2020年11月29日日曜日

ついに登った 妹背山

【山域】沖の島
【登山方法】登山
【天気】晴れ(宿毛市15/5℃)
【距離】11.4km
【コースタイム】
フェリー行き:7:00
フェリー帰り:15:35
 弘瀬港(8:15)-仏ケ丘(9:30)-妹背山(10:00)-沖の島小中学校(11:00)-母島港(11:30/12:30)-弘瀬港(14:00)

 初めての島ハイキング。前夜出発で港のそばのキャンプ場で一眠り。けっこう他県ナンバーもいたな。コロナCOVID-19だからこそかな。次の朝は急いでテントをたたんで、フェリー乗り場へ行く。
 フェリーに乗って、1時間ちょいで、弘瀬港に着いた。ここからぐるっと一周の島ハイキングだ。晩秋のためか、コロナのためか、全然お客さんがいなかったな。島民のためのフェリーなんだろうな。
 早速歩き始める。道案内を見るとあの階段を登っていくようだ。裏路地から始まるハイキングって珍しい。自動販売機の値段は、普通だった。特に割高にはしてなんだな。小さな雑貨屋さんがあったが、何売ってんだろう?
 階段の先には、島民の方が歩いていた。この方とは違う島民の方と話させてもらったけど、なんと旦那さんの退職後、石川からこの島に来たという女性の方。いやー、頭下がります。失礼ながらよくこの島に来たな。言葉も風習も異なり大変だろうな。
 案内板はきちんとしている。本来ならもっと観光客が来てるのかな。ちょっと歩くのが悪いかなとおうほど、人の家の軒先の階段を登っていく。かなり空き家が多いが、まだ住んでいる家も少なくない。
 水道と電気は来ていて、ガスはプロパンボンベを使っている。しかし、こんなところまで電気とファイバーの海底ケーブル敷設してるなんて、すげーな。いつから電気とか使えるようになっていたんだろう。
 登っていくと、眼下にかわいい町並みが一望できる。間違いなく千葉で住んでいたアパートより世帯数が少ない。逆に都会ってすごいな。あの1棟で、100世帯以上あったんだもんな。
 集落を離れて山に入っても、昔は人が住んでいた気配が残っている。この小さな島で、小さな畑を作り、魚を採って暮らしていたんだろう。水田跡は見当たらないし、主食はどうしていたんだろう。
 仏ケ丘の圧巻の眺め。なぜここにこんなに仏像を祀ったのか。四国八十八体は、お遍路にあやかったものだろう。西国三十三体地蔵は、どんな由来があるのかな。そもそも三十三って何か意味があるんだろう。家に帰ったらネットで調べてみよう。
 展望台は、きれいに修理されていた。どこからか予算がついて島の土建屋さんにお金が落ちてるんだろうな。こういう公共事業って、もはや必要悪になってるな。ここでしばし小休止。でも風が強いので、そんなにのんびりできなかった。
 山頂広場は、きれいに刈り取られていて、泊まることができそうだ。地魚でも買うことができれば、泊まってバーベーキューなんていうのも楽しいそうだけど。ここに泊まれば、きれいな星空をみることができるだろうな。
 朽ち果てたトライシクルがあった。炭でも運んでいたんだろうか。あと10年もしたらタイヤしか残っていないだろう。なんとなく懐かしい感じがするものを見れてよかった。きっと高度成長期には、それなりに島も賑わっていたんだろうな。
 スジダイの森を歩いていく。スジダイってことは、自然林なんだろうな。昔は、炭にでも使っていたのかな。森の中を歩いていると、風が強い島だということを忘れることができた。全体的には風が強い島だ。
 林道に出た。ここからは小学校まで林道を歩いていくのかな。この道は、車が通っている跡がある。林業なのか、山菜採取なのか。最近も車が通った形跡があった。なんのために通ってるんだろう。
 学校に出た。小学生と中学生がいるようだ。学校の中には、きちんとLANもあるし、光ファイバも来てるみたいだ。ネットを見ると、2020年現在、9年ぶりに中学生が進学したそうだ。島でただ独りの中学生。高校はないので、みんな島外に行くのか。
 母島の集落に下りてきた。小さい集落だけど、郵貯ATMの看板が見える。四銀、高銀のATMはないんだな。もちろんコンビニなんてもんもない。集落についたら、なんか食べようと思っていたけど、数件ある店はすべて閉まっていた。売店も昼間はやっていないようだ。
 このままここであと3時間いるのも大変だ。もとの弘瀬まで暇つぶしに歩いて戻ることにした。ながい車道歩き。でも、1台の車に出会わなかった。もしかして、母島と弘瀬は仲が悪かったりして...人口密度どのくらいなんだか。
 きれいな岬だな。岬の上には、きれいなキャンプ場があった。でもどうやってここまでキャンプ道具を運ぶんだ?島民向けバスが、平日は走っているようだけど、なかなか利用しずらいな。
 長い車道歩きの末、弘瀬まで戻ってきた。それでもまだフェリーまで時間を持て余す。地元の小学生と少し話すことができた。その子のお姉さんが、島で唯一の中学生だそうだ。男の子が独り釣りをしていた。
 まさかの切符売り場(笑 これは無駄がない。ところで、どうやって車は運んでくるんだろう?あのフェリーには載せれないと思う。やっぱり島で暮らすのって大変なんだろうな。行きと同じく、ほとんど乗客がいないフェリーに乗って宿毛に戻った。
駐車場 宿毛フェリー乗り場堤防空きスペース (トイレあり)無料
交通費 片道1,350円

