2019年2月26日火曜日

G3 スキンのテールストラップが壊れた スキンテール コネクターキットで修理

 荒島岳でテールストラップ8が壊れた。修理しないといけない。どうしようと知り合いのお店NiceEdgeさんに相談すると、修理パーツを教えてもらった。よかった、まるごとスキン買い換える必要はなかったんだ。で、そのまま通販させていただく。ツインチップコネクターキット3,024円、スキンテールコネクターキット4,536円。ものの原価を考えるとちょっと高めの価格だな(笑
 中身は、付け替えるためのプレートとリベット、赤いテールコネクターが入っていた。たまたまかもしれませんが、リベット1個が予備として入っていた。失敗したリベットってどうやって外すのかわかならないので、この作業は一方通行だ。
 説明書を見て、まずは古いテープコネクターをカットする。うーん、どきどき、もう後には戻れない。行くぜ。カットは、普通にカッターで十分だった。
 説明書に従い、カットする。これは説明書をコピーして、このまま上から、カッターでカットした。穴もこの説明書の図面をそのまま空けた。ちなみに説明書は、英文のみ。
 説明に従いカットした。微妙にずれているけど、そんなに問題はない。どうせテールコネクターはゴムだし、引っ張れるし、グルーで板に接着するんだし、強度が必要ってこともない。
 ついでに、ツインチップコネクターに取り替える。簡単には交換できなくて、ラジオペンチで引っ張り出した。当たり前だけど、三角形のエンド部分ではなく、プレート側からコネクターを通した。
 はじめドリルを使ってみたけど、滑ってダメだった。けっきょく、普通のキリで穴を開けた。金属プレートを下に敷いて、ハンマーで叩いて、リベットを潰す。これでリベット留め完成なり。この時に、ストラップの向きを間違えると大変なことになりそう。
 板につけてみた。OK、OKで、こうなるとやっぱりバックカントリースキーに行きたくなる。うーん、やっぱり今週末にまた氷ノ山に行こうかな。雪がないかな。リフトで登れることを知ったからな。

カメラの防寒は、これで決まり 桐灰化学 めっちゃ熱いカイロ マグマ 貼らないカイロ すぐ高温・屋外で冷めない

 デジカメの保温にいつも使い捨てカイロを使っていたけど、どうもイマイチパワーがない。そんなときに、Sさんから教えてもらった”桐灰化学 めっちゃ熱いカイロ マグマ 貼らないカイロ すぐ高温・屋外で冷めない、これはいい。
 カメラケースの中に入れておくと、この前の荒島岳クラスだと十分に性能を発揮して温かい。しかし、残念なことに貼ることに対応していない。なぜだろう。もしかして、やけど防止かな。
 ただ、自分は南国土佐に住んでいるので、うちの近所のホームセンターなんかでは見かけたことはない。これは、福井に行ったときに買ってきた。でも、Sさんも南国土佐在住なんで、売っている店があるのかも。

2019年2月24日日曜日

響きの森からぐるっと一泊 氷ノ山 二日目

【山域】中国山地
【登山方法】雪山
【天気】晴れ(智頭町15/-2℃)
【距離】9.1km(全体11.7km)
【コースタイム】
氷ノ山越避難小屋(6:30)-仙谷登山コース合流点(7:20)-氷ノ山山頂(8:00/8:15)-氷ノ山三ノ丸(9:00)-リフトトップ(10:10)-ゲレンデ駐車場(11:00)-駐車場(11:30)

