神籠ヶ岳下山後、ここまで来たのだから会津若松市内まで足を伸ばして「ケンミンShow」で見た「カレー焼きそば」を食べて帰ろう。いつもならカーナビで調べるのだがスマフォでgoogle検索してその結果をカーナビにインプットした。
「めでたいや」に行って観光客として迷わず「ソースかつカレー焼きそば」1,100円を頼んだ。
残念なことに期待したほどの食べ物ではなかった...まあ当たり前だがカレー+焼きそばの味がするだけ。地元の人は普通にラーメンを頼んでいたとおり観光客目当てのメニューなんだろうか。
靴脱いでテーブルに着く店の作りは面白かったけど。
体力ないゆる~い山登りの日々、麓から山頂まで山をまるごと楽しむのが好き。そんな山旅の記録や山道具の徒然なんかを綴っています。 GPSデータは右クリックしてダウンロードできますので自己責任でご自由にお使い下さい。最近は、YMAPにもダイジェスト版を投稿しています。
2012年2月18日土曜日
スノーシューハイクで神籠ヶ岳登頂
【山域】奥羽山脈
【登山方法】雪山
【天気】雪一時曇り(下郷町-5/-8度)
【距離】6.3km
【コースタイム】
駐車点(08:00)-尾根取り付き(09:30)-1031.8m大内宿への東尾根(10:50)-神籠ヶ岳(13:20)-駐車点(15:30)
最近喘息の発作がひどくて思うように山に登れずじまいだったと言っても歩けないわけでもない。前向きに言えばかなりスローペースなだけだ。スローでマイペースなら一人で登ればよい。そうだ一人で雪山に登ろう。2年前頂上に行けなかった南会津の神籠ヶ岳(かろうだけ)なら、片道3km弱だし危ない箇所もあまりなさそうだし雪も多そうだしスノーシューを使った山登りにいいだろうと思い立って吉日。週末の金曜日夜に出発した。
途中車中泊して、7:00現地入りし準備開始する。やっぱり雪が降っていた。ただホワイトアウトなんてことはなく静かに雪が降っている。
神籠ヶ岳は登山道がない山なので何処登ろうと自由だ。歩きやすいところを通って東尾根に向かう。北西へ歩いて行けば東尾根に着くはずだ。杉林を回りこむように進む。白樺の木が多く気持ちのいい森だ。スノーシューのおかげで沈み込むことなく、静かな森を独りマイペースで歩いていく。
900m付近から北西に伸びる尾根に取り付いた。杉林のなか50mほど登ると尾根に乗っかった。フカフカの新雪を独り占めしてニンマリする。スノーシューでキックステップを切りながら東尾根を目指す。雪が柔らかくキックが一発では決まらず2度3度蹴りつけて足場を作って登っていく。1時間ほど登り目的の東尾根に出るとゆるやかになった。支尾根と東尾根の分岐には赤布を木にくくりつけて迷わないようにした。いつの間にか雪が止んで青空がのぞいていた。ここからは東尾根を忠実にたどれば神籠ヶ岳の頂上に行くはずだ。時間も時速0.5kmとして2時間ほどで着ける見込みだ。
地形図どおり等高線が密な場所に来るとなだらかだった尾根が急登になっていく。キックステップでジグを切り登っていく。雪が柔らかく時々手を雪にツッコミ四足歩行になって登る。思ったより急斜面で、その上深雪でヒザまで埋もれながら雪と格闘する。格闘すること1時間あまり尾根はふたたび緩やかになった。幅広い疎林の尾根はテレマークスキーを楽しむのにもってこいの緩斜面が広がっていた。
広い尾根を登りきると神籠ヶ岳の頂上に着いた。立木もなく標識もないが周りにここより高い場所はない。ただGPSのログだけが登頂の証になった。ここまで時速0.5kmのスローペースだったがなんとか頂上までにたどり着けてよかった。独り頂上にたたずんだ。
帰り道は自分の点けてきたトラックをトレースする。いつのまにか雪が降り始め風も出てきた。トラックが雪に埋もれ消えかかっていくのに少し焦った。支尾根から先の森はトラックがないと位置同定が面倒になる。下りも相変わらず息苦しくてスローペースのままだ。気持ちは焦るがペースを上げることができない。自分でつけた赤布が心強い。消えかかったトラックをたどっていくと、高圧線が見えてきてひと安心する。ここから15分ほど歩くと県道に戻った。
県道131号線 路肩駐車2台くらい 当然トイレなし
会津美里町 本郷温泉 湯陶里 500円 GPSデータダウンロード
【登山方法】雪山