2020年11月5日木曜日

霧島連山 GoTo トラベル で 九州遠征 2座目

【山域】霧島連山
【登山方法】登山
【天気】晴れ(えびの市21/2℃)
【距離】10.6km
【コースタイム】
えびの高原駐車場(7:15)-韓国岳(8:45/9:00)-韓国岳避難小屋・大浪池(9:30)-大浪池休憩所(10:30)-大浪避難小屋分岐(11:00)-つづじ丘登山口(11:40)-駐車場(11:50) 

 GOTOトラベルを利用して、今日もまた山を登る。道の駅スタンプを集めながらの移動して、夜に駐車場についた。ゲートは無人だったけど、駐車場には入れるし、トイレも使えて便利。
 昨日の阿蘇山より木が多い。もうすっかり冬枯れはしているので、遮るものがない。昨日よりはずいぶんと暖かいが、それでもやっぱり風が吹くと冷たい。九州の山なめてはいけない。
 登山道は、土はすっかり削り取られている。まあ100名山だし、仕方なんだろうな。朝早い割に、もう下りてくる人もいる。日の出を見てきたのかな。寒いし、自分にはなかなかハードルが高い...
 桜島と奥に開聞岳が見えた!絶景!晴れていてよかった。開聞岳は登るかどうか悩んでいる。道の駅訪問しだいかな。近くに行ったら登ろうかな。
 もう少しで頂上かな。この先が稜線だと思いたい。ほぼ灌木帯になったな。すっかり高い木はなくなって、完全に視界を遮るものがない。振り返ると、ずっといい景色を眺めることができる。
 「かんこくだけ」と思っていたけど「からくにだけ」だったのね。名前の由来はなんだろう?ここからKoreaが始まったとか、もしくはKoreaからここに来たとか。ちょっと不思議な名前の山だよな。
 一休みしたら、一気に大浪池目指して下りていく。木道がきれいに整備されていた。なかなかの激下り。逆にしなくてよかったよ。でも登ってくる人も多いな。大浪池登山口から登るほうが人気がありそうだ。距離も短いしな。
 下まで下りたら、避難小屋の分岐からぐるっと時計回りに大浪池を周遊して、自然センターに戻るコース取り。しばらくはゆるいアップダウンしかない観光旅行。池を眺めながら散策だ。
 このあたりは、まだ紅葉が残っていた。本当なら大浪池全体がこんな感じの予定だったんだけど、1周間から10日遅かったようだ。一期一会だな。orz
 なるほど。TV局の人がいる場所だな。いい構図の景色だ。奥に韓国岳、手前に大浪池。これで紅葉が最盛期だったら最高だったのに。他の人の記録を見ると、ちょっと遅かったようだ。いい時期なら紅葉がすごくきれいなようだ。
 まあ、池はきらきらしてきれいだからな。そうそう紅葉とか桜って、いい時に来れるものではないしな。これで十分だ。火口の池を久しぶりに見れたし。この手の山は四国にはないな。だから温泉もないんだろうな。
 落ち葉で、紅葉の名残を感じよう。これはこれでいい眺めだ。カサカサと秋らしい音を奏でてくれる。かかとに靴ずれができた(泣 バンドエイドを貼ってごまかそう。新しいブーツにまだ足が馴染んでいないのか、それとも紐の締め方が悪かったのか。
 えびねまであと1.9kmになった。もうちょいでゴールってことか。基本下る一方なんで、らくらくなはず。エコセンターからもまだま人が登ってくる。今日は珍しく朝早く登っているんで、すれ違う人が多い。
 きれいな森だな。この山域だは植林帯がまったくないんだな。火山のせいで、植林にむかなかったのかな。暖かい気候のはずだけど、下生えも少ないし、木が密集していない。エコセンターが近づくほど、人が多くなってきた。
 舗装路に着いた。平日にも関わらず登山者も多かった。コロナ禍でこれなんだったら、去年はどうだったんだ。人だらけだったんだろうな。結果的には、今年登りに来て、よかったのかも。
 下山して、駐車場に着いたらまさかの満車。平日だよ。すごいな。でも多くのナンバーは、宮崎、鹿児島だった。けっこう地元でも人気ある紅葉スポットなんだな。もちろん日本全国のナンバーはあるけどね。
えびねエコミュージアムセンター駐車場 50台以上(トイレあり)500円
前夜宿泊もOKでした

2020年11月4日水曜日

阿蘇山 仙酔峡から周遊 GoTo トラベル で 九州遠征

【山域】阿蘇山 
【登山方法】登山 
【天気】晴れ(阿蘇市14/0℃)
【距離】5.9km
【コースタイム】
仙酔峡駐車場(7:00)-中間点(7:50)-高岳(8:50/9:20)-中岳(9:30)-ロープウェイ跡(10:00)-駐車場(10:30)