 朝4時に起きた。昨日夜21時には寝た。んで、だいたい6時間寝たんで、自然に目が覚めた。でも、小屋の中も外もシーンとしてる。人が活動している気配がない。2階の人たちは、20時前に寝てたよな。さすがに5時になっても、まったく準備する様子がない。5時過ぎたんで、もういいだろうとご飯を作り出す。朝食は、昨日の鶏肉と人参、ネギを追加して大分名物五木庵だんご汁を作って食べた。
 6時30に出発する。予定より1時間ほど遅くなったけど、こればっかりは仕方ない。団体さんは、自分が出発するころに朝食を作り出していた。頂上までの往復はすると言っていたけど、ガイドさんだけが荷物持って、貴重品のみの空身で往復かな。久しぶりに朝焼けを見た。
 ちょっと雪山らしい尾根を歩けて、うれしくなる。かわいい雪庇があるな。踏み抜く心配もないない。スノーシューがないと沈み込む。山頂小屋が見えてる。歩けば歩くほど、近づいてくるのがわかるのがうれしい。
 一度下りるのか。朝日をバックにした山頂小屋がかっこいい。昨日とうって変わって調子がいい。ゆっくり寝たからかな。普通に歩けている。これならだいたい2km/hくらい出てるだろう。
 こしき岩の下をトラバースする。けっこうスノーシューで、横切るのは面倒くさい。MSRのかっこいいスノーシューじゃないんで、TUBBSの古いスノーシューなんで、スパイクが弱っちい。キックステップでステップを慎重に刻んで進む。
 こしき岩を過ぎると、すぐに山頂に着いた。当然の記念写真を撮る。武奈ヶ岳で壊れかけたデジカメ君は、まだいける。もう次は、スマホオンリーでいいから、限界まで頑張ってもらわないといけない(笑 ちょっと風が強くて、またカメラが飛ばされないかとヒヤヒヤしながらセルフポートレート。
 よっしゃー伯耆大山が見えた!この冬は行くことないけど、お姿見れて嬉しく思います。もうすっかり早春の雪山だ。残雪期だな。小屋の中には、3人ほど人がいるようだ。昨日夜見えた明かりは、きっとこの人たちの明かりだったんだろう。
 小屋の中で一休みして、次の三の丸を目指す。振り返ると小屋からの斜面がかっこいい。スキーに向いてるな。どうやってコースどりするのが一番楽なバックカントリースキーになるか考えようっと。
 広い雪原を登っていく。このあたりは、テープもなく、吹雪いたら、やっかいだな。雪の最盛期なら、この木がスノーモンスターになっているのかな。前回よりも付着した雪が少ないんで、なんとも言えない。なかなか最高の時期に来れていない。
 三の丸に到着した。このあたりは、3年前と積雪量が変わっていないな。稜線は、やっぱり風で雪が飛ばされて、そんなに雪がつかないのか。
 3年前と同じようにここのトイレは使えた。もう急ぐ理由もないので、バルコニーに上がって、コーヒーを淹れてゆっくりする。もう寒くないし、すっかり春だな。暖かくなるのは嬉しいが、雪がなくなるのは寂しい。
トイレOK
 きれいな斜面が広がっている。こりゃ、やっぱりスキーで来るべきだな。I Shall return Mt.Hyounosen. 来年か来週か、どうしようかな。深入山、吾妻山、大山と行かないといけない宿題が残っている。
 と思っていたらバックカントリースキーヤーが、クライミングスキンをつけて登ってくる。うらやましい~。家帰ったらクライミングスキン修理しないとな。GWに東北に行くつもり。
 細尾根の急登になってきた。道が集約されてきた。どんどん登ってくる人とすれ違う。なんだか大量の人が来るな。前に来たときは、誰もいなかったのにな。すげー来るぞ。この前の武奈ヶ岳なみに人がいる。
 予定通りお昼前には下山できるな。下山したら何食べようかな。帰りは、たつの市方面に行くからな。少なくともお好み焼き以外にしよう。振り返り振り返り、後ろ髪ひかれながら下山していく。
 どんどん人が登ってくる、なぞが解けた。どうもこのわかさ氷ノ山スキー場のリフトは、登山者を乗せてくれるらしい。3年前に来たときには、スキー場が休業中だったから、人がいなかったのか。なっとく。じゃ、バックカントリースキーヤーでも大丈夫かな。
 今日は、スキーヤーやボーダーでにぎわうゲレンデの隅を歩かせていただく。誰も歩いていないけど、いまさら後には引けないし、下りだけリフトに乗る方法を知らない。できるだけ迷惑をかけないように植林帯とゲレンデの際を下っていく。
 コースとしてあっているけど、このまま行くとゲレンデを横断する。しかし、行くしかない。幸いなことに、激混みスキー場ではないんで、上を見ながら注意深くゲレンデを横断する。
 リフト下をくぐる。ここは道だし、いいんだろう。でも、色んな人が滑り降りていく連絡通路なんで、隅っこをこっそりと歩いていく。すいません、すいません...太宰治的な小心。
 国道482号の舗装路を歩いて車まで戻る。この1km30分の道のりが地味に辛い。ゲレンデを下り終わって、着いた感を得てからの歩きだからな。もう気分はゴールしたのに、延長線に入る的な。
 響の森に下山届を出して、荷物を整理して温泉へGO。いやー、楽しかった。天気も良かったし、新雪にも出会えたし、言うことなし。

氷ノ山自然ふれあい館 響の森 20台くらい(館内にトイレあり)無料
若桜ゆはら温泉ふれあいの湯 400円
堰堤芸術
服装メモ
EXPアンダーウェア+薄手フリース+アウタージャケット
EXPアンダーウェア+アウターパンツ
アンダーグローブ+フリースグローブ+アウターグローブ
スノーシュー