【天気】雪一時曇り(下郷町-5/-8度)
【距離】6.3km
【コースタイム】
駐車点(08:00)-尾根取り付き(09:30)-1031.8m大内宿への東尾根(10:50)-神籠ヶ岳(13:20)-駐車点(15:30)
最近喘息の発作がひどくて思うように山に登れずじまいだったと言っても歩けないわけでもない。前向きに言えばかなりスローペースなだけだ。スローでマイペースなら一人で登ればよい。そうだ一人で雪山に登ろう。2年前頂上に行けなかった南会津の神籠ヶ岳(かろうだけ)なら、片道3km弱だし危ない箇所もあまりなさそうだし雪も多そうだしスノーシューを使った山登りにいいだろうと思い立って吉日。週末の金曜日夜に出発した。
途中車中泊して、7:00現地入りし準備開始する。やっぱり雪が降っていた。ただホワイトアウトなんてことはなく静かに雪が降っている。
神籠ヶ岳は登山道がない山なので何処登ろうと自由だ。歩きやすいところを通って東尾根に向かう。北西へ歩いて行けば東尾根に着くはずだ。杉林を回りこむように進む。白樺の木が多く気持ちのいい森だ。スノーシューのおかげで沈み込むことなく、静かな森を独りマイペースで歩いていく。
地形図どおり等高線が密な場所に来るとなだらかだった尾根が急登になっていく。キックステップでジグを切り登っていく。雪が柔らかく時々手を雪にツッコミ四足歩行になって登る。思ったより急斜面で、その上深雪でヒザまで埋もれながら雪と格闘する。格闘すること1時間あまり尾根はふたたび緩やかになった。幅広い疎林の尾根はテレマークスキーを楽しむのにもってこいの緩斜面が広がっていた。
広い尾根を登りきると神籠ヶ岳の頂上に着いた。立木もなく標識もないが周りにここより高い場所はない。ただGPSのログだけが登頂の証になった。ここまで時速0.5kmのスローペースだったがなんとか頂上までにたどり着けてよかった。独り頂上にたたずんだ。
県道131号線 路肩駐車2台くらい 当然トイレなし
会津美里町 本郷温泉 湯陶里 500円 GPSデータダウンロード
2012年2月11日土曜日
2012年もいい天気 湯の丸山 山スキー
【山域】浅間山系
【登山方法】山スキー
【天気】晴れ
【距離】4.1km
【コースタイム】
リフトトップ(09:30)-湯の丸山(12:10/12:20)-リフトトップ(13:50)
晴天率高い湯の丸山にしては雪がちらついているイカサない天気だ。それでも中腹まで登ると段々と青空が広がり浅間山も見え始めた。去年より雪が多いのか木々が雪化粧している。
シールを忘れたメンバはスキーを担いでツボ足で登る。ときどき雪に埋もれることもあったが結構登れるもんだ(笑。人気の山で登山道の雪が締まっているのでどうにかツボ足でも歩いて行ける。喘息持ちとシール忘れの二人のせいでいつもの倍の時間がかかったがなんとかメンバ全員で頂上に立てた。
予定では頂上から旧鹿沢ゲレンデに向かって一本滑って登り返す予定だったが...まぁいいでしょう。だってお気楽湯の丸山だもんいろいろあるっても大丈夫。いい天気になった頂上で記念写真をパチリ。
下山後はいつものようにゲレンデスキーを楽しんで締めくくり。回数券がなくなるころにちょうど17:00近く。絶妙な時間配分で一日を楽しんだ。次回は、鹿沢ゲレンデ方面に滑って登り返したい。
湯の丸山スキー場駐車場(トイレあり) 無料
【登山方法】山スキー
【天気】晴れ
【距離】4.1km
【コースタイム】
リフトトップ(09:30)-湯の丸山(12:10/12:20)-リフトトップ(13:50)
晴天率高い湯の丸山にしては雪がちらついているイカサない天気だ。それでも中腹まで登ると段々と青空が広がり浅間山も見え始めた。去年より雪が多いのか木々が雪化粧している。
シールを忘れたメンバはスキーを担いでツボ足で登る。ときどき雪に埋もれることもあったが結構登れるもんだ(笑。人気の山で登山道の雪が締まっているのでどうにかツボ足でも歩いて行ける。喘息持ちとシール忘れの二人のせいでいつもの倍の時間がかかったがなんとかメンバ全員で頂上に立てた。
予定では頂上から旧鹿沢ゲレンデに向かって一本滑って登り返す予定だったが...まぁいいでしょう。だってお気楽湯の丸山だもんいろいろあるっても大丈夫。いい天気になった頂上で記念写真をパチリ。
