2011年5月23日月曜日

奥会津のおやつ 凍み餅

 先週の守門岳は山菜をお土産にしたので、いくら季節とは言え2週続けては山菜では芸がない。会津川口駅前のスーパーで買った地元のおやつ「凍み豆腐の揚げもち」。うっすらとした醤油味と砂糖のほのかな甘味。そんな昔は知らないけど、きっと山深い村の昔を懐かしむ味。

2011年5月22日日曜日

南会津の素朴な蕎麦

 ちょうどあった国道352号沿いの蕎麦屋さんに入った。特に決めていなかったが、道沿いにあったので入った感じ。商売場所は大事。「おり田」という名前の店。ちょっとおしゃれな店内、原発事故の影響かそれとも雨のせいかお客さんが全然いなかった。
 小さなお店だったので、自分たち総勢17人でいっぱい。いっぺんに来てすいませんって感じ。ご夫婦二人で切り盛りしているようで、いっぺんに色々作ると待たせるとのことで、基本せいろに統一して注文した。せいろそば700円。この辺りでは割と白い蕎麦と上品な汁がでてきた。甘みが強いお蕎麦でした。

雨の矢ノ原湿原・駒止湿原散策

 朝から曇が広がり、今にも雨が降りそうだった。残念ながら高森山登山は中止となった。このまま帰るのももったいないということで、「矢ノ原湿原」「駒止湿原」の2箇所の湿原散策に予定を変更した。昭和村役場を過ぎて、矢の原湿原の案内に従い到着した。まだ雨は降っていない。少し広くなったところに車を止めて、散策路を一周した。
 矢ノ原湿原の中を歩くことはできないが、周囲を一周できるように遊歩道が整備されている。木道で湿原の中を通ることができないあたり、あまり観光地化されていない証拠だろう。古いながらもトイレも2箇所ほどあった。
 湿原には、小さな白い花やミズバショウが咲いていた。霞がかった景色が幻想的だ。1周30分もかからない小さな湿原だったが、尾瀬より人気がなく静かな分ゆっくりと楽しめる。
 矢の原湿原を後にすると一度国道400号へ抜けて、玉川沿いの林道へ入る。駒止湿原・卵池の案内板が国道に出ている。舗装路からダート路の立派な林道になる頃、ポツポツと雨が降りだした。駒止湿原3.5km卵池0.3kmの案内板がある分岐路に着いたが、その先の道路脇に残雪が見える。この辺りはまだ残雪があった。先に進むのに不安を覚えたので、そのまま抜けて南会津(旧田島町)から湿原に行くことした。
 「冷湖の冷泉」森から水が溢れ出している。駒止湿原が水源だろうか。写真には写っていないが、幅広く水が流れ出していて雪解けの豊富な水が流ている。
 分水嶺へ差し掛かる辺りにも、高層湿原が広がっていた。玉川の源流だろうか。1000m近い峠では、なごり雪が道路の脇に残っている。車を少し止めて、湿原の風景をカメラに収めた。
 駒止湿原の駐車場に着く頃には本降りになっていた。上下カッパを着込んだ。雨の中、少し肌寒さを感じる。矢ノ原湿原とは違い、湿原の中に木道が掛かっている。30分ほどの散策だったが、湿原の中流れる小川に並ぶ小さなミズバショウを楽しむことができた。
矢の原湿原 駐車場なし路肩のスペース
駒止湿原 無料駐車場(トイレ有り)

2011年5月21日土曜日

会津 金山町 惣山・前山周遊ハイキング

【登山方法】登山
【天気】曇り後晴れ
【コースタイム】
福沢登山口:山祗宮神社(07:40)-惣山(10:00/10:20)-太郎布野鳥の森(11:20)-前山(12:10)-前山登山口(13:15)-沼沢湖畔キャンプ場(13:30)

