【山域】三国山脈
【登山方法】沢登
【山行日】2013/08/12-13
【天気】晴れ(小出33.6/20.2℃)
【距離】9.7km(全体16.7km)
【コースタイム】
オボコ沢出合(06:30)-50m滑滝(10:40)-登山道(13:30)-池ノ平岳(13:45)-平ガ岳(14:20)-林道終点(16:50)
朝4:00に目を覚まし、すぐに熾き火に薪を組み、火を起す。朝食を食べて、焚き火の前で濡れた服に着替える。予定より30分ほど遅れて、6:30にテント場を後にした。目覚めた時には薄暗かったが、すっかり日が昇り、今日も暑くなりそうだ。
どこまでも穏やかな沢を4人で登る。時折スリングを使ってIさんをサポートすることはあったが、沢慣れた人だったら不要だろう。そう言えば昨日の遡行では、ロープの出番はなかったな。支流を一つ過ぎる度に、水が少なくなっていく。淵を歩くとイワナが逃げる。魚影は薄いようだが、かなり上流部までイワナが生息しているようだ。釣り好きとしては、それだけでもなんとなくうれしくなる。
さていくつかの滝を越えて、ようやくメインイベントの50m滑滝に着いた。ガイドでは上部がやらしいようなことが書かれている。まずは、左岸沿いに滝を登っていく。なるほど、最後の5mほどは難しい。一旦、降りて右岸を登る。こちらは沢慣れた人ならどうってことなく登れるだろう。それでも、念のためガイド通りにロープを出して、フィックスロープで残りの二人には登ってもらう。
滑滝を登りきり、高度と歩いてきた時間を考慮すると、まだまだ先があることがわかる。ガイドの遡行図では、この50m滑滝を過ぎると、あっという間に着きそうな書きっぷりだ。しかし、騙されてはいけない(笑。この後も一度ロープを出して登る滝があった。本流を忠実にトレースして、一気に高度を上げていく。幅20cmほどになった沢を詰めあげるとき、わずかにいやらしいトラバースがあり。ここでもロープを出した。
最後は左の尾根にある登山道めがけて、笹薮と木を伝って詰め上がる。先行したIMさんが登山道に出たことをみんなに教えてくれる。詰め上がりとしては満点に近い。コース取りができたようだ。リーダとしてちょっと鼻高々\(^o^)/。
平ガ岳登頂済みのIさんとちょっとバテ気味のAさんは、池ノ岳分岐で待っているということなので、40代の若手(笑)二人空身で平ガ岳山頂へ行く。分岐から1kmほどで高度差もあまりない。往復で小一時間、せっかくの百名山行かない手はない。
高層湿原に咲く花や風になびく緑の草が美しい。平ガ岳も一応は尾瀬の一番西側の山と言ってもいいだろう。さすがに尾瀬の広大な湿原には叶わないが、夏の晴れた空とそよ風そして高層湿原の風景に心に癒やされる。
宿が着けた道案内に従い、林道を目指し下降していく。だいたい距離3kmほどか。さすがに頂上はパスしたAさんは、結構お疲れのようだ。林道に降りる登山道?は明瞭で迷うことはないだろう。約束の16:00には小一時間ほど遅刻したが、向かいの宿の車に無事に到着できた。
林道は車でも結構な時間走ったな。歩いて下山は、もうちょっと足の揃ったパーティでなければ、止めておいたほうがいいだろう。
白銀の湯 650円(宿泊者は1回無料)
樹湖里 一泊 7,800円
林道終点-宿までの送迎 4,000円/人
恋ノ岐川入渓点 駐車場10台程度(トイレなし)
GPSデータダウンロード
体力ないゆる~い山登りの日々、麓から山頂まで山をまるごと楽しむのが好き。そんな山旅の記録や山道具の徒然なんかを綴っています。 GPSデータは右クリックしてダウンロードできますので自己責任でご自由にお使い下さい。最近は、YMAPにもダイジェスト版を投稿しています。
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