下山後はいつものようにゲレンデスキーを楽しんで締めくくり。回数券がなくなるころにちょうど17:00近く。絶妙な時間配分で一日を楽しんだ。次回は、鹿沢ゲレンデ方面に滑って登り返したい。
湯の丸山スキー場駐車場(トイレあり) 無料
2012年2月1日水曜日
MAMMUT Nirvana Pro 35L 雪山で使った レビュー
MAMMUT Nirvana Pro 35Lを先週末のスノーハイクで使ったのでレビューを書こう。
Nirvana Proは「1日、または複数日のスキーやスノーボードツアー用の、高性能高機能なツーリング/フリーライダー リュックサック。究極の持ち運びの心地よさ、加工、素材、よくデザインされた機能。スノーボードを前面に取り付けた場合でも、主コンパートメントに楽にアクセスできる完全に開いたバックジッパー。」from MAMMUTサイトより引用。
いままでスノーパックとしてOSPREY SWITCH 36Lを使っていたが、バックパネルアクセスできるパックが欲しくて買い換えることにした。OSPREY CODE 30LとMAMMUT Nirvana Pro 35Lのどちらにしようか悩んだが容量差5LでNirvana Proを買うことにした。どうもパッキングが下手なのか30Lだと少し容量が足りない。CODE 38Lは縦長なデザインなのでちょっと食指が動かず。
ゴーグルポケットは裏地付きでクッション材入り。ゴーグルレンズが傷つかないように工夫されている。
アバランチギアポケットはプローブとシャベルポールを収納するスリーブが真ん中にある。そのためOSPREY SWITCHやCODEより長いものを収納しやすい。反対側にはアバランチギアのチェックリストやヘリコプターへの合図方法等が書いてある。
バックパネルの裏側の上にメッシュポケット(キーリング付き)と下にFIRST AIDポケットがついているが、それほど容量は大きくはないので小物整理に活用。
ハイドレーションシステム対応でプラパティクス本体は中のケースに収容できる。本体収納のケースは取り外し可能。ショルダーハーネス左側には断熱ハイドレーションチューブカバーがついているが、Platypusシャットオフバルブがついているとうまく収まりにくい。グローブした手で収めるのは不可能ではないか...
バックパネルは底まで大きく開く。この機能がほしくて買ったのだらか当たり前だがフロントにスノーシューを収容していてもパックの中に簡単にアクセスできる。バックパネルアクセスのアイデアを最初に考えついた人はエライ。
EVAフォームのスノーシェッド素材の背面でOSPREYと同じ素材で作らている。着雪しにくい素材でスノーパック向き。夏なら熱が逃げなくて暑そうだが、スノーパックなので問題なし。
折りたたみ式のヘルメットホルダーがついている。使わないときにはパック本体に収容できる。
バックルの余ったテープをマジックテープでまとめることができる芸の細かさ。キャリアループもパックの中にしまえてすっきり。
ヒップベルト左側のみポケットがついている。ウィダーインゼリーが入らない。ちょっとした小物しか入れることができない。
当然スキーはサイドスキーホルダー(A型)、対角線スキーホルダー、スノーボードホルダーはついている。ジッパーはすべてグローブのままで大丈夫なように取っ手付き。アックスホルダーも左右2ヶ所ある。サイドのスキーホルダーはOSPREYに比べて作りが若干チープな感じがする。
よかった点
30Lの容量でパッキングできるならOSPREY CODE 30Lに軍配をあげる。CODE 30Lは13,125円、Nirvana Pro 35Lは29,925円で価格差ほどNirvana Proが優れているとは思えない。特にハイドレーションのバイトがしまいにくいチューブカバーが自分的には致命的だった。行動食が入らないポケットも×。買ってから勉強しました(笑。まあ、一度はあのMAMMUT様を使ってみたかったという物欲は十分満たされたのでよしとしよう。
2/14追記
滑ると意外に背中にフットしなかった。どうもフレームがカーブしていないのが原因ぽい。