 鳥居をくぐり歩き始める。ゆったりと緩やかな尾根を登る。杉林からブナの森へと変わる頃、木々の隙間から湖が見えてくる。初夏のような日差しを受けて汗が出る。ブナやコナラの新緑と汗が心地良い。登山道はよく整備されている。赤岩のトラバースにもきちんとロープや鎖がはられている。もうすぐ頂上だ。ちょっとした急な木道にもロープがある。キャンプ場もあるし、カルデラ湖の周遊コースで整備に力をいれているのだろう。ありがたい。
 惣山の頂上には、東北電力電波中継所のパラボラアンテナがある。発電設備もあるようだ。パラボラアンテナの上部に見慣れない部品がついている。なんだろう。かってな想像だが熱線を利用した着雪防止だろうか。
 中継所横の広場にベンチもあり、休憩にはもってこいだ。総勢11人で記念写真を撮る。湖がここからも見える。惣山山頂から先に進むとすぐに分岐路に出る。中継所から分岐までは車が通れる林道がある。分岐を左に降りていく。湖を離れ鞍部に出て、小一時間も歩くと太郎布野鳥の森に着いた。明治時代の記念碑が立っていた。ここから1時間ほど登ると前山の頂上に着いた。
 山頂は木々に囲まれて残念ながら展望がない。軽い一休みで、前山を後にする。ここから少し行った岩尾根からは沼沢湖と集落が一望できる。内輪と外輪がよくわかる。
 左手に湖を見ながら高度を下げる。沢沿いの杉林を湖に向かって降りる。少し杉の下払がうるさいが、迷うことはないだろう。コゴミの葉が鮮やかな緑で畑のように並んでいる。沢を降り、湖の縁を通って前山登山口に着いた。
 最後は、サイクリングロードを歩いてキャンプ場へ向かった。
惣山
前山
締めの温泉は、ひなびた金山町国民保養センター せせらぎ荘 250円
猪苗代湖ズタイアップのお酒

駐車場なし 路肩に路上駐車した
沼沢湖キャンプ場そばに駐車場があったが、使ってもよいか不明

2011年5月18日水曜日

山向きのウルトラライトな三脚ultra-pod

 最近ちまたでウルトラライトな山登りが流行っている。昔から体力がないので山道具の重量にはとても気を使ってものを選んでいる。そんな自分が数年前から愛用するようになったウルトラライトな三脚ultra-pod ウルトラポッドミニ重さは実測値で、わずか48g。バックパックに忍ばせても苦労なし。
 ボディはプラスチック製で金属部品は最小限で軽さを追求。もちろん本格的なカメラの重さには耐えられないけど、コンパクトなデジカメにジャストフィット。ベルクロテープで木の枝にくくりつけたり、トレッキングポールを束ねて三脚も作れる優れもの。セルフタイマーで自分撮りにも便利。これ一つで、絞り優先の写真も思いのまま。
 使っていると他の登山者から「いいねー」とか「どこで買ったの?」と聞かれる逸品。

2011年5月14日土曜日

おみやげは採れたての山菜

 守門岳を降りて、「道の駅いりひろせ」に立ち寄った。お土産にとコゴミとウドを買った。17:00近い時間で、売れ残りそうだからとコゴミ一袋おまけしてもらった。おまけありがとうございす。  夕食と入浴のため魚沼市まで車を走らせた。そう言えば「道の駅ゆのたに」には、まだ行ったことがない。まだ陽が高いしスタンプ帳のため立ち寄ることにした。
5/5は過ぎているけど
 ここでタラの芽を買い足した。地元天然モノの売り文句で680円ちょっと高いかな。採れたての山菜三種で明日は春の天ぷらに決定。
ウド160円、コゴミ80円、タラの芽680円
 「道の駅ゆのたに」から1kmほど離れた「ゆーパーク薬師」600円で入浴する。休憩室が小さな漫画喫茶のように漫画が置いてあり時間つぶしによかった。
 夕食は日が暮れてから県道70号と国道352号線の交差点角にあった「よしや」に入った。メニューを見ると、なんとか御膳がみんな1,500円オーバー。ちょっとショックな価格構成なメニュー。やっぱり奥只見に行く観光客向けの店だったか。そんなメニューの中から比較的安い焼肉定食1,070円を食べることにした。味は結構好みの味付けだった。でもこの辺の食堂とは思えない値段のショックは変わらず。それでも少し濃い味とご飯の量も多くお腹いっぱいになり少し気分が晴れたかな(笑

新緑と残雪の守門岳 登山

【山域】越後山脈
【登山方法】登山
【天気】晴れ一時曇り(魚沼:気温20度)
【距離】14.2km
【コースタイム】
駐車場(09:00)-二口登山口(09:30)-保久礼登山口(10:10)-保久礼小屋(10:40)-大岳(12:30/13:00)-青雲岳(13:40)-大岳分岐(14:00)-二口登山口(15:30)-駐車場(16:00)

