがよかったな。
スリーピングバッグは、3シーズンでちょうどだった。

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