Nirvana Proは「1日、または複数日のスキーやスノーボードツアー用の、高性能高機能なツーリング/フリーライダー リュックサック。究極の持ち運びの心地よさ、加工、素材、よくデザインされた機能。スノーボードを前面に取り付けた場合でも、主コンパートメントに楽にアクセスできる完全に開いたバックジッパー。」from MAMMUTサイトより引用。
いままでスノーパックとしてOSPREY SWITCH 36Lを使っていたが、バックパネルアクセスできるパックが欲しくて買い換えることにした。OSPREY CODE 30LとMAMMUT Nirvana Pro 35Lのどちらにしようか悩んだが容量差5LでNirvana Proを買うことにした。どうもパッキングが下手なのか30Lだと少し容量が足りない。CODE 38Lは縦長なデザインなのでちょっと食指が動かず。
ゴーグルポケットは裏地付きでクッション材入り。ゴーグルレンズが傷つかないように工夫されている。
アバランチギアポケットはプローブとシャベルポールを収納するスリーブが真ん中にある。そのためOSPREY SWITCHやCODEより長いものを収納しやすい。反対側にはアバランチギアのチェックリストやヘリコプターへの合図方法等が書いてある。
バックパネルの裏側の上にメッシュポケット(キーリング付き)と下にFIRST AIDポケットがついているが、それほど容量は大きくはないので小物整理に活用。
ハイドレーションシステム対応でプラパティクス本体は中のケースに収容できる。本体収納のケースは取り外し可能。ショルダーハーネス左側には断熱ハイドレーションチューブカバーがついているが、Platypusシャットオフバルブがついているとうまく収まりにくい。グローブした手で収めるのは不可能ではないか...
バックパネルは底まで大きく開く。この機能がほしくて買ったのだらか当たり前だがフロントにスノーシューを収容していてもパックの中に簡単にアクセスできる。バックパネルアクセスのアイデアを最初に考えついた人はエライ。
EVAフォームのスノーシェッド素材の背面でOSPREYと同じ素材で作らている。着雪しにくい素材でスノーパック向き。夏なら熱が逃げなくて暑そうだが、スノーパックなので問題なし。
折りたたみ式のヘルメットホルダーがついている。使わないときにはパック本体に収容できる。
バックルの余ったテープをマジックテープでまとめることができる芸の細かさ。キャリアループもパックの中にしまえてすっきり。
ヒップベルト左側のみポケットがついている。ウィダーインゼリーが入らない。ちょっとした小物しか入れることができない。
当然スキーはサイドスキーホルダー(A型)、対角線スキーホルダー、スノーボードホルダーはついている。ジッパーはすべてグローブのままで大丈夫なように取っ手付き。アックスホルダーも左右2ヶ所ある。サイドのスキーホルダーはOSPREYに比べて作りが若干チープな感じがする。
よかった点
- バックパネルアクセス:OSPREYだとショルダーベルトのバックルを外さないといけない
- ゴーグルポケット:裏地付きでクッション材あり
- アバランチギアを収めるフロントポケット:OSPREYはスリーブが端にあるので収まりが悪い
- ベルトの余った部分をマジックテープでまとめることができる:芸が細かい!
- ポケット収納が2ヶ所:バックパネルにメッシュポケットとFIRST AIDの2つ
- ヒップベルトのポケットが小さい:行動食すら入らない...
- ショルダーハーネスの断熱ハイドレーション チューブカバー:OSPREYのようにストレッチ素材ではないのでバイトがなかなかうまく収まらない
30Lの容量でパッキングできるならOSPREY CODE 30Lに軍配をあげる。CODE 30Lは13,125円、Nirvana Pro 35Lは29,925円で価格差ほどNirvana Proが優れているとは思えない。特にハイドレーションのバイトがしまいにくいチューブカバーが自分的には致命的だった。行動食が入らないポケットも×。買ってから勉強しました(笑。まあ、一度はあのMAMMUT様を使ってみたかったという物欲は十分満たされたのでよしとしよう。
2/14追記
滑ると意外に背中にフットしなかった。どうもフレームがカーブしていないのが原因ぽい。
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