この前の西横川でパーティに迷惑をかけてしまった。沢登りだからって安易に濡れてしまったことを反省する。しかも日帰りということで、ロクに着替えも持たずにいたことも反省点だ。泊りの沢なら必ずワンセット着替えを持って行ったよな。10月中旬の2500m前後の山を登っているという自覚が弱かった。沢登りだから濡れるのは、仕方がないなんて甘い考えだった。しかも自分のせいでパーティ全体を危険な目に合わせてしまった。なんとか日が暮れる前にロープウェイ駅について本当に良かったが、もう少し遅かったらビバークするしかなくなっていただろう。でもあの状態でビバークして一晩耐えられるのか自信はない。結果論だがなんとかロープウェイ駅に日が沈む前に辿りつけて本当に良かった。
しかし、あんなに震えが止まらず、指の感覚までなくなるなんて、初めての体験だった。もう2度と味わいたくはない。これからは高山の沢登りはもっと注意して登ろう。
喘息も合わせて考えると盛夏の時期以外は、他人に迷惑をかけないよう単独で登るのがいいだろうな。標準時間の1.5倍~2倍かかる計算で登る山を登るしかないな。
もしかしたら登山そのものを辞めたほうがいいかもしれないなんてことも頭をよぎる。
体力ないゆる~い山登りの日々、麓から山頂まで山をまるごと楽しむのが好き。そんな山旅の記録や山道具の徒然なんかを綴っています。 GPSデータは右クリックしてダウンロードできますので自己責任でご自由にお使い下さい。最近は、YMAPにもダイジェスト版を投稿しています。
2013年10月20日日曜日
2013年10月13日日曜日
ボロボロ 中御所川 西横川 沢登り
【山域】木曽山脈
【登山方法】沢登り
【天気】晴れ
【コースタイム】
菅の台バスセンター(6:00)-入渓(9:30)-終了点(15:30)-千畳敷カール(17:00)
昨日よりバスを待つ人の行列がずっと長かい。慌てて行列に並び込み、代表者一人がバスチケットを買いに行ってもらう。2時間近く待って、ようやくバスに乗ることができた。しかし、この片道800円って、ずいぶんと高くないか。30分800円は、どのようなコストでバス代算出してるんだ?
昨日と同じように入渓する。今日は事前に薬吸引したし、喘息大丈夫だろうか、若干不安~。30分経過しても、喘鳴はない。トップでマイペースで登っているのと、出発が遅くなり気温が上がったいるのがいいのだろうか。
次々と滝を登っていく、どんどん高度を上げていくの沢登り。東北の沢とは違い一気に高度を稼ぐ。ほぼ直登状態。休むまもなく滝から滝へと登っていく感じ。巨岩帯は、隙間をついて越えていく。滑滝はすっかり流木と土砂に埋め尽くされていた。自然ってすごい。
20m滝は、右岸を登っていく、先頭のNさんがロープを延ばしてくれる。みんな登るの上手だな。本当感心するよ。ありがたい。
その後も大小様々な滝を次から次へと越えていく。高度を上げると回りの草木が段々と紅葉してくる。白い岩と紅葉のコンストラクトは、文句なしに美しい。秋の青空が爽快さをプラスしてくれる。
ある滝を越えるときに、水流をくぐり右から左に移動した。当然、全身びっしょり。他のメンバはコースどりを替えて濡れずに越えていった。この濡れが、あんなことになるなんて想像できなかった。
徐々に、濡れた体が冷えてくる。いつの間にか震えが止まらなくなった。ある滝を越えるときに草付きを登るのだが、手が動かない...指の感覚がまったくない。Nさんにロープを下ろしてもらい、四つん這いで引き上げてもらう。もうガタガタ震えて、自前の上着を着て、さらにKさんにシャツを借りて重ねて、最後にレインウェアを着こむ。でも寒い、ひたすら震えている。それ以降、歩くのも辛い。でも止まっていると震えがひどくなる。もう本当に体をだましだまし登っていく。当然写真なんか撮る余裕なんてまったくなし。