 ついにやってきたGoToトラベルの後押し、火山の噴火状況、ついに阿蘇山最高峰高岳に登れるチャンスを掴んだ。4、3年前は熊本地震の影響で、2年前は、台風でダメで、1年前は再び噴火規制でダメで、ようやく登ることができた。
 朝日があたってきれい。仙酔峡ロープウェイの支柱が残ってるんだな。Wiki見ると、2010年に経営難で休止したんだ。別に噴火の影響ではないんだ。ほんとは、写真よりずっときれいな景色を見てるんだけどなあ。
 おお九重連山がきれいに見える。空気が澄んでるな。九重連山も法華院温泉山荘の温泉に入ってのテント山行に行きたいな。阿蘇山の巨大カルデラもよく見渡せる。しかし、阿蘇地方がこんなに寒いとは知らなかった。
 中間点に着いた。岩がごろごろしていて、いかにも火山って感じの登山道だ。砂礫ほど細かくないので、ブーツのなかに入ってきて、困ることはない。ゲーターしない派なんで、砂礫の多い山はめんどくさい。
 もう草の背丈もかなり低くなった。岩の隙間から頑張って生えているくらいの荒涼とした景色が広がる。霧がかかるととコースがわかりにくそうだな。そう言えば雪ってどのくらい積もるだろう。
 つららだ。今年はじめて見た。そりゃ寒いわけだ。こっそりグローブとキャップ持ってきてよかった。風もかなり強いし、フィリピンにある台風の影響かな。九州の山だから暖かいだろうってなめていたよ。
 火山溶岩跡をのんびり登る。さすが百名山。コロナ流行、平日にも関わらず、ぼちぼち前後には登山者がいるな。駐車場もすごい広かったからな。ハイシーズンにはすごい人が来るんだろうな。
 月見小屋という避難小屋があった。もちろん水場はないけど、通常に泊まってもいいのかな。水場はないけど、このくらいの距離なら水担いできてもいいな。それとも噴火時や緊急時のみの宿泊許可かな。小屋まで行っていないので正確なことはわからない。
 寒い。フード脱げないよ。グローブはスマホ操作するために脱いだだけで、歩いているときには、キャップもグローブ、そしてフードも脱げない。風がほんと強い日だな。パンツもう少し暖かいものでもよかったよ。
 火山ガスの危険を知らせる看板。富山の立山ほどガッチリした装置とかないな。山ごと立ち入り禁止にするからいいのか。阿蘇山は、今年登れたからと来年登れるかわからない。今日もまだ立ち入り禁止コースがある。
 中岳に着いた。あっと言うまだった。風の強い中の稜線歩きは、けっこう辛い。他の登山者の方も同じこと言っていた。やっぱり今日は風強いよな。おかげで雲ひとつなく展望はすこぶるいい。
 尾根道がくっきりと見える。ほんと遮るものまったくないな。どのくらいの頻度で噴火しているんだろう。阿蘇高原の寒さと噴火が熊本県民の「もっこす」な気質を作っていったんだろうな。
 まるで月面のような光景だ。雨が降ったときの火山灰が流れる様子も見てみたいな。濁流すげーんだろうな。安達太良山の火口よりずっとすごいな。人生で見た火口で、もっとも荒涼としている。
 噴火口見た!煙がどんどん出てくる。立ち入り禁止のときは、どんだけ噴煙があがってるんだろう。秋の立山に続いて今年2度目の火山の山旅だ。青い空と白い噴煙、荒涼とした山のコントラストがいい。
 道沿いにトーチカのような避難所が設置された。噴石が飛んできたら、ここに避難して本当に耐えられるのか。あー、そう言えば、伊方原発反対派の人たちが阿蘇山破局噴火したときに原発が危険だからって反対してたな。
 ロープウェイの廃墟はもちろん立入禁止。いつコンクリートが落ちてくるかわからないから、入るの怖いぞ。この建物も支柱も自然に朽ちるの待ってるのかな。いいのか?ロープウェイの本体もほったらかしてあったよ。
 整備したのか、それとも土が流出して、この状態になったのかな。底が柔らかに靴だと歩きにくそう。ずーっと、見晴らしがいい。阿蘇山は、まったく遮るものがない山だな。
 あっという間にゴール。かなり車が増えていた。北は札幌から南は鹿児島まで、日本全国から集まってきてるな。まあ、南の鹿児島は、そんな遠くないか。さて、午後は、道の駅めぐりの旅に行く。
駐車場 仙酔峡ロープウェイ跡駐車場 100台以上(トイレあり)無料
新しく架けられた阿蘇大橋

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 雪山に行く時節、ふと準備しているとゴーグルがこんな事態に...フレームのスポンジと上部・下部のスポンジが完全に壊れていた。まあいつ買ったか覚えていない。たぶん10年は使ったかから仕方ない。  いつものように高知じゃ買えないので、いつものamazonでポチリと。いままでより一つ上...