2019年2月23日土曜日

響きの森からぐるっと一泊 氷ノ山 初日

【山域】中国山地
【登山方法】雪山
【山行日】2019/02/23-24
【天気】晴れ(智頭町13/1℃)
【距離】2.8km(全体11.7km)
【コースタイム】
響の森駐車場(13:30)-展望台三叉路分岐(14:50)氷ノ山越避難小屋(16:00)

 途中想定外に、銀行にお金を引き出すために寄り道せざるを得なかった。しかも、兵庫県はMINISTOPないのか。イオン銀行の弱点だん。氷ノ山自然ふれあい館 響の森に車を停めて、登山届を提出して出発だ。出発は遅くなったけど、小屋は、手前にもあるしね。
 2016年に来たときには、キャンプ場まで行ってから登山道に入ったけど、今回は、ここから登山道に入った。スノーシューで歩いている人がいるみたいだ。天気良くてよかった。
 数名分のスノーシューのトラックがある。でも今日ついた跡ではないみたい。ヒノキの植林帯を登っていく。あんまりこのコースは登られていないのかな。前も先行者1名だけだったしな。
 おお、登山道が沢を横切ってる。っていうか、地形図の登山道をトレースすれば、そういう目にあう。めんどくさいので、スノーシューをつけたまま渡渉する(笑 こけたら笑えない事態になるな。2度ほど沢を渡った。そういえば、前回の記録を読み返すと同じように渡渉してた。
 でも、登山道のトレースはあってはいる。ただ、なにもこの今歩いている夏道をきっちりトレースしなくても良かったんじゃないかと思い始める。積雪期なんだし、もう少し左の尾根をまっすぐ登ったほうが楽だんじゃないかな。
 さて、この先は踏み跡がなくなった。どうもうキャンプ場を中心にスノーシューで散策した人たちの踏み跡だったらしい。まあ、いいやとこのまま正規のコースをできるだけ追いかけていく。
 踏み跡少なくなった。もう動物の足跡しかないだよ。それでも登っていく。久しぶりの80Lバックパックはすげー重い。それでもテントはないから、まだ-3kgほど軽いはず。最近テント泊していないし、泊まりの山登りから遠ざかってるな。
 もう完全にひとりぼっちの世界だ。ゴールを動かしたんで、ゆっくりと登っていく。いやー、ほんとキツー。氷ノ超に小屋があってよかったよかった。ちょっと頂上小屋までは、たどり着くのはムリポ。
 ようやく氷ノ山超避難後小屋に着いた。あらー、団体さんがいる。えーっとまあっとドアを開ける。まあこの時間だもんな。やっぱりここにお泊りになりますよね...とりあえず、バックパックをおろして一思案することにする。
 どうしようか、あそこまで行くか。いや行っても誰もいないとは限らない。ただいま16時、日の入りは、18時くらいだしやめておこう。団体さんは、雪洞っぽいものを作っている。きっと、あの中で寝るはずだと信じることにしよう。
 小屋に入って、ゆっくりするつもりが、何度も何度も出たり入ったりするもんで、落ち着かない。せめて飲料用の雪は、ビニール袋に入れて小屋の中にしまおうよ。なんだか夕食を小屋のなかで作らている。うーん、どういうコンセプトなんだろう。雪洞に泊まってみよう的なゆるいコンセプトかな。
 きれいな夕日だ。夕日といえばやっぱり日本海だよな。伯耆大山から日本海に沈む夕日を見たいもんだ。大山ならもう慣れたもんなんで、ヘッドランプがあれば楽に降りてこれるな。よし、夏に実行しよう。
 本日の夕食は、ジャンバラヤとインスタントスープだけ...サラダは、コンビニで買うつもりだったのに、すっかり忘れてしもうた。あーあー、ポテトサラダ君を食べるつもりだったのに。
 やっぱりというか、なぜだというか、10人ほどは寝れるであろう2階には入れてもらえず、小屋の床で寝るはめになった。2階には、ガイドツアーの女性客2名ほどが寝ることになっただけで、あとは雪洞で寝るっぽいんだけど、”あんたは1階の床”とおばさんに指定されてしまった。なんの権限があってなんだ? なぜかガイドさんも小屋の床に寝るようだ?? やっぱり寒いから?