終了点からは、廃道の登山道を歩いていてく。ここでも少し歩いては、立ち止まり震えている。どうにか日が沈む前に千畳敷カールに着けた。本当によかった。ロープウェイ駅が見えた時には、ホッとした。最悪あそこまで行けばビバークはないな。そもそも震えが泊まらない状態で、一晩この高度で持つ自信がなかった。
千畳敷カールでは、震えながらなんとか一枚だけ写真を撮れた。補正したので水平だが、元写真は斜めで水平が出ていない。とりあえずなんとか写真を撮った。相変わらず指にものが触れても感覚がない。
ロープウェイ駅では2時間待ち。待っている間もずっと震えていた。暖かい飲み物を2本飲んでも全然震えが止まらず。これが低体温症の初期状態かと思うと、ちょっとゾッとした。メンバを危険に追い込み、猛省。メンバがベテランぞろいで本当によかった。
駐車場 菅の台バスセンター 1回500円(トイレあり)
追記
全然関係ないが、ロープウェイ駅でアンテナが立たず、スマホが壊れていた。なんか弱り目に祟り目って感じで本当にぐったりした。 GPSデータダウンロード
【登山方法】沢登り
【天気】晴れ
【コースタイム】
菅の台バスセンター(6:00)-入渓(9:30)-終了点(15:30)-千畳敷カール(17:00)
昨日よりバスを待つ人の行列がずっと長かい。慌てて行列に並び込み、代表者一人がバスチケットを買いに行ってもらう。2時間近く待って、ようやくバスに乗ることができた。しかし、この片道800円って、ずいぶんと高くないか。30分800円は、どのようなコストでバス代算出してるんだ?
昨日と同じように入渓する。今日は事前に薬吸引したし、喘息大丈夫だろうか、若干不安~。30分経過しても、喘鳴はない。トップでマイペースで登っているのと、出発が遅くなり気温が上がったいるのがいいのだろうか。
次々と滝を登っていく、どんどん高度を上げていくの沢登り。東北の沢とは違い一気に高度を稼ぐ。ほぼ直登状態。休むまもなく滝から滝へと登っていく感じ。巨岩帯は、隙間をついて越えていく。滑滝はすっかり流木と土砂に埋め尽くされていた。自然ってすごい。
20m滝は、右岸を登っていく、先頭のNさんがロープを延ばしてくれる。みんな登るの上手だな。本当感心するよ。ありがたい。
その後も大小様々な滝を次から次へと越えていく。高度を上げると回りの草木が段々と紅葉してくる。白い岩と紅葉のコンストラクトは、文句なしに美しい。秋の青空が爽快さをプラスしてくれる。
ある滝を越えるときに、水流をくぐり右から左に移動した。当然、全身びっしょり。他のメンバはコースどりを替えて濡れずに越えていった。この濡れが、あんなことになるなんて想像できなかった。
徐々に、濡れた体が冷えてくる。いつの間にか震えが止まらなくなった。ある滝を越えるときに草付きを登るのだが、手が動かない...指の感覚がまったくない。Nさんにロープを下ろしてもらい、四つん這いで引き上げてもらう。もうガタガタ震えて、自前の上着を着て、さらにKさんにシャツを借りて重ねて、最後にレインウェアを着こむ。でも寒い、ひたすら震えている。それ以降、歩くのも辛い。でも止まっていると震えがひどくなる。もう本当に体をだましだまし登っていく。当然写真なんか撮る余裕なんてまったくなし。
終了点からは、廃道の登山道を歩いていてく。ここでも少し歩いては、立ち止まり震えている。どうにか日が沈む前に千畳敷カールに着けた。本当によかった。ロープウェイ駅が見えた時には、ホッとした。最悪あそこまで行けばビバークはないな。そもそも震えが泊まらない状態で、一晩この高度で持つ自信がなかった。
千畳敷カールでは、震えながらなんとか一枚だけ写真を撮れた。補正したので水平だが、元写真は斜めで水平が出ていない。とりあえずなんとか写真を撮った。相変わらず指にものが触れても感覚がない。
