【山域】不入山系
【登山方法】登山
【天気】晴れ(津野町15/7℃)
【距離】GPS忘れて計測なし
【コースタイム】
駐車場(10:00)-林道分岐(10:40)-幽谷/槇尾根分岐(11:20)-不入山山頂(12:10/12:40)-林道分岐(13:10)駐車場(13:30)
高知には何度も来てたけど、意外なことに四万十川源流には行ったことがなかった。ちょっと山を一ヶ月ほどご無沙汰していたので、いで湯と軽いハイキングでやってきた。観光案内でよく見る記念碑が迎えてくれた。
記念碑から30分くらい登ると本当の源流になるらしい。四万十川は、もともと渡川という名前だったのが、それじゃ有名になれないってことで、支流の名前であった四万十川という名前を本流の名前に変更したらしい。
不入山の登山道は、四万十源流を詰めていく。久しぶりに聞く沢のせせらぎ、水のファジーな音が耳に心地よい。人工の音がまったく聞こえない空間にいる幸せ。
林道との分岐が出てきた。予定通り右へと向かう。立派なコースボードが立っているわりに、登山道はなんだか荒廃している。ちょっと心配になるな。でも自分の地図読みを信じて歩く。
踏み跡はあるが、かなり笹がうるさい。あんまり人が歩いてないようだな。でもテープもところどころあるし、まあ大丈夫だろう。ほぼ水平移動だし、だめなら戻ろう的な感じで先に進んでいく。
40分歩いて行くと、案内板が出てきた。まあ正解だった。久しぶりにコンパスだけで、地図見たよ。隣の山のピークやら谷を渡るたびに地図チェック。GPSを持ってこなくて少し緊張したな(笑
幽谷コースのほうが距離が短いのでそちらを行くことにする。タイム的には、尾根コースのほうが長いしね。ただし、おすすめは尾根コースらしいです。きっと景色がいいんだろう。
で、谷をどんどん詰めていく。もちろん水は流れていないので、トレッキングシューズで問題なし。あれ~踏み跡が途絶えたな。う~ん、突っ込むか。途中までは、なんとなく踏み跡がわかったんだけどな。これくらいの藪突っ込むのは問題ない。
藪漕ぎ無しで、尾根に出た。尾根に出たらロープがあって、きっちりと踏み跡がある。うーん、どこで踏み跡を見失ったんだろうかな。踏み跡に出てから戻ってみたけど、合流点がわからなかったな。
頂上はひっそりとしていた。だーれもいない。まあ麓に車がなかったんだから、当たり前なんだけど。いつも高知の山は人がいない。高知の人は、本当に文化的な活動をする人が少ないようだ。
一人でコーヒーブレイクする。津野の町並みが見える。写真には写らないけど、須崎の海も見える。展望なかなかいいじゃん。下山後の温泉が楽しみなんだな。川沿いの鉱泉に行く予定だ。
下山路もやぶやぶだな。がっつり覆い茂ってる。ヘルメットとゴーグル、グローブがほしくなるな。突っこーめ的な藪漕ぎ下山路だ。
ヤブの中に、案内板が埋もれてる(;_;) 山慣れてない人には向いてないな。四万十川源流の山なんだから、もう少し整備すればいいのに。
水平路になると、ヤブもなくなり杉林のなか源流点に戻っていく。ようやく明るい道になったな。さくさく歩いて降りる。
四万十源流の山は、トトロの森のように静かで綺麗な水が流れている。苔むした森が美しかったな。ただヤブがすごくて、道が不明瞭になりがちなのはいただけない。
登山口路肩 3台くらい(トイレなし)
山里温泉旅館 700円(せっけんのみ)
山里温泉旅館のお風呂は、川沿いのいい鉱泉だった。白濁の湯で、鉱泉ながら温泉気分を十分に味わえました。なんと自分で温度調整できるんだぜぇ。すげー、便利なシステム。ここもガラガラ、一人で占有できました。
体力ないゆる~い山登りの日々、麓から山頂まで山をまるごと楽しむのが好き。そんな山旅の記録や山道具の徒然なんかを綴っています。 GPSデータは右クリックしてダウンロードできますので自己責任でご自由にお使い下さい。最近は、YMAPにもダイジェスト版を投稿しています。
2015年12月12日土曜日
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