2017年2月19日日曜日

プチパウダーラン 恐羅漢山 バックカントリースキー

【山域】中国山地
【登山方法】山スキー
【天気】晴れ(安芸太田町10/-4℃)
【距離】11.3km(ゲレンデ移動含む)
【コースタイム】
駐車場(8:30)-リフト(8:50)-恐羅漢山(9:50)-台所原(11:00)-林道終点(12:30)-尾根(12:50)-ゲレンデトップ(14:00)-駐車場(14:30)

 来夢とごうちで仮眠する。ここはカーナビでTV見れた。早く着いたので寝るまでの一時ゆっくりと過ごす。かなり大きい駐車場があって、スキー客も仮眠してたりする。
 ブナ坂第2コースから登るのが正しいのか、かやばた山頂から登るのが正しいのか。まあ、バックカントリーのコース取りに正しいはないので、かやばた山経由で登ることにした。リフト2回分1,000円で購入した。
 リフト降りて、トラバース気味に頂上と反対方向に移動する。なんとなくリフト係りの人に注意されないかなと不安になって、一旦見えないところまで移動してから登ることにする。いらぬ心配かな(笑
 きれいな森だな。来てよかった。2シーズン過ごしてみてわかったけど、中国・四国地方には、いわゆる厳冬期というものがないんだな。たぶん厳しい厳冬期登山を味わえるのは、伯耆大山くらいだろう。いつも雪が優しい。少し登ると1本のスキートラックが先行していた。
 もう少しで恐羅漢山山頂に着くところで、きれいに整備されてるゲレンデに出た!なんで?整備されていて困ることはないが、この状況だとやっぱりブナ坂第1・ヒエ畑第1ペアリフト2本乗り継いで、恐羅漢山頂上を目指すのが一番ラクなコース取りなんだな。
 整備された道を辿って山頂に行く。今日はここからが本番であって、むしろ山頂はただの通過点だったりする。でもせっかくなので記念写真は忘れずに撮る。案内版につけられたメージャーを見ると積雪1.6mだった。
 いきなり頂上なんで、スタート時点が一番展望がよい。しかもここは広島県最高地点なのだ。もと千葉県民からすると1,346mは、けっこう高い山だが、普通なら奥多摩低山扱いだろうな(笑
 これから滑り降りるコースを確認していると、山スキーの3人パーティが登られてきた。親切にも台所原までリードしていただけるとのこと。初めて滑るし、ありがたいとご一緒させていただく。
 滑り出し初っ端から思いっきり足をひねって転んだ。うおー、全身雪まみれじゃ。しかも片一方のポールが手から外れて木に絡んでプラプラ。見知らぬ方の前で、この格好はかなりなさけなー的な。
 あっという間に目的の台所原に着いた。一人だったらGPSと地図をにらめっこだったろうな。ガイドしていただいて助かりました。台所原で、荷物を置いて一休み。お弁当を食べる。穏やかな風のない暖かい日だな。
 ここからは再び単独で林道をトラバースしていく。まっしろー。昨日降った雪がきれいに森をカバーしている。気温が高いので、残念ながら森の木々は雪化粧をすっかりおとしてしまっている。
 北西斜面の林道は、積もった雪質がとてもいい。町が遠いから、大気汚染で煤けたような灰色ではない、本当に純白な雪だ。煙突のある海岸部から遠いからだろうか。
 ネットで参考にした記録にのっていたカーブミラーだ。だーれもいないけど予定通りにコースを辿っているのは間違いない。人気ないのかな。それともやっぱり単純に人口比でBCスキーヤー数が少ないのかな。
 なんだこりゃというくらいきれいな雪だな。表面15cmくらいが新雪で、ここが滑れればプチパウダーを楽しめるが、この林道は残念ながら滑るほどの斜度はない。でも登り返すには楽でいいコース取り。
 林道はほとんど高度を上げることなく、尾根が下がってくるところまで伸びている。恐羅漢山山頂1,346mで、林道終点がだいたい1,050mだ。台所原が950mくらいなので、400m滑って、林道使って100m登って、主尾根まで50mほど登る。
 尾根の取り付き点にはテープがあるので、注意深く林道を歩いていけば大丈夫だろう。右手に小さな谷を見て、主尾根を目指して登る。上部に行くと斜度も木々の密度も上がる。それでもスキンで、登れないほどのことはないので大丈夫。
 20分ほど登って主尾根に着くと、再びテープを見つける。周遊コースか何かになっているんだろうか。道標は見当たらないが、たまにテープがある。主尾根をはずことはないが、テープがあると安心するのは登山者の自然な心理です。
 主尾根も誰も登っていない。ノートラックの新雪を気持ちよく登る。静かな山を独り占め。まるで春スキーのような様相なポカポカな一日だ。ジャケットとグローブを脱いでしまった。
 主尾根を1,100mまで登ると先行者のトラックが出てきた。スノーシューや山スキーで登った跡が山の中で交差している。やっぱり頂上付近は、色んな人が雪山遊びを楽しんでるんだな。
 リフトトップから恐羅漢山への圧雪路に出た。明らかに整備されている。やっぱりスキー客に気軽に頂上行ってもらうためなんだろうな。ということは、このスキー場はまだBCについて大目に見てくれてるんだろうかな。
 スキー場のトップに戻ってきた。左足のみ使ってゲレンデを滑る。いやー右足膝裏靭帯無理に伸ばしてイテー。こりゃ全治1週間的な傷病を負ってしましった(笑 まあ単独行者なんで気を引き締めないとね。
恐羅漢スノーパーク駐車場 無料
今回は、温泉に立ち寄らず

服装メモ
EXPアンダーウェア+R1+アウタージャケット
NIKEシールドパンツ+アウターパンツ
次回は、きちんとヘルメット持っていこう
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