ロープウェイ駅では2時間待ち。待っている間もずっと震えていた。暖かい飲み物を2本飲んでも全然震えが止まらず。これが低体温症の初期状態かと思うと、ちょっとゾッとした。メンバを危険に追い込み、猛省。メンバがベテランぞろいで本当によかった。
駐車場 菅の台バスセンター 1回500円(トイレあり)
追記
全然関係ないが、ロープウェイ駅でアンテナが立たず、スマホが壊れていた。なんか弱り目に祟り目って感じで本当にぐったりした。 GPSデータダウンロード
2013年10月12日土曜日
中御所川 東横川 沢登り 途中離脱
【山域】木曽山脈
【登山方法】沢登り
【天気】晴れ
【コースタイム】
バス(6:20)-入渓(7:30)-20m滝(8:00)
6:15の始発バスを待つすげー人。どんだけいるんだ。駐車場にバス待つ人の行列がどーんとできてる。どんどん臨時バスが出ているみたいで徐々に、人をさばいていく。
ロープウェイを待つ人を横目に、入渓点へ移動する。ロープウェイ2時間待ちってアナウンスが聞こえてきた。いやーすげー、普段人気が少ない東北の山が多いからな。こんなに人気がある山って、去年の北岳以来だな。
橋の脇から入渓する。中御所川に登り始めると、明日行く西横川分岐をすぐにを着いた。東横川に入ってすぐに20m滝が現れる。左を直登で越える。リーダーが、念のためロープを出してくれているので安心安心。
いい気分で登っていたが、喘息がやって来た。ちょっと高度がある分、気温が低いようだ。うーん、「ヒューヒュー」って喘鳴が。まだこの時期なら大丈夫かなと思っていたが、残念ながらだめだった。リーダーに、体調不良で離脱下山しますと告げると、一人で降りるのはダメって、やさしい一言。リーダーとしては、当然の判断だよな。同行してくれることになったIさんと二人で下山することになった。
みなさま本当に申し訳ありませんでした。m(__)m
駐車場 菅の台バスセンター 1回500円 トイレあり
【登山方法】沢登り
【天気】晴れ
【コースタイム】
バス(6:20)-入渓(7:30)-20m滝(8:00)
6:15の始発バスを待つすげー人。どんだけいるんだ。駐車場にバス待つ人の行列がどーんとできてる。どんどん臨時バスが出ているみたいで徐々に、人をさばいていく。
ロープウェイを待つ人を横目に、入渓点へ移動する。ロープウェイ2時間待ちってアナウンスが聞こえてきた。いやーすげー、普段人気が少ない東北の山が多いからな。こんなに人気がある山って、去年の北岳以来だな。
橋の脇から入渓する。中御所川に登り始めると、明日行く西横川分岐をすぐにを着いた。東横川に入ってすぐに20m滝が現れる。左を直登で越える。リーダーが、念のためロープを出してくれているので安心安心。
いい気分で登っていたが、喘息がやって来た。ちょっと高度がある分、気温が低いようだ。うーん、「ヒューヒュー」って喘鳴が。まだこの時期なら大丈夫かなと思っていたが、残念ながらだめだった。リーダーに、体調不良で離脱下山しますと告げると、一人で降りるのはダメって、やさしい一言。リーダーとしては、当然の判断だよな。同行してくれることになったIさんと二人で下山することになった。
みなさま本当に申し訳ありませんでした。m(__)m
駐車場 菅の台バスセンター 1回500円 トイレあり
2013年10月4日金曜日
GPSログが表示されてないぞ
google mapが変わったのか、GPSログが地図上に表示されていない。大きな地図で見ると表示されるのに。せっかくの記録公開なのにな。まあ、誰もダウンロードしてないかもしれないけど(笑
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