 やはり通行止めだった。もうすぐ山開きだから除雪されていると思ったが甘かった。他の人と同様ゲート手前の広場に車を停め歩き始めた。10分も歩くと道はすぐに雪に埋まってしまった。これでは当面通行止めは解除できないだろう。
 雪の林道を二口・二分登山口を過ぎてさらに歩く。雪に埋もれた林道を横切る雪渓がすっぱりとバックウォーターまで続いている。ここで足を滑らすと...ブルブル一巻の終わり。雪渓を何度か横断して保久礼登山口へ到着した。林道歩きから解放されてようやく本当の登りが始まった。登山口からは保久礼小屋目指してまずは堰堤沿いの林道を歩く。雪で埋まった登山道を拾いながら沢を離れ少し登ると小屋のすぐそばに出た。
 保久礼小屋から大岳までは残雪の尾根を登っていく。振り返ると栃尾の街並みがよく見える。春霞の越後平野その先には日本海も見えた。今日登りに来てよかった。夏は藪の中にあったキビタキ小屋も遮るものがなくよく見える。尾根もだんだん細くなり、木々も低くなってきた。頂上まで後一登り、まわりは雪一面になった。一人きりの静かな山、ザクザクと足音だけが聞こえる。ゆっくりと一登りを終えると、大岳山頂に着いた。

 独り占めと思っていた頂上には、思いがけず先行者が休んでいた。相手も今日はじめて会う登山者とのこと。「お先にと」保久礼目指して降りていった。一人占めできた山頂で昼食をとる。三脚立てて記念写真を撮り、独りきりの静かな時を楽しんだ。大岳から望む青雲岳・袴岳に東洋一の雪庇が崩壊した跡が見える。切断面の高さから巨大な雪庇があったことが容易に想像できた。
 大岳からの鞍部までは、結構緊張する斜面だった。足滑らしたらどこまでも落ちていきそうだ。雪がグサグサでキックステップも効かない。先の登山者のようにアックスを持ってくればよかった。そんなこと思いながら慎重にステップを刻み鞍部に降りていった。この先からは幸い緊張するような登り下りはなかった。
 鞍部を過ぎての大岳分岐からは踏み跡があった。二口から往復する人が多いようだ。夏道を拾いながら雪庇の端にのったり降りたりと歩く。崩壊したすぐそばを通るとその大きさがよくわかる。4m近い切断面だ。来年は巨大雪庇の勇姿を見に来よう。
 雪に埋もれてどこが頂上かわからない青雲岳に着いた。朝寝坊のせいで14:00近くの到着だ。すぐ目の前に守門岳主稜の袴岳が見える。行って帰って小一時間足らずだろう。行こうか帰ろうか悩んだが、予定より1時間遅くなることをよしとせず下山することにした。
 大岳分岐まで戻り、西の尾根を降りる。夏と違い分岐の道標もないが、尾根は明確な一本なので迷うことはない。どんどん高度を下げていく。途中一組のパーティに会った。挨拶をして先に降りていく。高度を下げるとともに積雪も減ってくる。まわりを見渡すと新緑のブナの森が広がっている。新緑が残雪の山に映える。
 雪解けの沢音が大きくなってくると、雪に埋もれる護人清水に着いた。あと30分ほどで登山口に着けるだろう。途中一本小さな尾根を乗り越えるはずだが、積雪が多く夏道がわからない。地図を広げあたりをつけながら歩き、二口登山口に出ることができた。
 最後の林道歩きは、雪解けの棚田と山菜採りを楽しむ里人を眺めながらのんびりと歩いた。美雪の里にも遅い春が訪れていた。
魚沼市日帰り温泉施設 ゆーパーク薬師 600円
駐車場 通行止め地点の路肩

uvex スキースノーボードゴーグル ユニセックス ダブルレンズ アジアンフィット に買い替え

 雪山に行く時節、ふと準備しているとゴーグルがこんな事態に...フレームのスポンジと上部・下部のスポンジが完全に壊れていた。まあいつ買ったか覚えていない。たぶん10年は使ったかから仕方ない。  いつものように高知じゃ買えないので、いつものamazonでポチリと。いままでより一つ上...