【登山方法】山スキー
【天気】雪後晴れ一時雨
【距離】未測定
【コースタイム】
姥沢駐車場(9:30)-リフト(10:00)-姥ヶ岳1610m下山(10:20)-休憩所(11:00)-車で移動- 自然博物園(12:30)-石跳沢1160m(14:30)-自然博物園(15:10)
リフトトップから目指す姥ヶ岳がまったく見えない。リフトトップから100m登った時点で猛吹雪。視界はすごぶる悪い。登っていても、ちっとも楽しくない。姥ヶ岳までは、行けると思ったが、この視界の中降りやすい斜面を探すのは困難と判断して中止とした。
一旦姥ヶ岳休憩所に戻り、様子を見る。姥ヶ岳休憩所では雪・風ともにそれほど強くない。様子を伺うが、天候が回復する兆しが見えない。ここにずっといても仕方がない。あきらめ肝心と、石跳沢ピストンに切り替えた。ピストン登山なら少々吹雪こうが道迷いの心配がない。
車に乗り込み、自然博物園に着く。空はうっすら晴れている。シールを付けたスキーを履いて、森の中へ。石跳沢を降りてくるスキーヤーと出会った。「上はひどい天気だよ」「3時くらいまでで、行けるところまで行って帰ってきます」
小一時間歩き、遅いお昼にした。バーナーで水を沸かす。のんびり昼食をとっていると雪が降ってきた。14:30までと決めて石跳沢を登る。ところどころ早春の沢がのぞいている。高度を上げるごとに風が強くなり、雪が多くなる。14:30に少し開けた台地に出た。時間切れ、自然博物園に戻る。青空と残雪そして山毛欅のコントラストが美しかった。どうにかそれなりの一日を過ごすことができた。
次の日の朝、テントで寝ていると、ヘリから行方不明者を探す呼び掛けが聞こえた。
姥沢駐車場1,000円(トイレ更衣室あり)
リフト1回560円