氷ノ山自然ふれあい館 響の森 20台くらい(館内にトイレあり) 無料

2019年2月17日日曜日

鍾乳洞:桃源洞に行ってみた 西三子山

【山域】剣山系
【登山方法】登山
【天気】晴れ(上勝町7/1℃)
【距離】6.9km
【コースタイム】
林道終点(8:30)-桃源洞(9:30/10:15)-1125m(11:20)-西三子山(12:00/12:50)-下山分岐(13:30)-林道(13:50)-林道終点(14:15)

 林道に車を停めてというか、強制的に林道途中で車は終了せざるを得ない。重機で道が塞がれている。この先の林道は、ブルーシートをかぶせて、コンクリートを乾かしているようだった。林道を脇を歩きながら、鍾乳洞を目指して高度を下げていく。
 さて、林道を離れて、植林帯を降りていく。テープを頼りに、岩が顔を出している尾根を降りていく。まぼろしの鍾乳洞:桃源洞を探して山を歩く。現代登山者なんで、GPSログを活用させて頂いているので、そんなに幻でもなくさまようことなく、目的地を探っていく。
 ムダに歩き回ることなく、ほぼほぼピンポイントでロープ設置箇所に出た。この上に入口があるのは間違いない。参考にしたネットの記録も、このロープを登っているシーンが写っていた。
 鍾乳洞の入り口は4~5mある。こりゃでかい。で、どのくらい置くまで続いているのだろうか。ヘッドランプをつけて、さっそく入ってみる。あ、ヘッドランプが暗い。電池が弱っている...しまった、なぜ洞窟に入るのに、新しい電池にすること忘れてたんだろう。
 ちょっぴり奥に入ってみる。この先は、ほふく前進じゃないとダメっぽ。行くか、いや行かない。ほふく後進はとっても難易度が高い技。しかもニーパッドもエルボーパッドもヘルメットもない。ロープも持ってきてない。なんで分別のある大人の立ち位置でUターン。。
 外は明るいな。さて今度は西三子山の登山道へ戻ろう。これまた尾根を登っていくと、再びテープに導かれていく。いい感じの明るい森だ。石灰岩の岩だろうか、白い岩があちこちに顔を出している。
 尾根を登っていくと、先程の工事していた林道の上部に出た。ここまで整備されていたんだ。んで、この林道どこまで伸ばすんだろうか。本当に必要な林道なんだろうか。それとも地元業者にお金を落とすための必要悪なんだろうか。
 ピンクのテープに導かれてて登山道を登っていく。このテープは林業関係者か土木関係の人が設置しているだけで、登山用ではない。時たま、赤いビニールテープや青いビニールテープがまかれており、こっちは登山者が自分のためにつけていったものだろう。
 分岐に出た。かわいい標識だ。誰が設置してくれたんだろう。林業関係者だろうか。特に、設置者名が書かれていなかったんで、よくわからない。けど案内があるとやっぱり助かるよね。
 岩尾根の急登をガンガン登っていく。リーダーSさんは、さすが早い。毎週山三昧の達人に、必死についていく(笑 油断するとすぐに離される。先週体動かしておいてよかったよ。
 なかなかの急登を登りきって、平らなのところに出た。やったー、きっと頂上だと思っていると、リーダーからこの先だよと。ここじゃないんかい。あ、標識もあっちだと言っとるがね。
 雪が出てきた。お、2週続けて雪が踏めた。ラッキー。開けた尾根を登っていく。指導標から先は、ゆっくりと高度を上げていく。指導標はあるけど、地形図には載っていない登山道だな。
 山頂に着いた。四国百名山ではないけど、四国の山1座が記録にプラスとなった。 しかし、西三子山は、”にしさんこやま”ではなく、”にしみねさん”だとは。固有名詞って難しいな。標識にひらがなで書かれていたので、”にしみねさん”で間違いない。
 尾根を降りていくと、うっすらと雪が残ってる。瀬戸内海から渡ってきた雪雲がここにぶつかるんだろうな。あっちの高城山のほうが雪が多いな。向こうの山の霧氷がきれいだ。
 高圧電線の巡視路兼登山道を降りていく。なかなか開けた場所だな。電線の資材を下ろすためのヘリポートだったか。めっちゃここだけ木がなくて、開けている。
 メインコースは、県道16号へ行くが、我々は、このやかんの分岐を降りていく(笑 なんだこのアバンギャルドな標識は。もちろん、この分岐が降りていくところにも、きちんとテープがあるんで、このヤカンは、誰かが洒落で付けたんだろう。
 いい感じの冬枯れの山で、気持ちいい南斜面を降りていく。やっぱり北斜面とは様子が違う。雪もなく、日があたっていると暖かいくらいだ。
 林道に着いたら、登山口の案内があった。あ、地形図には載っていなかったけど、これも正規コースなんだ。だからテープがしっかりあったわけだ。じゃ、尾根の分岐にも案内板があればいいのに。
 さて、ここからが苦行で林道を歩いて車まで戻る。てくてく、わかっちゃいるけど、なかなか遠い。ただ今日は距離が短かったので、足が重いほどでもないか。いい天気だし、のんきに戻ろう。
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